PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2017-07-30)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

setime-1.9-1
  • ibus の遅延起動は、Plasma 環境の場合にのみ行うように変更しました。
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PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2017-07-24)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.16-0.3
  • ビルドオプションに --with-no-snooper-apps='' を追加して再ビルドしました。

    これは最近の更新の影響(?)で、インプットメソッドに ibus を使用している場合に Firefox と Chrome で 日本語入力ができなくなった問題への応急的な対応です。

    ただ、今回の再ビルドで Firefox では日本語入力ができるようになったのですが、Chrome については問題を解決できませんでした。何か別の対応が必要なのかもしれません。

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PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2017-07-23)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

setime-1.8-1
  • Plasma 5 環境での問題を修正しました。(詳細は後述)
  • Plasma 5 環境の方はこのパッケージをインストール後に、再度 setime または gsetime を実行してください。
  • PCLinuxOS が KDE4 のサポートを終了していること、addlocale の最新版では KDE4 に対応するコードを削除したことを受けて、KDE4 に関係する記述を削除しました。

【 setime-1.8 での変更点について 】

要点を先に述べますと、Plasma 5 の Konsole 上での fcitx の
konsole 上での fcitx の問題
こんな問題や、ibus の
konsole 上での ibus の問題
こんな問題を修正しました。

以前はこのような状態になることは無かったので、最近更新された Plasma 5 関連のパッケージに何か仕様変更のようなものが有ったの "かも" しれません。ちなみに MATE の端末ではこのような問題は発生していません。

このような状態になるのは Konsole が起動されるたび、または Konsole で新規タブが開かれるたびに $HOME/.bash_profile の内容が実行され、そこに記述されているインプットメソッドを多重起動しようとするのが原因ではないかと推察されます。

そこで、インプットメソッドが既に起動しているか否かの判定を行って、起動されていない場合にのみ起動コマンドを実行するインプットメソッド起動用の簡単なスクリプトを新たに作成し、$HOME/.bash_profile からはこのスクリプトを呼び出すように変更しました。

新たに作成したスクリプトは下記の3つで、/usr/bin 下に配置しています。

  • ibus-autostart.sh
  • fcitx-autostart.sh
  • scim-autostart.sh (scim と scim-bridge の兼用)

※ uim は多重起動になることが無いので作成していません。


【 あらためて setime 使用上の注意点について 】

  1. setime|gsetime での設定を行った後に ibus-qt や fcitx-qt5 などの Qt 対応パッケージのインストールを行った場合には、環境変数の QT_IM_MODULE の設定を更新するために、再度 setime|gsetime を実行してください。

  2. setime|gsetime は、PCLinuxOS のインストール後にローカリゼーションマネージャー (addlocale) を用いて日本語化を行った環境を前提としています。従って以下の例のようなそれ以外の環境の場合、setime|gsetime によって設定されたインプットメソッドが正しく動作しない可能性があります。

    • addlocale を用いずに独自に日本語化を行った
    • 独自の方法でインプットメソッドの設定を行っている
    • システムの言語設定は英語だが、現在のユーザーだけ日本語設定になっている
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PCLOS: 昨日の野良リポジトリ (2017-06-27)

昨日、下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

libkkc-0.3.5-7.git20170328
  • openSUSE の M17N リポジトリの libkkc のパッケージからパッチを1件拝借してきて適用しました。
setime-1.5-1
  • ibus の設定方法を変更しました。これにより ibus のショートカットキーとステータスアイコンの 左/右クリック のメニュー表示がやっと両立できるようになりました。(詳細は後述)
ibus-1.5.16-0.2
  • setime での ibus の設定方法の変更を受けて、setime の要求バージョンを 1.5 以上に変更しました。

------------------------------

uim で現在の環境での挙動に怪しげなところが見られたので、uim のパッケージ一式を nora-test セクションから削除しました。


【 setime-1.5 での ibus の設定方法の変更について 】

ibus の設定は前版までは、$HOME/.bash_profile に動作に必要な環境変数を記述し、$HOME/.config/autostart 下に ibus の自動起動用の desktop ファイルを置いていました。

自動起動用の desktop ファイルを用いたのは、Plasma 環境でシステムトレイ上の ibus のステータスアイコンの 左/右クリック でメニューを表示させるためでした。ただこの方法では、本来は利用できる(できなければいけない)はずの [Super]+[Space] キーによる入力エンジンの切り替えなどのショートカットキーが機能しないという問題がありました。

一方、自動起動用の desktop ファイルを用いずに ibus を $HOME/.bash_profile 内で起動した場合や、設定を $HOME/.i18n に全て記述した場合にはショートカットキーは機能しましたが、この場合にはステータスアイコンの 左/右クリック でのメニュー表示ができなくなりました。

つまり「こちらを立てればあちらが立たず、あちらを立てればこちらが立たず」状態になっていたわけです。

今回の 1.5 では自動起動用の desktop ファイルの使用を止め、ibus を $HOME/.bash_profile 内で起動しています。ただしその起動は sleep コマンドを併用して遅延起動としています。具体的には下記のように実行しています。

(sleep 2; ibus-daemon -d -x) &

これによってメニュー表示とショートカットキーの両方がやっと利用できるようになりました。(ibus の絵文字入力支援機能の絵文字選択ダイアログの表示も [Ctrl]+[Shift]+[e] キーによって行えるようになりました)

極めて場当たり的な対応ですし、なぜ遅延起動させることによって問題が解決できるのかという真の理由も分かっていなかったりするのですが、とりあえずは結果オーライということで、当面はこの設定方法で行こうと考えています。

なお、sleep コマンドを併用した遅延起動という方法は、openSUSE の ibus の自動起動スクリプトを参考にさせて頂きました。

【既知の問題】Plasma のデスクトップ表示直後に画面の左上コーナーに黒い正方形が表示されることがあります。ibus のステータスアイコンをクリックすると、この黒い正方形は消えます。

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PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2017-05-21)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.16-0.1
  • ソースを 1.5.16 へ更新しました。
  • 今回のビルドから絵文字辞書(絵文字入力支援機能)を有効にしています。(後述)
  • このパッケージには後述する "既知の問題" があります。

【 絵文字入力支援機能について 】

この機能は、使用している入力エンジンに依存することなく ibus 自身で絵文字を入力することができるようにするものです。

システムトレイ上の ibus のステータスアイコンを右クリックして表示されるメニューの「絵文字の選択」をクリックします。
ibus 絵文字の選択

すると下図のように絵文字のカテゴリーの一覧が表示されます。図では例として「動物と自然」を選択してみます。
ibus 絵文字の選択-2

指定したカテゴリーの絵文字の選択ダイアログが表示されるので、必要なものを選択すればその絵文字を入力することができます。
ibus 絵文字選択ダイアログ

また、「IBus の設定」には下図のように新たに「絵文字」というタブが追加されており、絵文字選択ダイアログに関する選定が行なえます。
IBus の設定 - 絵文字

この中で「絵文字フォント」は、Symbola フォントのように絵文字を表示できるフォントを指定しておく必要があります。そうでないと、絵文字選択ダイアログで表示される絵文字がいわゆる "豆腐" になってしまいます。(Symbola フォントを使用するには fonts-ttf-ancient-symbola パッケージをインストールしてください)

