【 Topics 】

ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

引越し先: Operation Normal ? (v2)(同一サイト内です)

PCLinuxOS に遂に64bit版が来る!!!!!

先の KDE 2011.6 のリリースアナウンスの中で下記の記述がありました。

A 64 bit only release will be available in the coming weeks.

さらに twitter では下記のようなツイートがされています。

Started uploading x86_64 packages to the repositories in preparation for our 64bit release in the coming weeks.

実際リポジトリには、ビルドされた x86_64 用のパッケージが少しずつ置かれ始めています。待ちに待った64bit版がやっと、本当にやっと、近日中に姿を現しそうです。\(^o^)/

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PCLinuxOS KDE 2011.6 リリース

正式リリースとなりました。

ダウンロードは日本の jaist または kddilabs から行うのが高速で快適です。

テスト版からは Firefox 等の幾つかのアプリがアップデートされていますが、その他はテスト版からの大きな変更は無い模様です。

標準のパッケージマネージャは結局、Synaptic のままでリリースされました。ただ上記のリリースアナウンス内で yum and yumex will be available in the coming weeks as an alternative package manager. との記述があるので、近い内に yumex が正式に提供されるものと思われます。

日本国内のミラーリポジトリとしては jaist と kddilabs の他に、山形大学のサーバーが今回新たに追加されています。それとは逆に、riken が削除されています。riken のミラーは、今年の1月に行われた ibiblio.org の移転 以降全く同期できていなかった為に、リストから削除されたものと思われます。

日本語化については近日中に別途記事を書くつもりでいますが、基本的には 2010 の日本語化 と同様の手順で行えばOKです。

その他、LXDE版とその最小構成版である LXDE Mini も同日にリリースされました。gnome や openbox 等の他のデスクトップ版も、近い内に順次リリースされるものと思われます。

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aptupgrade

(2011.06.15 初出)

既に御存知のユーザも多いと思いますが、PCLinuxOS の公式フォーラムで Texstar 氏によって下記のアナウンスが投稿されています。

Please be advised all users of PCLinuxOS will need to install and run aptupgrade when it appears in the software repository. This script will upgrade your PCLinuxOS system to the latest rpm, apt-get and Synaptic Package Manager.

「aptupgrade というパッケージが提供されたら、全てのユーザはこれをインストールして実行してくれ」ということですね。

その aptupgrade ですが、6月15日午後5時現在、リポジトリの testing セクションに置かれています。このまま大きな問題が見つからなければ、近い内に main セクションに移動するものと思われます。

この aptupgrade を、当方のテスト環境で試してみました。

インストールすると、KDE や Gnome のメニューの 「Software Center」 下に 「APT Upgrade」 として登録されています。これを起動すると「実行中の全てのアプリを閉じてくれ」という警告が出た後にスクリプトが実行され、完了すると自動的にシステムの再起動が行われます。再起動後には役目を終えた aptupgrade 自体が削除されています。

aptupgrade を実行すると rpm が 4.8.1 へアップグレードされると共に、apt や synaptic 等のパッケージ管理に関するパッケージもアップデートされます。これらの apt や synaptic は、rpm-4.8.1 を用いてビルドされたものだと思われます。

【 2011年6月21日 追記 】

aptupgrade が updates セクションに移動し、正式な公開となりました。(main セクションではなかったです orz)
各ユーザは忘れずにインストール・実行を行いましょう。

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Ricty フォント for PCLinuxOS

Ricty フォントを fonts-ttf-ricty というパッケージ名で新規に野良リポジトリに投入しました。今回のパッケージの作成に当たっては、Vine Linux のものを参考にさせて頂きました、と言うよりもほとんどパクリなんですが(滝汗
Vine のパッケージャーさんに感謝 m(_ _)m

Ricty フォントは生成スクリプトのみが配布されている為、このパッケージのインストール時に生成する様になっています。使用しているPCの環境によっては、フォントの生成に数分かかる場合があるかもしれません。

なお、Ricty フォントを生成する為には、fonts-ttf-japanese-migu と fonts-otf-inconsolata の2つのパッケージも必要となります。(fonts-otf-inconsolata は、今回の fonts-ttf-ricty と同時に野良リポジトリに新規投入したものです)

【 2011年6月19日 追記 】

fonts-ttf-ricty を 3.1.0 に更新して野良リポジトリに投入しました。依存パッケージに fontforge が抜けていたのも修正しています。

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PCLinuxOS 2011 テスト版

2011 のテスト版である test-pclinuxos-kde4-2011.6.iso が配布されたので、VMware Player 上で試用してみました。(あくまでもテスト版なので、メイン環境へ入れるとかは避けた方が良いと思われます)
以下、気付いた点などを簡単に書いてみます。

LiveCD の起動時の GRUB のメニューに、2010 には無かった Install PCLinuxOS という項目が新たに追加されています。

[ LiveCD のブートメニュー ]
PCLOS-2011 LiveCD ブートメニュー

この項目を選択すると LiveCD のデスクトップは表示されず、PCLinuxOS のインストーラが自動的に起動されます。インストーラは、内容的には 2010 のそれとほとんど同じです。

[ 起動されたインストーラ ]
PCLOS-2011 インストーラ起動画面

一方、GRUB のメニューから LiveCD を選択して起動すると、今までと同様に KDE のデスクトップが表示されます。当然ですが、このデスクトップ上の Install PCLinuxOS アイコンをクリックすることでもインストーラを起動することができます。

[ LiveCD のデスクトップ ]
PCLOS-2011 LiveCD デスクトップ

2011のテーマはメタルグレー(?)を基調とした少しシックな感じのものになっています。個人的には今回のテーマは、歴代の PCLinuxOS のデフォルトテーマの中で一番気に入っています。これらのテーマは既にリポジトリで一足先に提供されています。

[ インストールされた PCLinuxOS 2011 テスト版のデスクトップ ]
PCLOS-2011 KDEデスクトップ

このテスト版では kernel 2.6.38.8 , rpm 4.8.1 , KDE 4.6.4 となっています。2007 のリリース以来ずっと 4.4.6 のまま据え置かれていた rpm が 4.8.1 へアップグレードされたのが大きな変更点ではないかと思います。

なお、2011 で標準のパッケージマネージャになる予定とされている yumex は、このテスト版ではまだ採用されておらず、従来と同様に Syanptic が標準のパッケージマネージャとなっています。

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