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ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

引越し先: Operation Normal ? (v2)(同一サイト内です)

Mageia 6 rc をインストールしてみた...

Mageia 6 rc がリリースされたということで、インストール版(Live 版ではない方)を用いて実環境にインストールしてみました。以下に気が付いた点を書き連ねてみます。なおデスクトップ環境は Plasma 5 です。


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私の環境(CPU:A10-7800)では、CPU のクロックが最高動作クロックで固定されてしまってステッピングしてくれない状態になっていました。

取りあえず
# cpupower frequency-set -g ondemand
を実行することでステッピングを可能にしました。

ただこれだと再起動すると元に戻ってしまうので、/etc/sysconfig/cpupower の 2 行目を下記のように修正して次回の起動以降もステッピングが有効になるようにしました。

CPUPOWER_START_OPTS="frequency-set -g performance"
↓
CPUPOWER_START_OPTS="frequency-set -g ondemand"

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konsole を閉じた直後に CPU の使用率が 100% に張り付くという問題が出ました。当初は原因が分からなかったのですが、VirtualBox 上の Mageia 6 rc では問題が出ていないことからグラフィックドライバーを nvidia から nouveau に変えてみたところ、問題は発生しなくなりました。(グラボは GTX 960)

ただ、同一 PC 上にインストールしてある PCLinuxOS の Plasma 5 では nvidia のドライバーを使用していてもこのような問題は発生していないので、真の原因はドライバー以外の部分にあるのではないかと疑っています。

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日本語環境でのデフォルトのフォントは従来の「UmePlus」に替って「源ノ角ゴシック」が使用されています。

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日本語入力関係について。

  • デフォルトのインプットメソッドは従来と同様に ibus です。初期状態では ibus-mozc と ibus-anthy パッケージがインストールされていて、日本語入力エンジンとして mozc と anthy が使用可能となっています。

  • mozc のバージョンは Mageia 5 から更新されておらず、1.11.1522.102 というかなり旧いものです。ibus-mozc のみの提供で、emacs-mozc, fcitx-mozc, uim-mozc は提供されていません。

  • 初期状態では mozc-tools パッケージはインストールされていないので、ユーザーによるインストールが必要です。

  • anthy も Mageia 5 と同じで UTUMI さんの辞書の20110409版を用いてビルドしたものが提供されています。

  • ibus 関係のパッケージでは、初期状態では ibus-gtk3 と ibus-qt4 がインストールされていないので、ユーザーによるインストールが必要です。なお ibus のバージョンは最新の 1.5.16 です。

  • libkkc 関係は Mageia 5 の時と同様に、一切提供されていません。

  • skk 関係も Mageia 5 の時と同様に skkdic 以外は提供されていません。

  • fcitx 関係も Mageia 5 の時と同様に、日本語入力に必要となる fcitx-anthy, fcitx-mozc, fcitx-skk, fcitx-kkc 等々のパッケージの提供はされていません。つまり公式パッケージを使う限りにおいては、現状では fcitx を用いての日本語入力は不可能です。

  • Plasma 5 の「システム設定」に fcitx の設定機能を追加する kcm-fcitx も提供されていません。

  • fcitx をインストールすると locales-zh パッケージがもれなく付いてきます。

  • Mageia コントロールセンター の [システム] → [システムの言語を設定] には、インプットメソッドの選択肢に fcitx が存在しません。

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PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2017-05-21)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.16-0.1
  • ソースを 1.5.16 へ更新しました。
  • 今回のビルドから絵文字辞書(絵文字入力支援機能)を有効にしています。(後述)
  • このパッケージには後述する "既知の問題" があります。

