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ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

引越し先: Operation Normal ? (v2)(同一サイト内です)

Takaoフォント

Takaoフォント は IPAフォント の派生版で、コミュニティによるフォントのバグ修正と改善の可能性を確保すること を目的として開発されているそうです。

現在、ver.003.01.20100207.1 が公開されていて、付属の README.ja によれば、オリジナルの IPAフォント ver.003.01 との違いは下記の通りです。

 * 各フォントの名称に含まれる「IPA」を「Takao」に変更(IPAフォントライ
   センスv1.0第3条1項(4)の条件を満たすため)
 * postテーブルのisFixedPitchを1から0に変更(Qtアプリケーションなどで
   IPAフォントを使用した際、半角文字が全角幅となる問題を解決するため)
 * postテーブルのunderlinePositionを-20に変更(scim-anthyなどによる日本
   語入力に使用した際、未確定文字列に下線が表示されない問題を解決する
   ため)
 * nameテーブルにTakaoフォント・プロジェクトのURLを追加
 * nameテーブルにTakaoフォントの著作権表記を追加

2つ目の「Qtアプリにおける半角文字幅の問題」が修正されたことは朗報だと思います。今まではこの問題が在った為に KDE4 アプリで IPAフォント を使うことを私は避けてきたのですが、これからは Takaoフォント を使用することで問題は無くなりました。

参考に、KDE 4.3.4 の Kate で Takaoゴシック と IPAゴシック で同じ文章を同じフォントサイズで表示した場合の違いを下に貼っておきます。

Qt4アプリにおける Takaoゴシック と IPAゴシック の表示の違い

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