Mageia 2 64bit版で Adobe AIR を使う(その2)
Mageia 2 64bit版に Adobe AIR を入れたメモ の続き。
その後、気が付いたこと。
AIRアプリのSaezuriで日本語入力を行なっていると、ibus-daemon-real のPCU占有率が90%以上にまでハネ上がるという症状が出る。日本語入力をOFFにすると 日本語入力を行なっていない状態だと ibus-daemon-real のPCU占有率は1%程度にまで下がる。この症状が、少々強引な手法で Mageia 2 64bit版でAIRを使える様にしたことに起因しているのかどうかは不明。
で、Mageia 2 64bit版でAIRを使う為の別法として、Wine経由でWindows版のAIRをインストールしてみた。正直に言って、AIRの導入は前回書いた方法よりこちらの方が遥かに簡単。
パッケージマネージャでWineをインストールして、その後、AdobeのサイトからWindows版のAIRをダウンロードしてきてWine経由でインストールするだけ。(KDE環境だとDolphinで AdobeAIRInstaller.exe を右クリックしてコンテキストメニューの「アプリケーションで開く」の項にある「Wine Windwos Program Loader」をクリックするだけでOK)
Wine上のAIRで使うSaezuriでも ibus-mozc での日本語入力が出来るし、上述の ibus-daemon-real の問題はこちらでは発生しない。
Linux向けのAIRの提供が既に打ち切られていることを考えれば、AIRはWine経由で使う方が賢いかもしれない。