Flash コンテンツ表示後の画面表示の乱れと nVIDIA のドライバ
私の環境だけで発生している問題かもしれませんが、Firefox や Chrome で YouTube やニコ動等の Flash コンテンツを表示した後に他のアプリ(例:gedit)を起動すると、そのアプリの背景に先程の Flash が描写されてしまうという問題に遭遇しました。Flash コンテンツを表示後にブラウザを完全に閉じても問題の現象が発生します。そして一度でもこの問題が発生してしまうと、それを解消するには再ログインするしかなくなります。
実はこの問題は nVIDIA のドライバが 260 系になった頃から発生していて、今までは 256.53 を使用することで問題を回避してきました。(256.53 を使用している場合にはこの問題は発生しません)
ところが先日、PCLOS の kernel を 2.6.38.2 に上げたことで 256.53 がカーネルモジュールを生成できなくなり、やむ無く 260.19.44 を使用する様になって問題が再発してしまいました。Flash を 10.3beta にしてみたりしたのですが問題は解決せず半ば諦めかけていたのですが、ふと思い付いて Flash のハードウェアアクセラレーションを無効にしてみたところ、問題が発生しなくなりました。
ただしこの設定を行うと、Flash の動画再生支援機能が働かなくなります。それでも動画再生支援機能が働かなることよりも画面表示が乱れないことの方が重要なので、現在はこの設定で使っています。
このトラブルで1つ不思議なのは、PCLOS とデュアルブートにしている openSUSE 11.3 x86_64 側でも同じ 260.19.44 を使用しているにもかかわらず、こちらでは問題が発生していないという点です。これが 32bit と 64bit の違いによるものなのか、それともただ単に私の PCLOS の環境が腐っているだけなのかは不明です。orz