mozc+utdict のソースパッケージを更新
Mozc UT辞書 を20121015版へ更新しています。必要な方はこちらからどうぞ。
なお今回のパッケージでは、Mozc UT辞書 を組み込み済みのソースを使ってビルドする様にしてあります。
【 10月18日 追記 】
コメントで御指摘頂きましたが、Mozc UT辞書 組み込み済みソース (Patched source code) のライセンス違反の可能性を排除できない様なので、このソースを用いてのビルドを止め、パッケージをビルドする際に辞書を生成する方法に戻しました。
【 10月19日 追記 】
昨日の追記に大事なことを書くのを忘れていました(-_-;)
Mozc UT辞書 の生成には、20121015版では ruby 1.9 以上が必要となりました。PCLinuxOS の公式リポジトリでは現在、testing セクションで ruby-1.9.3.p194 が提供されています。従ってビルドの際には一時的に testing セクションを有効にして、事前にruby-1.9.3.p194 をインストールしておいてください。
【 10月20日 追記 】
Mozc UT辞書 を、20121020版へ更新しました。
PCLinuxOS | comments (5) | -
コメント
辞書生成スクリプトを確認したところ、組み込み済みのソースの再配布はライセンス違反に該当する恐れがあります。
Utumiさんの辞書生成スクリプトは、追加辞書をdata/dictionary_oss/dictionary00.txtというファイルに書き込みます。このファイルがMozc UTによる2次著作物ということになりますが、問題なのは、このファイルがGPLとCC-BY-SAの2次著作物でもあるということです。これを再配布することは、ライセンスに抵触する恐れがあります。組み込み済みソースコードの再配布を行うなら、GPL系とCC-BY-SA系が別ファイルになるようにして、再配布の段階では両者が分離されている必要があるでしょう。
と言うことは再配布云々以前に、UTUMIさんが配布されている Mozc UT辞書 を組み込み済みのソース (Patched source code) それ自体がライセンス違反に該当している可能性があるということですよね?
取り敢えず当方のソースパッケージは、Patched source code を使用せずに、パッケージをビルドする際に辞書を生成する方法に戻しました。
相談できるとこってないんですかねえ。
tomcatさんご苦労様です。
素人には本当に判り難いです(・_・;)
> 組み込み済みのソース (Patched source code) それ自体がライセンス違反に
> 該当している可能性があるということですよね?
はい。
正確には、Patched source code の存在自体が問題というわけではなく、それを再配布するという行為に著作権法上の制限がある、という感じでしょうか。
UTUMIさんが問題となっているコード全ての原著作者であれば、著作権法上の制限は受けませんが、今回はそうではないと思います。