なお Plasma 5 環境では後述する「既知の問題」で、「絵文字の選択」で設定されたキーボードショートカットが機能しません。


【 既知の問題 】

Plasma 5 環境では、[Super]+[Space] キーによる入力エンジンの切り替え、および、[CTRL]+[Shift]+[e] キーによる絵文字選択ダイアログの表示、が機能しません。

ただ、システムトレイ上の ibus のステータスアイコンを "左/右クリック" して表示されるメニューから、これらのショートカットキーと同じ機能を使用することは可能です。

(MATE 環境ではこれらのショートカットキーは正常に機能します。その他のデスクトップ環境では未確認です。)

MATE 環境では問題が発生しないこと、Mageia 6 stg2 の Plasma 5 上ではこれらのショートカットキーは正常に動作することが確認できたことから、これは ibus 側の問題ではないと考えています。

原因は、

  • PCLinuxOS の Plasma 5 の問題
  • 私のパッケージング上の問題
  • setime によるインプットメソッドの設定の問題
のいずれかの可能性が高いと考えていますが、今のところ原因が全く掴めていません m(_ _;)m

なお ibus の設定(環境変数)を $HOME/.i18n に全て記述した場合や、ibus-daemon を $HOME/.bash_profile 内で起動した場合には、Plasma 5 環境でも上記のショートカットキーが正常に機能することを確認しています。 しかしこの場合には、システムトレイ上の ibus のステータスアイコンを "左/右クリック" して表示されるはずのメニューが全く表示されなくなるという別の問題が発生します。

(ibus-1.5 以降の「インプットメソッド自体は常に ON、日本語入力の ON/OFF は入力エンジン側で行う」という仕様を考えた場合、上記のショートカットキーが使えないことよりも、ステータスアイコンを "左/右クリック" して表示されるはずのメニューが表示されなくなることの方が問題が大きいと考え、setime では "左/右クリック" によるメニュー表示が行えるような設定を行っています。)

【 2017年6月27日 追記 】

setime-1.5 での ibus の設定方法の変更により、上述の「既知の問題」は解消されました。

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ibus のステータスアイコンの文字色の変更方法

この件については以前に ”ibus-1.5.11 以降の入力モード表示機能の表示色変更方法” として書きました。

うんが、そこで書いた方法よりも、もっともっともっと簡単に変更できる方法が ”続・ibus-skkでステータスアイコンを表示する方法 - いくやの斬鉄日記” で紹介されています。

アイコンの文字の色は

$ gsettings set org.freedesktop.ibus.panel xkb-icon-rgba '#ffffff'

で変更できます。これで白になります。

勿論、'#ffffff' の部分を変更すれば他の色に変えることが可能です。変更は直ちに反映され、ibus の再起動は必要ありません。

私が以前に書いた方法では、root 権限で変更する必要がある、変更がシステム上の全てのユーザーに影響する、ibus が更新された場合には変更した値がリセットされてしまう、と良い所無しでしたが、こちらの方法だとユーザー権限で実行するので、ユーザー毎の設定が可能、ibus が更新されても変更した値がリセットされない、と良い事ずくめです。

【 2017年7月22日 追記 】

Plasma 5 環境では ibus を再起動しないと変更した設定が反映されません。

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PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2017-03-11)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.15-0.2
  • ソースを更新しました。
  • 絵文字辞書は無効でビルドしています。(--disable-emoji-dict)
    ("IBus の設定" 画面に「Emoji dialog」というショートカットキーの項目がありますが、今回のビルドではこれは機能しません)
  • 【既知の問題】
    [Super]+[Space] キーによる入力エンジンの切り替えが機能しません。ただ、システムトレイ上の ibus のステータスアイコンを左クリックして切り替えることは可能です。
    ちなみに Mageia 6 sta2 で ibus-1.5.15 をビルドしてみたところ、上記キーによる切り替えは正常に動作しました。従ってこの問題は ibus 側ではなくて、PCLinuxOS 側もしくは私のパッケージング上の問題の可能性が高いと考えていますが、今のところ原因が掴めていません m(_ _;)m
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PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2017-02-16)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

mozc-2.20.2677.102-2
  • 郵便番号データを2017年1月版へ更新しました。
  • Plasma 5 環境に uim-mozc をインストールした場合にデスクトップが立ち上がらなくなるという問題が発生するため、uim-mozc を生成しないようにしました。
mozc-neologd-ut-2.20.2677.102-3.20170116.1
  • uim-mozc-neologd-ut を生成しないようにしました。
ibus-1.5.14-9.git20170213
  • 現時点での最新のリビジョンを用いてビルドしました。
fcitx-qt5-1.1.0-1
fcitx-configtool-0.4.9-1
kcm5-fcitx-0.5.4-1
  • いずれもソースを更新しました。
setime-1.1-1
  • 下記の仕様変更を行いました。

    1. 従来は $HOME/.bash_profile にインプットメソッドを起動するためのコマンドを記述していましたが、これを取り止めて新たに $HOME/.config/autostart/ 下にインプットメソッド自動起動用の desktop ファイルを生成するように変更しました。(uim を除く ← uim の場合はシステム側によって自動的に起動されるため)
      これにより、$HOME/.bash_profile には環境変数の設定のみが記述されます。

      この仕様変更は前回のエントリで書いた「Plasma 5 のシステムトレイ上の ibus のステータス表示を左右クリックして表示されるはずのメニューが出ない」という問題への回避策です。
      またこの変更によって、「Plasma 5 でディスプレイマネージャに gdm を使用している場合、システムトレイの fcitx のアイコンが表示されない場合がある」という問題も回避できている模様です。

    2. システムワイドな設定は行えなくなりました。setime または gsetime の実行によるインプットメソッドの設定は、常にカレントユーザーに対してのみ適用されます。


下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

uim-1.8.6-13.git20161106
  • 現時点での最新のリビジョンを用いてビルドしました。
  • 上述した Plasma 5 環境での uim-mozc の問題が回避できるまで、uim は nora-test セクションに置きます。
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PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2016-11-23)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.14-2.git20161012
  • ソースを git リポジトリの最新リビジョンへ更新しました。
mozc-2.19.2663.102-1
  • ソースを 2.19.2663.102 へ更新しました。
  • 郵便番号データを2016年10月版へ更新しました。
mozc-neologd-ut-2.19.2663.102-1.20161121.1
  • ソースを 2.19.2663.102.20161121.1 へ更新しました。
  • パッチ適用済みソースを用いてビルドしています。
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PCLOS: 野良リポジトリ近況

昨日、下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.14-1
  • ソースを 1.5.14 へ更新しました。
  • 1.5.14 で新たに実装された emoji-dict 機能ですが、ビルドに必要な nodejs 関連のパッケージが PCLinuxOS では一切提供されていない等の理由により、今回はこの機能は無効にしてビルドしています。

この他、前回の更新記事以降にも幾つかのパッケージを投入しています。そのほとんどはソースの更新です。

一方、公式リポジトリに存在しないために、新たに投入したパッケージは下記の2件です。

fcitx-qt5
  • Fcitx の Qt5 用モジュールです。
kcm5-fcitx
  • Fcitx の設定を Plasma 5 の「システム設定」上で行う為のモジュールです。Plasma 5 を採用した Preview 版が公開されたことを受けて新たに作成しました。
    当然ですが KDE4 環境にはインストールできません。(KDE4 環境では kcm-fcitx を使用してください)

