IBus for PCLinuxOS
(2009.11.01 初出)
IBus 関係のパッケージを新たに作成し、野良ビルド用リポジトリ に put しました。今回作成したのは下記のパッケージ。
- ibus
├ ibus-gtk
├ ibus-gtk3
└ ibus-devel
- ibus-anthy
- ibus-qt4
└ ibus-qt4-devel
IBus を使用するには、拙作の setime パッケージを用いて入力メソッドの変更を行うか、PCLinuxOS コントロールセンター の 「システム」→「システムの言語を設定」経由での入力メソッドの選択で IBus を指定してください。
ibus 本体の方に関してですが、デフォルトの日本語入力の ON/OFF のキーボードショートカットは、[全角/半角]キー と [Shift]+[Space] キーに割り当てられていますが、何故か上手く動作してくれない場合がある様です。その場合には、日本語入力の ON/OFF のキーボードショートカットのデフォルト設定を一旦全て削除し、改めて登録し直してみてください。
キーボードショートカットの設定は、システムのメニューから 「その他のアプリケーション」→「設定」と進んで「IBus の設定」を起動し、「切り替え」の項目の右端のボタンをクリックして表示される「トリガーのキーボードショートカットを選択」のダイアログで行えます。
【 2011年6月6日 追記 】
ibus-1.3.9-10nora11 をビルドしました。
Vine Linux から2件のパッチを拝借してきて当てています。
※ アップデート後は、再ログインまたは ibus の再起動を行ってください。
【 2011年4月17日 追記 】
ibus-1.3.9-5nora11 をビルドしました。
gtk+3.0-3.0.9 に対応したリビルドです。
【 2011年4月8日 追記 】
ibus-1.3.9-4nora11 をビルドしました。
今回のビルドから ibus-gtk3 サブパッケージを生成するようにしました。
【 2010年11月27日 追記 】
ibus-1.3.9-1nora103 をビルドしました。
Firefox 上で Flash でのキー入力が行えない問題 は 1.3.9 でも未修正のままです。
【 2010年11月13日 追記 】
ibus-1.3.8-3nora103 をビルドしました。
『デフォルト設定で ibus がアクティブな時に言語パネルを表示する様にする』、『ibus の ON/OFF のデフォルトのキーボードショートカットに設定されている [CTRL]+[Space] を [Shift]+[Space] に変更する』という2つのパッチを Momonga Linux から拝借してきて適用しています。
【 2010年10月27日 追記 】
ibus-anthy-1.2.4-1nora102 をビルドしました。
【 2010年10月23日 追記-2 】
ibus-1.3.8 と Firefox の組み合わせにおいて、Flash でのキー入力が行えないという問題が出ています。こちらのエントリをお読みください。
【 2010年10月23日 追記 】
ibus-1.3.8-1nora102 をビルドしました。
1.3.8 では、python が暴走する問題 と gedit 上でのTABキーの動作の問題 が修正されています。
【 2010年10月17日 追記 】
ibus-anthy-1.2.3-1nora102 をビルドしました。
【 2010年10月16日 追記 】
ibus-anthy-1.2.2.20101015-1nora102 をビルドしました。
【 2010年8月19日 追記 】
ibus-qt4-1.3.1-1nora102 をビルドしました。
【 2010年8月4日 追記 】
ibus-1.3.7-1nora102 をビルドしました。
【 2010年7月5日 追記 】
ibus-1.3.6-1nora102 をビルドしました。
【 2010年6月27日 追記 】
ibus-qt4-1.3.0-2.1nora101 をビルドしました。公式リポジトリに icu-4.4 が来たので、これを用いてリビルドしたものです。なお、野良リポジトリに置いていた icu-4.2.1 関係のパッケージは削除しました。
【 2010年6月25日 追記 】
ibus-1.3.5-1.2nora101 をビルドしました。
公式パッケージをよくよく見ると、ibus-autostart なるサブパッケージが存在していることに今日になっ
て気が付きました。(滝汗
てことで、公式パッケージと構成を揃える為、今回のビルドではこのサブパッケージも生成する様にしました。
でもねぇ、この ibus-autostart の中身は /etc/xdg/autostart/ibus.desktop だけなんですが、Mandriva ではこのファイルはパッケージから除外されているのですよね。実際、このファイルが無くてもログイン時から ibus は自動的に起動していますし。
このサブパッケージ、本当に生成する必要があるのかなぁ...?