【 絵文字入力支援機能について 】

この機能は、使用している入力エンジンに依存することなく ibus 自身で絵文字を入力することができるようにするものです。

システムトレイ上の ibus のステータスアイコンを右クリックして表示されるメニューの「絵文字の選択」をクリックします。
ibus 絵文字の選択

すると下図のように絵文字のカテゴリーの一覧が表示されます。図では例として「動物と自然」を選択してみます。
ibus 絵文字の選択-2

指定したカテゴリーの絵文字の選択ダイアログが表示されるので、必要なものを選択すればその絵文字を入力することができます。
ibus 絵文字選択ダイアログ

また、「IBus の設定」には下図のように新たに「絵文字」というタブが追加されており、絵文字選択ダイアログに関する選定が行なえます。
IBus の設定 - 絵文字

この中で「絵文字フォント」は、Symbola フォントのように絵文字を表示できるフォントを指定しておく必要があります。そうでないと、絵文字選択ダイアログで表示される絵文字がいわゆる "豆腐" になってしまいます。(Symbola フォントを使用するには fonts-ttf-ancient-symbola パッケージをインストールしてください)

なお Plasma 5 環境では後述する「既知の問題」で、「絵文字の選択」で設定されたキーボードショートカットが機能しません。


【 既知の問題 】

Plasma 5 環境では、[Super]+[Space] キーによる入力エンジンの切り替え、および、[CTRL]+[Shift]+[e] キーによる絵文字選択ダイアログの表示、が機能しません。

ただ、システムトレイ上の ibus のステータスアイコンを "左/右クリック" して表示されるメニューから、これらのショートカットキーと同じ機能を使用することは可能です。

(MATE 環境ではこれらのショートカットキーは正常に機能します。その他のデスクトップ環境では未確認です。)

MATE 環境では問題が発生しないこと、Mageia 6 stg2 の Plasma 5 上ではこれらのショートカットキーは正常に動作することが確認できたことから、これは ibus 側の問題ではないと考えています。

原因は、

  • PCLinuxOS の Plasma 5 の問題
  • 私のパッケージング上の問題
  • setime によるインプットメソッドの設定の問題
のいずれかの可能性が高いと考えていますが、今のところ原因が全く掴めていません m(_ _;)m

なお ibus の設定(環境変数)を $HOME/.i18n に全て記述した場合や、ibus-daemon を $HOME/.bash_profile 内で起動した場合には、Plasma 5 環境でも上記のショートカットキーが正常に機能することを確認しています。 しかしこの場合には、システムトレイ上の ibus のステータスアイコンを "左/右クリック" して表示されるはずのメニューが全く表示されなくなるという別の問題が発生します。

(ibus-1.5 以降の「インプットメソッド自体は常に ON、日本語入力の ON/OFF は入力エンジン側で行う」という仕様を考えた場合、上記のショートカットキーが使えないことよりも、ステータスアイコンを "左/右クリック" して表示されるはずのメニューが表示されなくなることの方が問題が大きいと考え、setime では "左/右クリック" によるメニュー表示が行えるような設定を行っています。)

【 2017年6月27日 追記 】

setime-1.5 での ibus の設定方法の変更により、上述の「既知の問題」は解消されました。

PCLinuxOS | comments (0) | -

ibus のステータスアイコンの文字色の変更方法

この件については以前に ”ibus-1.5.11 以降の入力モード表示機能の表示色変更方法” として書きました。

うんが、そこで書いた方法よりも、もっともっともっと簡単に変更できる方法が ”続・ibus-skkでステータスアイコンを表示する方法 - いくやの斬鉄日記” で紹介されています。

アイコンの文字の色は

$ gsettings set org.freedesktop.ibus.panel xkb-icon-rgba '#ffffff'

で変更できます。これで白になります。

勿論、'#ffffff' の部分を変更すれば他の色に変えることが可能です。変更は直ちに反映され、ibus の再起動は必要ありません。

私が以前に書いた方法では、root 権限で変更する必要がある、変更がシステム上の全てのユーザーに影響する、ibus が更新された場合には変更した値がリセットされてしまう、と良い所無しでしたが、こちらの方法だとユーザー権限で実行するので、ユーザー毎の設定が可能、ibus が更新されても変更した値がリセットされない、と良い事ずくめです。

【 2017年7月22日 追記 】

Plasma 5 環境では ibus を再起動しないと変更した設定が反映されません。

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