2010 のリリースからそれほど時間が経っていませんが、KDE 版の 2010.1 がリリースされました。
2010 からの主な変更点は下記。
- Kernel updated to 2.6.32.12-bfs
- KDE SC Desktop upgraded to version 4.4.3.
- Added support for Realtek RTL8191SE/RTL8192SE WiFi cards.
- Added support for Microdia webcams.
- Added Vim console text editor.
- Added udftools.
- Fixed cdrom ejection when using the Copy to Ram feature.
- Fixed kde new widget download.
- Updated Nvidia (195.36.24) and Ati fglrx (8.723) drivers.
その他、多数のアプリのアップデートやバグフィックス、セキュリティアップデートが行われています。
もっとも、2010 を既にインストール済みなユーザの場合は、アップデートを行えば 2010.1 相当な環境になります。つまり、2010 のリリース後のアップデートを実行済みな環境を ISO イメージにしたのが 2010.1 ということですね。(なお、2010.1 の ISO イメージや KDE 4.3.3 などのパッケージについては、5月5日17時の時点では日本国内のミラーには未だ廻って来ていません。一両日中には来ると思います。)
という言うことで、2010 のユーザは 2010.1 を再インストールする必要は無しです。ま、ローリングディストリビューションと呼ばれる PCLinuxOS では当然ですかね。一方、これから新たに PCLinuxOS をインストールしてみようという方は、2010.1 を使用すればインストール後のアップデートの手間が 2010 に比べてかなり省けることになります。(もっとも、日本語化の手間はかかりますが)
【 追記 】
2010.1 が、日本国内の riken と jaist のサーバーにも配信されています。
それから「ライブCDの部屋」さんが配布されている 2010 の日本語版は、riken のサーバでミラーされています。「ライブCDの部屋」さんの所のサーバの負担軽減の為にも riken のサーバからダウンロードしてあげてください。