本日の野良リポジトリ (2012-10-30)

下記の新規パッケージを nora セクションへ投入しました。

self-build-setup-1.0.1-1
  • Vine Linux で採用されている self-build の仕組みを PCLinuxOS へ導入する為のパッケージです。(self-build については後述)
self-build-anthy-9100h-48.20110409
  • anthy の rpm パッケージを自動作成するパッケージです。
  • このパッケージの投入により、今まで置いていた anthy のバイナリーパッケージは野良リポジトリから削除しました。
  • anthy-9100h-1.20110409.47nora11 をインストール済みの環境の方は、このパッケージをインストールする必要はありません。
self-build-mozc+utdict-1.6.1187.102-20121020.9
  • mozc+utdict の rpm パッケージを自動作成するパッケージです。
  • 今まで配布していた mozc+utdict-1.6.1187.102-20121020.7nora12.src.rpm を用いてビルドした rpm パッケージをインストール済みの環境の方は、このパッケージをインストールする必要はありません。
  • このパッケージの投入により、今まで行なっていた mozc+utdict のソースパッケージの配布は中止します。

【 self-build パッケージについて 】

今回、Vine Linux で採用されている self-build という仕組みを取り入れてみました。self-build システム一式を、ほぼそのまま丸ごと拝借してきました(^_^;)

self-build は、バイナリーパッケージでの配布が特許や法令あるいは種々のライセンスに違反する可能性のあるソフトウェアを、「各ユーザーの環境上でバイナリーパッケージを作成することで問題を回避しよう」という仕組みです。「大人の事情」に配慮しつつ、ユーザーの利便性を極力損なわない様にする良い方法だと私は思います。

今回は mozc+utdict と anthy を、この仕組みを使ってインストールする様にしました。

self-build-* パッケージをインストールすると、ビルドに必要なパッケージをインストールすると共に、自動的にソースコードをダウンロードしてきて rpm パッケージの作成を行います。また apt-get コマンドや Synaptic から self-build-* パッケージをインストールした場合には、作成された rpm パッケージのインストールも自動的に行います。

なお、種々のファイルは下記のディレクトリ下に保存されています。

  • 作成された rpm パッケージ: /var/cache/apt/archives
  • ダウンロードしたソースコード: /var/cache/self-build
  • ビルドに必要なパッチなどのファイル: /usr/share/self-build-*

self-build の仕組みに付いてより詳しく知りたい方は、Vine Linux のドキュメントをご覧頂ければと思います。


【 self-build-* を使用する際の注意点 】

  • self-build の仕組みをシステムに導入する為の self-build-setup パッケージを事前にインストールしておいてください。Synaptic で self-build-setup をインストールした場合には、Synaptic を再起動してください。
  • 「ユーザーの環境上でビルドする」という仕組み上、ビルドに要する時間はユーザーのハードウェア環境によって差が出ます。有り体に言えば、低スペな環境ではビルドにかなりの時間が掛かると思います。(特に mozc+utdict の方)
  • パッケージをビルドされたことが有る方ならご存知だと思いますが、ビルド中には CPU リソースを食いまくります。低スペな環境ではビルド中には他の作業は行わない方が無難かもしれません。
  • self-build-* によって作成された rpm パッケージの再配布は基本的に不可とお考えください。

最後になりましたが、self-build という仕組みを考案され開発されている Vine Linux の中の方々に謝意を表します。

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mozc+utdict のソースパッケージを更新

Mozc UT辞書 を20121015版へ更新しています。必要な方はこちらからどうぞ。

なお今回のパッケージでは、Mozc UT辞書 を組み込み済みのソースを使ってビルドする様にしてあります。

【 10月18日 追記 】

コメントで御指摘頂きましたが、Mozc UT辞書 組み込み済みソース (Patched source code) のライセンス違反の可能性を排除できない様なので、このソースを用いてのビルドを止め、パッケージをビルドする際に辞書を生成する方法に戻しました。

【 10月19日 追記 】

昨日の追記に大事なことを書くのを忘れていました(-_-;)

Mozc UT辞書 の生成には、20121015版では ruby 1.9 以上が必要となりました。PCLinuxOS の公式リポジトリでは現在、testing セクションで ruby-1.9.3.p194 が提供されています。従ってビルドの際には一時的に testing セクションを有効にして、事前にruby-1.9.3.p194 をインストールしておいてください。

【 10月20日 追記 】

Mozc UT辞書 を、20121020版へ更新しました。

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