なお、公式リポジトリにおいて32bit版のサポートが事実上停止されたことから、拙作の野良パッケージも64bit版のみの提供とさせて頂きます。

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PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2016-02-23)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.13-1
  • ソースを 1.5.13 へ更新しました。
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PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2016-02-07)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

m17n-db-1.7.0-0.1
  • ソースを ver.1.7.0 へ更新しました。
m17n-lib-1.7.0-0.1
  • ソースを ver.1.7.0 へ更新しました。
fcitx-m17n-0.2.3-1.git20151212
  • 公式リポジトリには存在しないパッケージで、現時点での最新のリビジョンを用いて新規にビルドしました。
  • m17n-lib-1.7.0 を用いてビルドしました。
ibus-m17n-1.3.4-2.1.git20141113
  • 現時点での最新のリビジョンを用いてビルドしました。
  • m17n-lib-1.7.0 を用いてビルドしました。
scim-m17n-0.2.3-5.1
  • m17n-lib-1.7.0 を用いてビルドしました。
uim-1.8.6-6.1
  • m17n-lib のサポートを有効化してビルドするとともに、uim-m17n を新たにサブパッケージとして分離しました。
  • m17n-lib-1.7.0 を用いてビルドしました。
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ibus-1.5.11 以降の入力モード表示機能の表示色変更方法

【 2017年5月3日 追記 】

下で書いている方法よりももっと簡単に変更できる方法を ”ibus のステータスアイコンの文字色の変更方法” で書きました。
--- 追記ここまで ---


これについては 本日の野良リポジトリ (2016-01-12) の補足説明部分でも書きましたが、自分自身が後から見易いように単独のエントリとして上げておきます。

※ 以下の操作は全て root 権限で行います。

  1. エディター等で
    /usr/share/glib-2.0/schemas/org.freedesktop.ibus.gschema.xml
    を開く。

  2. 145行目の
    <default>'#415099'</default>
    が表示色の設定なので、好みの色に変更する。
    例えば白色に変更する場合には下記のように修正する。
    <default>'#ffffff'</default>

    ※ 環境によっては org.freedesktop.ibus.gschema.xml の内容が長い1行となっている場合があるので、その場合には #415099 を文字列検索して修正箇所を見つける。

  3. 修正した org.freedesktop.ibus.gschema.xml を保存する。

  4. ターミナル上で
    glib-compile-schemas /usr/share/glib-2.0/schemas
    を実行する。

この後 ibus を再起動すれば表示色が変更されています。

なお、この変更は ibus のパッケージが更新される度にデフォルトに戻されてしまいますので、その都度、再変更が必要となります。


【パネル背景色がダーク系の場合の入力モード表示の見え方の違いの例】

デフォルトの表示色の場合
ibus-mozc システムトレイでの入力モード表示(デフォルト)

表示色を白に変更した場合
ibus-mozc システムトレイでの入力モード表示(白色)

【蛇足】

Mozc は 2.17.2313.102 以降で ibus-1.5.11 以降の入力モード表示機能に対応しました。

Anthy 自体は ibus-1.5.11 以降の入力モード表示機能に対応していませんが、ibus-anthy-1.5.7 以降でこの機能がサポートされており、結果として Anthy でも入力モード表示が行えるようになっています。

libkkc は現在のところ ibus-1.5.11 以降の入力モード表示機能に対応していません。

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PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2016-01-20)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

mozc-neologd-ut-2.17.2313.102-4.20160118.1
  • Mozc NEologd UT 辞書を 20160118.1 版へ更新しました。
ibus-1.5.12-1
  • ソースを 1.5.12 へ更新しました。
ibus-anthy-1.5.8-1
  • ソースを 1.5.8 へ更新しました。
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本日の野良リポジトリ (2016-01-12)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

mozc-2.17.2313.102-1
  • ソースを 2.17.2313.102 へ更新しました。
  • 郵便番号データを2015年12月版へ更新しました。
  • fcitx-mozc を生成するためのパッチを 2.17.2313.102.1.patch へ更新しました
  • uim-mozc を生成するのに必要な macuim を最新のリビジョンへ更新しました。
self-build-mozc+utdict-2.17.2313.102-1.20151130
  • Mozc のソースを 2.17.2313.102 へ更新しました。
ibus-1.5.11-7.git20151104
  • Mozc の入力モードに応じてシステムトレイのアイコンを変化させるようにするパッチを外しました。(Mozc に同等の機能が実装された為)

【ibus-mozc のシステムトレイのアイコン表示について】

今まで拙作の ibus のパッケージでは、openSUSE から拝借してきた「Mozc の入力モードに応じてシステムトレイのアイコンを変化させるようにするパッチ」を適用してビルドしてきました。

しかし今回の mozc-2.17.2313.102 では ibus-1.5.11 の icon_prop_key 機能がサポートされ、ibus にパッチを当てなくても Mozc の入力モードに応じてシステムトレイのアイコン表示が変化する様になりました。(参考ページ: Support 'icon_prop_key' entry in ibus-mozc · Issue #344
この為、今回の ibus のビルドではパッチを外しています。

なおデフォルトのアイコン表示(正確には「シンボル表示」「ステータス表示」と言うべきか?)の色は青系(#415099)に設定されていますが、この色だと下図の例の様にパネルの背景色がダーク系の場合に視認性が良くありません。表示色を白系に変更すると視認性がかなり向上します。

デフォルトの表示色の場合
ibus-mozc システムトレイでのステータス表示(デフォルト)

表示色を白に変更した場合
ibus-mozc システムトレイでのステータス表示(白色)

この表示色の変更は下記の手順で行うことが出来ます。

  1. root 権限でエディター等で
    /usr/share/glib-2.0/schemas/org.freedesktop.ibus.gschema.xml
    を開く。

  2. 145行目の
    <default>'#415099'</default>
    が表示色の設定なので、好みの色に変更する。
    例えば白色に変更する場合には下記のように修正する。
    <default>'#ffffff'</default>

  3. 修正した
    /usr/share/glib-2.0/schemas/org.freedesktop.ibus.gschema.xml
    を保存する。

  4. root 権限で
    glib-compile-schemas /usr/share/glib-2.0/schemas
    を実行する。

  5. ibus を再起動する。

【1月13日 追記】

上述の表示色を変更する方法は PCLinuxOS でのみ有効な手順で、他のディストリビューションでは使えない方法かもしれません。実際に手元の Mageia 5 では上述の方法では表示色を変更することができませんでした。

【 2017年5月3日 追記 】

上で書いている方法よりももっと簡単に変更できる方法を ”ibus のステータスアイコンの文字色の変更方法” で書きました。

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本日の野良リポジトリ (2015-12-28)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

fcitx-4.2.9.1-2
  • 後述の /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 に関する問題への対応を行いました。
ibus-1.5.11-6.git20151104
  • 後述の /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 に関する問題への対応を行いました。
uim-1.8.6-6
  • 後述の /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 に関する問題への対応を行いました。
  • anthy 用のモジュールを uim-anthy として分離しました。
  • kde4 のパネル用アプレットを uim-kde4 として分離しました。
scim-1.4.15-0.2
  • ソースを 1.4.15 へ更新しました。
  • 後述の /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 に関する問題への対応を行いました。
scim-bridge-0.4.16-3.2
  • scim-1.4.15 を用いてビルドしました。
  • 後述の /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 に関する問題への対応を行いました。
scim-anthy-1.2.7-3.1
  • scim-1.4.15 を用いてビルドしました。

