ようやく正式公開されました。
kernel-3.2.18 , kde-4.8.3 となっています。
pclinuxos-kde-2012.08 のインストール後のデフォルトのデスクトップのスクリーンショット。
日本語化後のスクリーンショット。
今回の pclinuxos-kde-2012.08 はISOファイルのサイズが 1.3GB となっており、CDサイズに収まらなくなりました。容量増加の主な原因は、LibreOffice を同梱したことによるものと思われます。ちなみに LibreOffice のバージョンは 3.6.0 となっています。
一方の pclinuxos-kde-minime-2012.08 は従来と同様に KDE デスクトップ環境の最小構成版であり、こちらはCDサイズに収まる 508MB となっています。
但し今回の pclinuxos-kde-minime-2012.08 では、日本語化の作業の際に使用する Localization Manager (addlocale) が初期状態ではインストールされていません。従って日本語化の作業を行う際には、事前に addlocale パッケージをインストールする必要があります。(「addlocale なんて使わずに全て手作業でやったる!」という強者は別ですが...)
日本語化の作業手順そのものは、概ね従来と同様です。ただし、pclinuxos-kde-2012.08 では addlocale の実行だけでは LibreOffice の UI が日本語化されず、別途 lomanager を実行して日本語化する必要がありました。
なお、私の環境だけの問題かもしれませんが、addlocale を用いて日本語化を行なっても KDE の一部の表記が英語のままでした。例えば日付の表示では 2012年August23日Thursday と摩訶不思議なものになっていました。そこで kde4-l10n-ja パッケージを再インストールしてみたところ、正常な日本語表示とすることが出来ました。