aptupgrade
(2011.06.15 初出)
既に御存知のユーザも多いと思いますが、PCLinuxOS の公式フォーラムで Texstar 氏によって下記のアナウンスが投稿されています。
Please be advised all users of PCLinuxOS will need to install and run aptupgrade when it appears in the software repository. This script will upgrade your PCLinuxOS system to the latest rpm, apt-get and Synaptic Package Manager.
「aptupgrade というパッケージが提供されたら、全てのユーザはこれをインストールして実行してくれ」ということですね。
その aptupgrade ですが、6月15日午後5時現在、リポジトリの testing セクションに置かれています。このまま大きな問題が見つからなければ、近い内に main セクションに移動するものと思われます。
この aptupgrade を、当方のテスト環境で試してみました。
インストールすると、KDE や Gnome のメニューの 「Software Center」 下に 「APT Upgrade」 として登録されています。これを起動すると「実行中の全てのアプリを閉じてくれ」という警告が出た後にスクリプトが実行され、完了すると自動的にシステムの再起動が行われます。再起動後には役目を終えた aptupgrade 自体が削除されています。
aptupgrade を実行すると rpm が 4.8.1 へアップグレードされると共に、apt や synaptic 等のパッケージ管理に関するパッケージもアップデートされます。これらの apt や synaptic は、rpm-4.8.1 を用いてビルドされたものだと思われます。
【 2011年6月21日 追記 】
aptupgrade が updates セクションに移動し、正式な公開となりました。(main セクションではなかったです orz)
各ユーザは忘れずにインストール・実行を行いましょう。
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