【 /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 の typo について 】

各インプットメソッドの野良パッケージの動作確認を行っている過程で、
/usr/bin/gtk-query-immodules-2.0
に重大な typo があることを発見しました。

この /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 自体はシェルスクリプトで、システムが 32bit なのか 64bit なのかを判定してそれぞれの gtk-query-immodules-2.0 を実行するものです。
gtk-query-immodules-2.0 の実体は %{_libdir}/gtk-2.0/bin/ 下に存在しています。

--- /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0.orig
+++ /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0
@@ -5,8 +5,8 @@
   EC64=$?
 fi
 EC32=0
-if [ -x /usr/lib/gtk-2.0bin/gtk-query-immodules-2.0 ]; then
-  /usr/lib/gtk-2.0bin/gtk-query-immodules-2.0 "$@"
+if [ -x /usr/lib/gtk-2.0/bin/gtk-query-immodules-2.0 ]; then
+  /usr/lib/gtk-2.0/bin/gtk-query-immodules-2.0 "$@"
   EC32=$?
 fi
 if [ "$EC64" = "0" ]; then

ご覧のように 32bit 版用の処理の部分で / が1つ抜けている為に path が不正となり、32bit 版では実体の /usr/lib/gtk-2.0/bin/gtk-query-immodules-2.0 が実行されません。

この /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 は ibus, fcitx などの各インプットメソッドにとって重要なスクリプトです。
各インプットメソッドの gtk2 用のモジュールはそのインストール時の後処理において
/usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 --update-cache
を実行しています。これを実行しておかないと gtk2 アプリ上でそのインプットメソッドが動作しないからです。

しかるに /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 のこの typo により 32bit 版では実際には gtk-query-immodules-2.0 が実行されておらず、新たにインプットメソッドをインストールした場合、gtk2 アプリ上で日本語入力が出来ないという問題が発生します。

本日野良リポジトリに投入した fcitx, ibus, scim, scim-bridge, uim の各インプットメソッドのパッケージではこの問題に対応する為に、gtk2 用のモジュールのインストール後処理において、実体である %{_libdir}/gtk-2.0/bin/gtk-query-immodules-2.0 を直接実行するようにしています。

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本日の野良リポジトリ (2015-07-19)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

anthy-9100h-50
  • Fedora のパッケージを元にして作成しました。
ibus-1.5.11-1
  • ソースを 1.5.11 へ更新しました。
  • Mozc の入力モードに応じてシステムトレイのアイコンを変化させるようにするパッチを 1.5.11 用に修正して適用しています。
ibus-anthy-1.5.7-1
  • ソースを 1.5.7 へ更新しました。
  • anthy-9100h-50 と ibus-1.5.11 を用いてビルドしています。
ibus-kkc-1.5.22-2
  • /usr/share/appdata/kkc.appdata.xml を生成するようにしました。
  • ibus-1.5.11 を用いてビルドしています。
ibus-skk-1.4.2-2.git20150413
  • /usr/share/appdata/skk.appdata.xml を生成するようにしました。
  • ibus-1.5.11 を用いてビルドしています。
mozc-2.17.2106.102-1
  • ソースを 2.17.2106.102 へ更新しました。
  • 郵便番号データを2015年6月版へ更新しました。
  • fcitx-mozc を生成するためのパッチを 2.17.2102.102.1 へ更新しました
  • uim-mozc を生成するのに必要となる macuim のリビジョンを d9836422badab55782a971f995f854bc21b9f8aa へ更新しました。
  • ibus-1.5.11 を用いてビルドしています。
self-build-mozc+utdict-2.17.2106.102-1.20150715
  • Mozc UT Dictionary の 20150715 に対応しました。
  • 今回はパッチ適用済ソースを用いてビルドするようにしています。
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本日の野良リポジトリ (2015-05-26)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

fcitx-4.2.9-1
fcitx-anthy-0.2.2-1
fcitx-kkc-0.1.2-1
fcitx-skk-0.1.2-1
  • いずれもソースを最新のリリース版へ更新しました。
ibus-1.5.10-3.git20150525
ibus-skk-1.4.2-1.git20150413
libkkc-0.3.5-3.git20150522
libskk-1.0.2-1.git20150413
libxkbcommon-0.5.0-0.1
  • fcitx-4.2.9 のビルドでは libxkbcommon-0.5.0 以上が要求されますが、現在の公式リポジトリのそれは 0.4.3 なため、バージョンを 0.5.0 へ上げてビルドしたものを投入しました。
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昨日と本日の野良リポジトリ (2015-04-12)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.10-2
  • dconf-0.22.0 を用いて再ビルドしました。
  • システムトレイ上のアイコンを Mozc の入力モードに応じて変化させるようにするパッチを更新しました。(openSUSE からの拝借)
  • [注意1] 32bit版には dconf-0.22.0 が未だ来ていないため、今のところ64bit版のみの投入です。 32bit版にも投入しました。(4月13日 23:20)
  • [注意2] このパッケージのインストール後は、念の為にシステムを再起動してください。
kde-l10n-ja-14.12.3-1.1
  • konsole や kate などが日本語化されない問題を修正しました。(別記参照)

【 kde-l10n-14.12.3-1.1 について 】

公式リポジトリでは先日 kde-l10n-ja が更新されて 14.12.3-1 が来ましたが、これをインストールすると konsole や kate などが日本語化されずに英語表記に戻ってしまうという問題が発生しました。

当初は PCLinuxOS でのパッケージング上で何か不都合が有ってこの様な問題が発生しているのかと思っていたのですが、その後、 kde-l10n-ja-14.12.3 のソース自体に konsole や kate の KDE 4 用の日本語翻訳ファイルが含まれてないことが判りました。(KDE 5 用の日本語翻訳ファイルは含まれている)
ちなみに 14.12.3 のソースは下記URLから取得できます。

実用上致命的な問題という訳ではありませんが、このままでは何かスッキリしないので、 14.12.3 で抜け落ちた日本語翻訳ファイルを旧版の 4.14.3 から引っ張って来るという荒業を使ってビルドしたものを野良リポジトリに投入しました。

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本日の野良リポジトリ (2015-02-25)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.10-1
  • ソースを更新しました。
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本日の野良リポジトリ (2015-01-20)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

fcitx-4.2.8.5-2.git20141209
fcitx-configtool-0.4.8-3.git20141209
fcitx-kkc-0.1.1-2.git20140810
fcitx-skk-0.1.1-2.git20141213
kcm-fcitx-0.4.3-2.git20141209
ibus-1.5.9-3.git20150106
ibus-qt-1.3.3-1.git20140501
  • それぞれ、現時点での最新のリビジョンを用いてビルドしました。
fonts-ttf-japanese-0.20150115-1
  • UmePlusフォントを20150115版へ更新しました。
unzip-6.0-1.4
  • 使用している Ubuntu Japanese Team 製のソースファイルを最新のものへ更新しました。
mozc-2.16.2020.102-1
  • ソースを 2.16.2020.102 (r486) へ更新しました。
  • r483 で郵便番号辞書生成スクリプトが修正された為、加工済み郵便番号データの使用を中止してオリジナルのデータを使用するように戻しました。
self-build-mozc+utdict-2.16.2020.102-1.20150114
  • mozc のソースを 2.16.2020.102 (r486) へ更新しました。
  • 追加辞書を自前で生成する為、ビルドにはそれ相応の時間を要します。
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本日の野良リポジトリ (2014-09-17)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.9-1
  • ソースを更新しました。
ibus-anthy-1.5.6-1
  • ソースを更新しました。
  • 不要になったパッチを外しました。
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PCLinuxOS の公式リポジトリの ibus-1.5.4 は正常動作しません

