Mageia 6: 本日の野良リポジトリ (2017-11-24)
下記のパッケージを投入しました。
- jd-2.8.9_171124-6
-
- ソースを絵文字表示に対応した jd-2.8.9-171124 へ更新しました。なお、絵文字を表示するには Symbola フォント(gdouros-symbola-fonts パッケージ)が必要です。
--- Linux 備忘録 ---
下記のパッケージを投入しました。
下記のパッケージを nora セクションに投入しました。
下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。
Atril は MATE 用のドキュメントビューアで、PCLinuxOS では mate-document-viewer というパッケージ名で提供されています。勿論、Plasma などの MATE 以外のデスクトップ環境でもインストールして使用できますが、その際には mate-document-viewer パッケージの依存関係から MATE 関連の他の複数のパッケージも同時にインストールされてしまいます。
そこで Atril を MATE に依存しない形でビルドしたものを野良リポジトリに新たに投入しました。このパッケージを使用することで、MATE 以外のデスクトップ環境では Atril 単独でのインストールが可能となります。
なおこのパッケージを作成するに当たり、あわしろいくや氏が Ubuntu 用に公開されている Atril without MATE を参考にさせて頂きました。
去る11月12日、2017.11 がリリースされました。フォーラムでのリリースアナウンスは出ていませんが、pclinuxos.com での KDE Desktop や Mate Desktop のページの内容が 2017.11 になっているので、事実上リリースされたと判断しました。
ただ、この 2017.11 にはインストール時にちょっと注意すべき問題があります。
それは /usr を別パーティションにしてインストールした場合、インストール後の再起動時に libreadline.so.7 を見付けられずに起動が停止してしまいます。(フォーラムでの関連投稿)
これは 2017.11 で使用されている lib64readline7-7.0-1pclos2017 パッケージで提供されているファイルの配置場所に問題があるためで、リポジトリの方では修正済みの lib64readline7-7.0-2pclos2017 が既に配布されています。
この問題を回避するには、/usr を別パーティションにしないでインストールするのが一番簡単だと思います。
しかしどうしても /usr を別パーティションにしてインストールしたいという場合には、LiveCD 上で Synaptic 経由で lib64readline7 を lib64readline7-7.0-2pclos2017 に更新した状態でインストールを行えば、この問題を回避することができます。
この問題があるために、12日公開された ISO イメージは lib64readline7 を更新したものへと差し替えられるのではないか、それ故にフォーラムでのリリースアナウンスが遅れているのではないかと私は推測していたのですが、どうやらそのままのようです。