【 2010年6月23日 追記 】
ibus-1.3.5-1.1nora101 をビルドしました。
公式リポジトリに ibus が来ました。ただし今のところ、ibus-anthy や ibus-qt は来ていません。
今回の ibus の公式パッケージに関して、こちらのエントリで書いた様な python-notify パッケージの方の修正は行われていない為、公式パッケージのみを使っている環境では、現時点では ibus の言語バーやシステムトレイのアイコンは表示されません。
従って今回のビルドは、公式パッケージをオーバーライドする様にリリースナンバーを付け直してビルドしたものです。なお、公式パッケージとパッケージ構成を揃える為、5月17日のビルドで廃止した ibus-gtk サブパッケージを復活させています。
【 2010年6月12日 追記 】
ibus-1.3.5-0.1nora101 をビルドしました。
【 2010年5月29日 追記 】
ibus-1.3.4-0.1nora101 をビルドしました。
【 2010年5月17日 追記 】
下記をビルドしました。
- ibus-1.3.3-1nora101
- ibus-anthy-1.2.1-2nora101
- ibus-qt4-1.3.0-2nora101
ibus-1.3.3 は、こちらで書いた問題が解決した為、やっと最新版へ更新することができました。ibus-anthy 及び ibus-qt4 は、この ibus-1.3.3 を用いてリビルドしたものです。
なお今回の ibus のビルドから、サブパッケージの ibus-gtk は作成しない様にしました。従来 ibus-gtk に含まれていたファイルは、ibus 本体に含めています。
【 2010年5月12日 追記 】
ibus-anthy-1.2.1-1nora101 及び ibus-qt4-1.3.0-1nora101 をビルドしました。
【 2010年4月20日 追記 】
ibus-qt4-1.2.0.20091217-3nora10 をビルドしました。今回のビルドからヘッダファイル等を収めた ibus-qt4-devel というサブパッケージを新規に作成する様にしました。
旧版では、ヘッダファイルが依存している幾つかの開発パッケージまでインストールすることを要求していましたが、ibus-qt4 を使用するだけならばこれらの開発パッケージは不要な為、ヘッダファイル等をサブパッケージに分離することによって、これらのインストールの要求を回避する様にしました。(Mandriva のパッケージがサブパッケージを作成する様になっているので、これに倣いました)
通常は ibus-qt4-devel パッケージはインストールする必要はありません。
【 2010年3月16日 追記 】
2010 beta1 向けに ibus-anthy-1.2.0.20100313-1nora10 をビルドしました。
【 2010年3月8日 追記 】
2010 beta1 向けに下記をビルドしました。
- ibus-1.2.0.20091215-2nora10
- ibus-anthy-1.2.0.20100115-1nora10
- ibus-qt4-1.2.0.20091217-2nora10
【 2009年12月19日 追記 】
ibus-1.2.0.20091215-1nora10 と ibus-qt4-1.2.0.20091217-1nora10 をビルドしました。
【 2009年12月6日 追記 】
ibus-qt4-1.2.0.20091206-1nora10 をビルドしました。
【 2009年12月4日 追記 】
ibus-1.2.0.20091204-1nora10 をビルドしました。
今までのビルドに添付させていた ibus 用入力メソッド設定ファイル i18n_ibus は、今回のビルドから削除しました。入力メソッドを ibus に変更するには、setime パッケージを利用してください。
【 2009年11月27日 追記 】
ibus-anthy-1.2.0.20091127-1nora10 をビルドしました。
【 2009年11月25日 追記 】
ibus-1.2.0.20091124-1nora10 をビルドしました。
今回のビルドでは、i18n_ibus の設定において、従来の GTK_IM_MODULE=xim を GTK_IM_MODULE=ibus に変更しました。(旧版で発生していた『gtk アプリ上での日本語入力時に IBus のツールバーが表示されなかったり、システムトレイの IBus のアイコンが変化しない』という問題は出ない様なので)
【 2009年11月7日 追記 】
ibus-1.2.0.20091024-2nora10 及び ibus-anthy-1.2.0.20090917-2nora10 をビルドしました。
ibus と ibus-anthy の設定をメニューからも実行出来るようにしました。KDE4 と Gnome のどちらのメニューでも、[システム]→[設定] に「IBus の設定」及び「IBus-Anthy の設定」が追加されます。
また、ibus-1.2.0.20091024-2nora10 では、Vine 5.0 からパッチを1件拝借してきて適用しています。
【 2009年11月2日 追記 】
ibus-qt4 が依存している icu (International Components for Unicode) 関係の野良パッケージを put するのを忘れていました。この為、ibus-qt4 が依存関係のエラーでインストール出来ない状態となっていました。コメントでご指摘頂くまで、全く気が付いておりませんでした。(滝汗
現在は正常にインストール出来る様になっています。当方のミスでご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
なお、新たに野良リポジトリに put したのは下記のパッケージです。
- icu-4.2.1-1nora10
- icu-doc-4.2.1-1nora10
- libicu42-4.2.1-1nora10
- libicu-devel-4.2.1-1nora10
公式リポジトリの icu 関係のパッケージはバージョンが 3.8.1 な為、4.2.1 を野良ビルドしました。
コメント
環境KDE4.3.2仮想環境ではなく実環境。
え? 入りませんか?
手元の環境ではサブPCも含めて問題なく入っているのですが。
ibus-qt4が入らないと、KDE4(Qt4)アプリ上での日本語入力が出来ないはず。
インストール時に何かエラー表示でも出ましたか?
ibus-qt4が依存しているicu関係の野良パッケージをアップするのを完全に忘れておりました。(滝汗
今アップしたところですので、現在はibus-qt4がインストール出来る様になっています。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。m(_ _)m
synapticで再読み込みしたらインストールできました。使い勝手が違うのでたまにつかってみます。i18nのrenameで簡単にできるので便利ですね。2度目からはlogout loginだけでいけました。