今までちゃんと書いていなかったので、改めて注意喚起の意味を込めて書いておきます。

現時点で公式リポジトリで提供されている ibus-1.5.4 は、パッケージング上の問題から正常動作しません。
但し、インストール後に下記のコマンドを実行してから再ログインすれば、動作するようになると思われます。

# dconf update
# gtk-query-immodules-2.0 --update-cache

この様な面倒を回避したいのであれば、fcitx を使用するか、拙作の野良リポジトリの ibus を使用するか、そのどちらかをお勧めします。

なお、PCLinuxOS で ibus, fcitx, uim を使用する場合の注意点について でも書いた様に、Localization Manager (addlocale) を用いて日本語化を行った環境では、必ず「入力メソッドの選択」を用いて ibus や fcitx の設定を行ってください。

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本日の野良リポジトリ (2014-07-26)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.8-1
  • ソースを更新しました。
  • 不要になったパッチを削除しました。

【 22:15 追記 】

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

self-build-setup-1.0.2-1
  • ソースを更新しました。
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本日の野良リポジトリ (2014-05-15)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.7-0.3
  • こちらの問題への対処として、ビルドオプションに --with-no-snooper-apps='' を追加しました。(一応、今のところは問題は再発していません)
mozc-1.13.1651.102-3
  • ibus-1.5.7 を用いてビルドしました。
  • 既に不要となっていたパッチを1件外しました。
  • 郵便番号データを2014年4月版へ更新しました。

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下記のパッケージを nora-test セクションから nora セクションへ移動させました。これにより、野良リポジトリの ibus は 1.5 系へ完全に移行しました。

ibus-anthy-1.5.5-0.1
ibus-kkc-1.5.20-0.156
ibus-qt-1.3.3-0.1.157
ibus-skk-1.4.1-1.156
libkkc-0.3.3-0.1
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本日の野良リポジトリ (2014-05-04)

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

ibus-1.5.7-0.2
  • 4月30日の記事で書いた「IBus の設定」の窓が横長ビローンになる問題に対して、IBus の開発リポジトリにこれを修正するパッチがコミットされました。今回の野良ビルドでは、前回の「IBus の設定」の説明文に強制的に改行を挿れる回避策に替えて、このパッチを適用しています。
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本日の野良リポジトリ (2014-04-30)

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

ibus-1.5.7-0.1
  • ソースを更新しました。
  • このバージョンでは、プロパティパネルが初期状態では非表示設定となりました。
  • 「IBus の設定」の表示が無駄に横長になる問題への応急的な対応を行いました。(別記参照)
  • なお、こちらで書いた問題は依然として完全な解決には至っていません。
ibus-qt-1.3.3-0.1.157
  • ソースを更新しました。
  • ibus-1.5.7 を用いてビルドしました。
jd-2.8.8-0.rc140429
  • ソースを更新しました。

【「IBus の設定」窓の横幅について】

gtk+3.0 が 3.12.1 へアップグレードされてから、「IBus の設定」窓が無駄に横長で表示される様になってしまいました。gtk+3.0 がアップグレードされる前の 3.6.4 だった頃には、こちらのエントリーのスクリーンショットの様に適正な幅で表示されていましたが、現在は下図の様な状態です。(ibus-1.5.x の「IBus の設定」では gtk+3.0 が使用されています)

[横にビローンな状態]
ibus-setup 横長びろーん

この様な表示になってしまうのは、「IBus の設定」の「入力メソッド」タブの最下部の説明文が gtk+3.0-3.12.1 では適切な折り返しがされていない為だと思われます。 今回の野良ビルドではこの問題を応急的に回避する為、この説明文に強制的に改行を挿入して横幅を適正にする様にしました。

[強制的に改行を挿入した状態]
ibus-setup 強制改行

【 2014年5月4日 追記 】

IBus の開発リポジトリにこの問題を修正するパッチがコミットされたので、説明文に強制的に改行を挿れる回避策に替えてこのパッチを適用した ibus-1.5.7-0.2 を野良リポジトリに投入しました。

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本日の野良リポジトリ (2014-04-12)

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

choqok-1.4-3.1.97d7cf75
ibus-1.5.6-0.2
  • Requires に setime を追加しました。
mozc-1.13.1651.102-2.156
  • Issue 201 のパッチを 1.13.1651.102 用に微修正を行った上で適用しています。
  • このパッチを適用することにより、ibus-1.5.x での mozc の起動直後の入力モードが直接入力となります。ibus-1.5.x で IM は常時 ON の状態のままで、日本語入力と直接入力の切り替えを IME の入力モードの変更で行っている場合には、こちらの方が使い易いと思います。

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公式リポジトリに sylpheed-3.4.1 が来た為、32bit向けの nora セクションから sylpheed-3.3.1-0.1 を、 nora-test セクションからは sylpheed-3.4.1-0.1削除 しました。

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PCLinuxOS で ibus, fcitx, uim を使用する場合の注意点について

PCLinuxOS を新規にインストールして Localization Manager (addlocale) を用いて日本語化を行った環境では、scim-bridge がデフォルトのインプットメソッドに設定されています。

この環境で scim-bridge 以外の ibus, fcitx, uim の各インプットメソッドを使用する場合には、必ず「入力メソッドの選択」 (コマンド名: gsetime) を用いて設定を行ってください。

gsetime-0.88

「入力メソッドの選択」を用いずに「PCLinuxOS コントロールセンター」の "システム" → "システムの言語を設定" 経由でインプットメソッドの設定を行った場合には、Localization Manager によって /usr/share/X11/xdm/Xsession 内に記述された scim-bridge の環境変数の設定や、scim-bridge を自動的に起動する /etc/xdg/autostart/scim-bridge.desktop ファイルがそのまま残ってしまい、 ibus, fcitx, uim の各インプットメソッドの正常動作に悪影響を及ぼします。

setime パッケージのインストール時、及び、「入力メソッドの選択」の起動時に於いては Localization Manager が行ったこれらの設定が残っていないかの確認を行い、問題が存在する場合には修正・削除を行って ibus, fcitx, uim の各インプットメソッドが正常動作する様にしています。

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本日の野良リポジトリ (2014-04-03)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

sylpheed-3.4.0-0.1
  • ソースを更新しました。
gettext-0.18.3.2-0.1 [32bitのみ]
swig-2.0.12-0.1 [32bitのみ]
  • これらのバージョンは64bit版向けの公式リポジトリでは既に提供されていたものですが、何故か32bit版向けには未だ提供されていませんでした。そこで32bit版向けに再ビルドして投入しました。

