Mozc for PCLinuxOS
(2010.05.12 初出)
「Google 日本語入力」のオープンソース版である Mozc の PCLinuxOS 用のパッケージを作ってみました。例によって野良リポジトリ経由でインストール出来ます。
なおパッケージの作成に当り、憩いの場さんで公開されている Fedora 用パッケージの spec ファイルを参考にさせて頂きました。ありがとうございました。m(_ _)m
=== IBus で Mozc を使うには ===
- [ Step-1 ]
-
まずは ibus を使える様にします。下記の ibus 関係のパッケージを野良リポジトリ経由でインストールします。(既に ibus が使える環境の方は、この step-1 は飛ばして次の step-2 へ進んでください)
- ibus
- ibus-gtk
- ibus-qt4
- ibus-anthy
インストールが完了したら、システムのメニューから「その他のアプリケーション」→「設定」と開き、「入力メソッドの選択」を起動します。表示された「入力メソッドの選択」画面で ibus を選択して [OK] をクリックします。
再ログインまたはシステムの再起動を行ないます。
Anthy を用いた日本語入力が行えることを確認してください。なお、デフォルトの日本語入力の ON/OFF のキーボードショートカットは、[全角/半角]キー と [CTRL]+[space] キーに割り当てられていますが、何故か上手く動作してくれない場合がある様です。その場合には、こちらのエントリを参考にして日本語入力の ON/OFF のキーボードショートカットの再設定を行ってみてください。
- [ Step-2 ]
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野良リポジトリ経由で mozc 及び ibus-mozc パッケージをインストールします。
インストールが完了したら、IBus で Mozc を使える様にする為の設定を行ないます。
システムのメニューから 「その他のアプリケーション」→「設定」 と進んで「IBus の設定」を起動します。「インプットメソッド」タブを開いて、「インプットメソッドの選択」をクリックして「日本語」の一覧から「Mozc」を選択します。次に右側の [追加] ボタンをクリックして mozc エンジンを追加します。
Mozc を ibus のデフォルトのエンジンにする場合には、右側の [上へ] ボタンを使って Mozc が一番上になる様に移動します。
その後「IBus の設定」を閉じて再ログインすれば、Mozc が使える様になっているはずです。
【 2011年8月21日 追記 】
1.2.809.102 を野良リポジトリに投入しました。
※ パッケージのアップデート後は、再ログインを行ってください。