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下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

ibus-1.5.6-0.1
  • 1.5 系を遂に投入しました。
  • Fedora のパッケージをベースとしていますが、openSUSE からもシステムトレイのアイコン上で mozc の入力モードを表示できる様にするパッチも導入しています。
  • 別記の「ibus-1.5.x について」も参照してください。
ibus-anthy-1.5.5-0.1
  • Fedora のパッケージをベースにして ibus-1.5.6 を用いてビルドしました。
  • 別記の「ibus-anthy-1.5.5 の既知の問題」も参照してください。
ibus-qt-1.3.2-3.156
  • ibus-1.5.6 を用いて再ビルドしました。
ibus-skk-1.4.1-1.156
  • ibus-1.5.6 を用いて再ビルドしました。
mozc-1.13.1651.102-1.156
  • ibus-1.5.6 を用いて再ビルドしました。
libkkc-0.3.3-0.1
  • ソースを更新しました。
ibus-kkc-1.5.20-0.156
  • ibus-1.5.6 を用いてビルドしました。
  • libkkc-0.3.3 を用いてビルドしました。

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【 ibus-1.5.x について 】

公式リポジトリでは ibus-1.5.4 が提供されていますが、これまではパッケージング上の問題と xorg server のバージョンが旧いことが原因で正常動作していませんでした。しかし先日 xorg server が 1.12.4 へアップグレードされ、この点での問題が解消されました。

今まで野良リポジトリでは正常動作しない公式パッケージの 1.5.4 をオーバーライドする形で内部バージョンが 1.4.2 な ibus のパッケージを提供して来ましたが、今回、nora-test セクションへ 1.5.6 とそれに関係するパッケージを投入しました。

ibus の 1.5 系はそれまでの 1.4 系とは設計思想が大きく異なっています。それ故に色々と議論がある様で、"ibus 1.5" などのキーワードで検索すると色々と出てくると思います。

1.5.5 から実装されたプロパティーパネルですが、これはデフォルトでは一定時間後に隠れる設定となっています。目障りと感じる場合には、「IBus の設定」で非表示とすることが出来ます。

[プロパティーパネルの表示例]
ibus-1.5.6 プロパティーパネル

[プロパティーパネルの表示設定]
ibus-1.5.3 のプロパティーパネルの表示設定

今回の野良パッケージでは openSUSE からパッチを導入することにより、IME に Mozc を使用している場合には、システムトレイの Mozc のアイコンの表示状態で入力モードを判断できる様になっています。逆に言うとこのパッチが適用されていない素の状態の ibus-1.5.x ではシステムトレイの Mozc のアイコンは常に「あ」の表示状態のままで入力モードを変更しても変化せず、現在の入力モードを瞬時に判別することが難しくなります。(そういうこともあってか 1.5.5 からはプロパティーパネルが実装されることになった訳ですが...)

1.4.2 で IME に Mozc を使用していた人は、下記の様にすれば今回の 1.5.6 でもほぼ同様な操作感を得ることが出来ると思います。

  1. 「IBus の設定」の "次の入力メソッド" のショートカットキーに Hankaku/Zenkaku が設定されている場合にはこれを削除
  2. [Super] + [Space] キーで IME に「日本語 - Mozc」を選択(システムトレイ上のアイコンは「あ」表示)
  3. [半角/全角] キーを押すと直接入力モードになる(システムトレイ上のアイコンは「A」表示)
  4. 再度 [半角/全角] キーを押すとひらがな入力モードになる(システムトレイ上のアイコンは「あ」表示)

つまり、1.4.2 では IM を ON/OFF することで行っていた日本語入力と直接入力の切り替えを、1.5.6 では IM は常時 ON の状態のままで、日本語入力と直接入力の切り替えは IME の入力モードの変更で行うということです。

なお Mozc の入力モードの変更キーはデフォルトでは [半角/全角] に設定されていますが、これは Mozc の設定(Mozc プロパティ)の キー設定 で変更可能です。変更方法に付いては openSUSE の IBus のページ が参考になると思います。(この際に、入力モードの変更に割り当てたキーが IBus の "次の入力メソッド" のショートカットキーと重ならない様に注意)

今回の野良パッケージをインストールして ibus 関係のパッケージをアップデートした場合、元の ibus-1.4.2 へ戻すことは大変面倒臭いことになりますのでご注意ください。「ibus-1.5.6 なんていらない」という方は nora-test セクションを無効にするか、今までの ibus-1.4.2 関係のパッケージを Synaptic の パッケージ の「バージョンの固定」機能を使って保護してください。

【 ibus-anthy-1.5.5 の既知の問題 】

1.5.5 で修正された「Launched an error dialog when .anthy/last-record2_default.utf8 is broken.」の影響により、
~/.anthy/last-record2_default.utf8
が存在しない環境では、ibus-1.5.6 で IME に「日本語 - Anthy」を選択しても ibus-anthy-1.5.5 が動作してくれません。

この問題への応急的な対応策として、今回のパッケージでは last-record2_default.utf8 のサンプルファイルを同梱してあります。
~/.anthy/last-record2_default.utf8 が存在していない場合には、
/usr/share/ibus-anthy/last-record2_default.utf8.sample
を ~/.anthy/ 下に last-record2_default.utf8 としてコピーしてください。

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昨日の野良リポジトリ (2013-12-03)

先日、公式リポジトリに IM 関係や日本語フォント等の多数のパッケージが新たに投入されました。今まで野良リポジトリで公開してきたのと同等のものが self-build 関係を除いてほとんど提供されました。これに伴い、野良リポジトリのパッケージも大幅な見直しを行いました。


下記のパッケージを nora セクションから削除しました。

  • fcitx
  • fcitx-anthy
  • fcitx-configtool
  • fcitx-kkc
  • fonts-otf-inconsolata
  • fonts-otf-japanese-ipaex
  • fonts-otf-japanese-ipafont
  • fonts-ttf-japanese
  • fonts-ttf-japanese-ipafont-uigothic
  • fonts-ttf-japanese-ipamona
  • fonts-ttf-japanese-migu
  • fonts-ttf-japanese-vlgothic
  • ibus-qt4
  • jd
  • kcm-fcitx
  • libgee0.6
  • libkkc
  • libkkc-data
  • marisa-trie
  • scim
  • skkdic
  • skktools
  • sylfilter
  • tegaki-pygtk
  • tegaki-python
  • tegaki-recognize
  • tegaki-train
  • tegaki-zinnia-japanese
  • zinnia

-----------------------------------

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.4.is.1.4.2-1
  • 内部バージョンが 1.4.2 な ibus です。公式パッケージの ibus-1.5.4 をオーバーライドします。
ibus-anthy-1.5.4.is.1.2.7-1.142
  • 内部バージョンが 1.2.7 な ibus-anthy です。公式パッケージの ibus-anthy-1.5.4 をオーバーライドします。
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いてビルドしています。
ibus-kkc-1.5.18-4.142
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いてビルドしています。
ibus-qt-1.3.2-2.142
  • 公式パッケージに合わせて、パッケージ名を従来の ibus-qt4 から ibus-qt へ変更しました。ibus-qt4 を Obsoletes 指定しています。
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いてビルドしています。
ibus-skk-1.4.1-1.142
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いてビルドしています。
marisa-0.2.4-3
  • 公式パッケージに合わせて、パッケージ名を従来の marisa-trie から marisa へ変更しました。marisa-trie を Obsoletes 指定しています。
mozc-1.12.1599.102-3.142
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いて再ビルドしています。
setime-0.88-0.1
  • ibus-qt4 が ibus-qt へパッケージ名が変更になったことに対する修正を行っています。

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インストール済みの野良パッケージの内、今回野良リポジトリから削除された fcitx や jd の様に公式パッケージとのリリースナンバーの大小の関係からアップデート対象にリストアップされず、公式パッケージに置き換わらないものがありますが、内容的には公式パッケージと同一であり動作上は問題ありません。

気になる方は一旦野良パッケージを削除して、改めて公式パッケージをインストールするなどしてください。お手数をお掛けします m(__)m

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本日の野良リポジトリ (2013-11-12)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

gmtk-1.0.8-1.2
ibus-1.5.1.is.1.4.2-6
ibus-kkc-1.5.18-3
jd-2.8.6-5
libgksu-2.0.12-1.7 (32bit版のみ)
scim-1.4.14-6
uim-1.8.6-4
  • 上記パッケージでの BuildRequires:*-devel+ の指定を全て削除しました。(理由は後述)
zinnia-0.06-4
  • リリースサフィックスの恥ずかしい typo を修正しました。

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【 nora-br セクションの廃止に関して 】

幾つかの野良パッケージではそのビルド時に、コンパイルに必要な *.la ファイルが見付からないというエラーを吐くことがありました。例えばこんな感じです。

/usr/lib/libpixman-1.la: No such file or directory

私はこのエラーを吐く原因は公式の *-devel パッケージに *.la ファイルが含まれていない為だと考え、公式のソースパッケージを元にして *.la ファイルを削除しないようにビルドし直し、さらに、*.la ファイルだけを含むサブパッケージを *-devel+ として野良リポジトリの nora-br セクションに置いて来ました。

そして *.la ファイルを必要とする野良パッケージでは、これらの *-devel+ パッケージを BuildRequires で指定していました。同じ野良パッケージをビルドしても、64bit版では要求されない *.la ファイルが32bit版では要求されるケースがあったりして不可解だとは感じつつも、止むを得ないことだと思っていました。

ところが本日、PCLinuxOS のフォーラムで下記のスレッドを偶然目にしました。

この中で「/usr/lib/*.la ファイルを全て削除してから再コンパイルしてみろ」というレスが有りました。

「えええー、ホンマかいなぁ?」とか思いつつも実際にやってみると、それまで *.la ファイルが見付からなというエラーを吐いていたものが何事もなくコンパイルが完走してしまいました。あー、今まで nora-br などというセクションまで設けて私は一体何をやっていたのかと、完全に脱力してしまいました _| ̄|○

という訳で、BuildRequires の *-devel+ の指定を削除してリビルドしたパッケージを野良リポジトリに投入した次第です。またここまで読んで頂いてお分かりの様に、もう *-devel+ パッケージの必要性は無くなりましたので、nora-br セクションから全てのファイルを削除して廃止としました。

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本日の野良リポジトリ (2013-10-28)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

apt-0.5.15lorg3.95-5.2
  • 現在の環境でビルドするとエラーが出るため、Vine からパッチを1件拝借してきて適用して再ビルドしました。
synaptic-0.57.2-23.2
  • apt-0.5.15lorg3.95-5.2 を用いて再ビルドしました。
gtk+2.0-2.24.22-1.4
  • -devel+ というサブパッケージを新設し、前版で -devel に含まれていた *.la ファイルを移動させました。なお現在の公式の gtk+2.0 の -devel パッケージには、そもそも *.la ファイルが含まれていません。

また下記のパッケージでは、ビルドに必要なパッケージ名の追加や修正を行っています。

jd-2.8.6-4
gmtk-1.0.8-1.1
ibus-1.5.1.is.1.4.2-5
ibus-kkc-1.5.18-2
scim-1.4.14-4
uim-1.8.6-3
gksu-2.0.2-2.5 (32bit版のみ)
libgksu-2.0.12-1.6 (32bit版のみ)

----------------------------------------


下記のパッケージを nora-br セクションに投入しました。

atk1.0-2.8.0-1.1
libxau-1.0.8-1.2
gdk-pixbuf2.0-2.27.0-2.1
libxdmcp-1.1.1-1.2
glibmm2.4-2.32.1-1.2
libxrender-0.9.8-1.2
libgpg-error-1.12-1.1
pango-1.30.0-2.2 (64bit版のみ)
libjpeg-1.3.0-2.1
pixman-0.30.0-1.2
libx11-1.6.2-1.2

それぞれのパッケージで *-devel+ というサブパッケージを新設し、従来は *-devel に含まれていた *.la ファイルをそちらへ移動させました。なお、これらの *.la ファイルは特定のパッケージをビルドする際にのみ必要となるもので、通常は nora-br セクションを有効にする必要はありません。

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本日の野良リポジトリ (2013-10-26)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。
いずれのパッケージも、昨日の「gtk アプリ上で日本語入力を行えない」問題への更なる修正を加えたものです。

  • gtk+2.0-2.24.22-1.3
  • ibus-1.5.1.is.1.4.2-4
  • fcitx-4.2.8.3-2
  • uim-1.8.6-2
  • scim-1.4.14-3

「公式パッケージの gtk+2.0-2.24.22-1 をインストールしたら gtk アプリ上で日本語入力を行えなくなった」問題について更に調べたところ
# gtk-query-immodules-2.0 --update-cache
を実行すると問題が解決することが確認できました。

上記を実行すると今までは存在していなかった
/usr/%{_lib}/gtk-2.0/2.10.0/immodules.cache
というファイルが作成され、gtk+2.0 がこれを読み込むことで gtk アプリ上で日本語入力が可能となる様です。

以前のバージョンでは
gtk-query-immodules-2.0 > /etc/gtk-2.0/gtk.immodules.%{_lib}
を実行することによって作成された
/etc/gtk-2.0/gtk.immodules.%{_lib}
というファイルを読み込んでいたのですが、2.24.22 では何故かこのファイルが読み込まれず、それ故に gtk アプリ上で日本語入力が行えないという問題が発生した模様です。

今回投入した gtk+2.0-2.24.22-1.3 ではソースのバージョンを本来の 2.24.22 に戻すと共に、新たに
/usr/%{_lib}/gtk-2.0/2.10.0/immodules.cache
を作成する様に修正を加えました。

また ibus, fcitx,uim,scim の各パッケージでは、その インストール/アンインストール の後処理のスクリプトに於いて従来は
gtk-query-immodules-2.0 > /etc/gtk-2.0/gtk.immodules.%{_lib}
を実行していましたが、これに替わって
gtk-query-immodules-2.0 --update-cache
を実行する様に修正を加えました。

※ 上記文中の %{_lib} の部分は、32bit版では lib に、64bit版では lib64 に読み替えてください。

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先週の野良リポジトリ (2013-08-26)

PCLinuxOS の python が2.6系から2.7系へアップグレードされたのに伴い、pyrhon 2.7 を用いてリビルドした下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.1.is.1.4.2-3
marisa-trie-0.2.4-2
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本日の野良リポジトリ (2013-04-05)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.1.is.1.4.2-1
uim-1.8.5-1
  • ソースを更新しました。
mozc-1.10.1390.102-2
  • uim-mozc をビルドするのに必要な macuim を rev.323 へ更新しました。
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PCLinuxOS 公式リポジトリの ibus-1.5.1 に付いて

公式リポジトリでは先日の64bit版向けに続いて、本日は32bit版向けにも ibus-1.5.1 が来ました。この公式リポジトリの 1.5.1 では、ibus の設定ツールである ibus-setup が起動できません。

$ ibus-setup
Traceback (most recent call last):
  File "/usr/share/ibus/setup/main.py", line 28, in 
    from gi.repository import GLib
ImportError: No module named gi.repository

このエラーは64bit版では、python-gobject3 パッケージをインストールすると出なくなりますが、32bit版ではそもそも python-gobject3 パッケージ自体が存在していません。

また、python-gobject3 パッケージをインストールして上記のエラーを解決しても、今度は下記の様な新たなエラーを吐きます。

$ ibus-setup
Traceback (most recent call last):
  File "/usr/share/ibus/setup/main.py", line 563, in 
    setup = Setup()
  File "/usr/share/ibus/setup/main.py", line 83, in __init__
    self.__init_ui()
  File "/usr/share/ibus/setup/main.py", line 247, in __init_ui
    self.__init_hotkey()
  File "/usr/share/ibus/setup/main.py", line 88, in __init_hotkey
    variant = self.__config.get_value('general/hotkey', name)
AttributeError: 'NoneType' object has no attribute 'get_value'

エラー内容でググると Debian や Fedora でも同様なエラーが報告されている(いた?)様で、パッチも幾つか提供されています。手元の環境でそれらのパッチを取っ替え引っ替え当てて 1.5.1 をビルドしてみたりもしたのですが、私のスキル不足も有って上記のエラーを解消することはできませんでした。

野良リポジトをご利用頂いている方は、Synaptic の バージョン固定機能 を利用して当面は ibus のバージョンを 1.4.2 に固定しておかれることをお勧めします。

なお現在の野良リポジトリに投入している ibus-mozc, ibus-anthy, ibus-kkc は全て ibus-1.4.2 に依存している為、ibus のバージョンを 1.5.1 に上げた場合にはこれらのパッケージは削除されてしまい 削除されるか或いは正常動作しなくなり、結果として ibus では mozc, anthy, libkkc が利用できなくなってしまいます。

従って上述した 1.5.1 の ibus-setup が起動できない問題が解決できたとしても、1.5.1 で日本語入力を行える様にする為には、mozc, ibus-anthy, ibus-kkc の再ビルドが必要となります。

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addlocale 3.7-6 以降での仕様変更について

PCLinuxOS のインストール後の日本語化作業の際に使用する addlocale (Localization Manager) ですが、2010年12月25日 にアップデートされた 3.7-6 以降では、日本語入力の設定に関して大きな変更が入っています。

このエントリでは、最近 PCLinuxOS を新規にインストールして addlocale 3.7-6 以降を用いて日本語化作業を行った環境で、scim 以外のインプットメソッドを使用する際の問題について書いています。

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Mozc for PCLinuxOS

(2010.05.12 初出)

「Google 日本語入力」のオープンソース版である Mozc の PCLinuxOS 用のパッケージを作ってみました。例によって野良リポジトリ経由でインストール出来ます。

なおパッケージの作成に当り、憩いの場さんで公開されている Fedora 用パッケージの spec ファイルを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。m(_ _)m


=== IBus で Mozc を使うには ===

[ Step-1 ]

まずは ibus を使える様にします。下記の ibus 関係のパッケージを野良リポジトリ経由でインストールします。(既に ibus が使える環境の方は、この step-1 は飛ばして次の step-2 へ進んでください)

  • ibus
  • ibus-gtk
  • ibus-qt4
  • ibus-anthy

インストールが完了したら、システムのメニューから「その他のアプリケーション」→「設定」と開き、「入力メソッドの選択」を起動します。表示された「入力メソッドの選択」画面で ibus を選択して [OK] をクリックします。

インプットメソッドの選択

再ログインまたはシステムの再起動を行ないます。

Anthy を用いた日本語入力が行えることを確認してください。なお、デフォルトの日本語入力の ON/OFF のキーボードショートカットは、[全角/半角]キー と [CTRL]+[space] キーに割り当てられていますが、何故か上手く動作してくれない場合がある様です。その場合には、こちらのエントリを参考にして日本語入力の ON/OFF のキーボードショートカットの再設定を行ってみてください。

[ Step-2 ]

野良リポジトリ経由で mozc 及び ibus-mozc パッケージをインストールします。

インストールが完了したら、IBus で Mozc を使える様にする為の設定を行ないます。
システムのメニューから 「その他のアプリケーション」→「設定」 と進んで「IBus の設定」を起動します。「インプットメソッド」タブを開いて、「インプットメソッドの選択」をクリックして「日本語」の一覧から「Mozc」を選択します。

ibus: mozcエンジンを選択する

次に右側の [追加] ボタンをクリックして mozc エンジンを追加します。

ibus: mozcエンジンを追加する

Mozc を ibus のデフォルトのエンジンにする場合には、右側の [上へ] ボタンを使って Mozc が一番上になる様に移動します。

ibus: mozcエンジンをデフォルトにする

その後「IBus の設定」を閉じて再ログインすれば、Mozc が使える様になっているはずです。


【 2011年8月21日 追記 】

1.2.809.102 を野良リポジトリに投入しました。

※ パッケージのアップデート後は、再ログインを行ってください。

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IBus for PCLinuxOS

(2009.11.01 初出)

IBus 関係のパッケージを新たに作成し、野良ビルド用リポジトリ に put しました。今回作成したのは下記のパッケージ。

  • ibus
     ├ ibus-gtk
     ├ ibus-gtk3
     └ ibus-devel
  • ibus-anthy
  • ibus-qt4
     └ ibus-qt4-devel

IBus を使用するには、拙作の setime パッケージを用いて入力メソッドの変更を行うか、PCLinuxOS コントロールセンター の 「システム」→「システムの言語を設定」経由での入力メソッドの選択で IBus を指定してください。

ibus 本体の方に関してですが、デフォルトの日本語入力の ON/OFF のキーボードショートカットは、[全角/半角]キー と [Shift]+[Space] キーに割り当てられていますが、何故か上手く動作してくれない場合がある様です。その場合には、日本語入力の ON/OFF のキーボードショートカットのデフォルト設定を一旦全て削除し、改めて登録し直してみてください。

キーボードショートカットの設定は、システムのメニューから 「その他のアプリケーション」→「設定」と進んで「IBus の設定」を起動し、「切り替え」の項目の右端のボタンをクリックして表示される「トリガーのキーボードショートカットを選択」のダイアログで行えます。

ibus: キーボードショートカット設定

ibus: トリガーのキーボードショートカット設定


【 2011年6月6日 追記 】

ibus-1.3.9-10nora11 をビルドしました。
Vine Linux から2件のパッチを拝借してきて当てています。

※ アップデート後は、再ログインまたは ibus の再起動を行ってください。

【 2011年4月17日 追記 】

ibus-1.3.9-5nora11 をビルドしました。
gtk+3.0-3.0.9 に対応したリビルドです。

【 2011年4月8日 追記 】

ibus-1.3.9-4nora11 をビルドしました。
今回のビルドから ibus-gtk3 サブパッケージを生成するようにしました。

【 2010年11月27日 追記 】

ibus-1.3.9-1nora103 をビルドしました。
Firefox 上で Flash でのキー入力が行えない問題 は 1.3.9 でも未修正のままです。

【 2010年11月13日 追記 】

ibus-1.3.8-3nora103 をビルドしました。
『デフォルト設定で ibus がアクティブな時に言語パネルを表示する様にする』、『ibus の ON/OFF のデフォルトのキーボードショートカットに設定されている [CTRL]+[Space] を [Shift]+[Space] に変更する』という2つのパッチを Momonga Linux から拝借してきて適用しています。

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