【 Topics 】

ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

引越し先: Operation Normal ? (v2)(同一サイト内です)

PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2019-02-02)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

marisa-0.2.4-3
  • libkkc や libkkc-data に必要となる marisa ですが、ruby が 2.6.1 へ更新された影響により公式リポジトリから削除されました。(将来復活するのかどうかは不明)
    このため ruby-2.6.1 を用いて再ビルドしたものを投入しました。
libkkc-0.3.5-10.git20180801
libkkc-data-0.2.7-4
  • どちらも上記の marisa-0.2.4-3 を用いて再ビルドしました。
    なお marisa が公式リポジトリから削除されたことにより、libkkc 関連のパッケージも全て公式リポジトリから削除されています。
jdim-0.1.0-2.20190129
  • 最新のリビジョンを用いてビルドしました。
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PCLOS: 昨日の野良リポジトリ (2017-06-27)

昨日、下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

libkkc-0.3.5-7.git20170328
  • openSUSE の M17N リポジトリの libkkc のパッケージからパッチを1件拝借してきて適用しました。
setime-1.5-1
  • ibus の設定方法を変更しました。これにより ibus のショートカットキーとステータスアイコンの 左/右クリック のメニュー表示がやっと両立できるようになりました。(詳細は後述)
ibus-1.5.16-0.2
  • setime での ibus の設定方法の変更を受けて、setime の要求バージョンを 1.5 以上に変更しました。

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uim で現在の環境での挙動に怪しげなところが見られたので、uim のパッケージ一式を nora-test セクションから削除しました。


【 setime-1.5 での ibus の設定方法の変更について 】

ibus の設定は前版までは、$HOME/.bash_profile に動作に必要な環境変数を記述し、$HOME/.config/autostart 下に ibus の自動起動用の desktop ファイルを置いていました。

自動起動用の desktop ファイルを用いたのは、Plasma 環境でシステムトレイ上の ibus のステータスアイコンの 左/右クリック でメニューを表示させるためでした。ただこの方法では、本来は利用できる(できなければいけない)はずの [Super]+[Space] キーによる入力エンジンの切り替えなどのショートカットキーが機能しないという問題がありました。

一方、自動起動用の desktop ファイルを用いずに ibus を $HOME/.bash_profile 内で起動した場合や、設定を $HOME/.i18n に全て記述した場合にはショートカットキーは機能しましたが、この場合にはステータスアイコンの 左/右クリック でのメニュー表示ができなくなりました。

つまり「こちらを立てればあちらが立たず、あちらを立てればこちらが立たず」状態になっていたわけです。

今回の 1.5 では自動起動用の desktop ファイルの使用を止め、ibus を $HOME/.bash_profile 内で起動しています。ただしその起動は sleep コマンドを併用して遅延起動としています。具体的には下記のように実行しています。

(sleep 2; ibus-daemon -d -x) &

これによってメニュー表示とショートカットキーの両方がやっと利用できるようになりました。(ibus の絵文字入力支援機能の絵文字選択ダイアログの表示も [Ctrl]+[Shift]+[e] キーによって行えるようになりました)

極めて場当たり的な対応ですし、なぜ遅延起動させることによって問題が解決できるのかという真の理由も分かっていなかったりするのですが、とりあえずは結果オーライということで、当面はこの設定方法で行こうと考えています。

なお、sleep コマンドを併用した遅延起動という方法は、openSUSE の ibus の自動起動スクリプトを参考にさせて頂きました。

【既知の問題】Plasma のデスクトップ表示直後に画面の左上コーナーに黒い正方形が表示されることがあります。ibus のステータスアイコンをクリックすると、この黒い正方形は消えます。

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PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2017-06-09)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-skk-1.4.2-3.git20150413
  • vala-0.36.* を用いたコンパイルでエラーになる問題を修正するパッチを作成して適用しています。
  • AWASHIRO Ikuya 氏によるパッチを適用して、ステータスアイコンの表示を入力モードに応じて変化させるようにしました。
libkkc-0.3.5-6.git20170328
  • ソースを最新のリビジョンに更新しました。(vala-0.36.* でのコンパイルエラーに対処するため)
ibus-kkc-1.5.22-4.git20170607
  • ソースを最新のリビジョンに更新しました。(vala-0.36.* でのコンパイルエラーに対処するため)
  • 上述の ibus-skk での AWASHIRO Ikuya 氏によるパッチを ibus-kkc 用に修正を加えて適用しています。
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本日の野良リポジトリ (2015-05-26)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

fcitx-4.2.9-1
fcitx-anthy-0.2.2-1
fcitx-kkc-0.1.2-1
fcitx-skk-0.1.2-1
  • いずれもソースを最新のリリース版へ更新しました。
ibus-1.5.10-3.git20150525
ibus-skk-1.4.2-1.git20150413
libkkc-0.3.5-3.git20150522
libskk-1.0.2-1.git20150413
libxkbcommon-0.5.0-0.1
  • fcitx-4.2.9 のビルドでは libxkbcommon-0.5.0 以上が要求されますが、現在の公式リポジトリのそれは 0.4.3 なため、バージョンを 0.5.0 へ上げてビルドしたものを投入しました。
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本日の野良リポジトリ (2015-05-16)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

fcitx-anthy-0.2.1-3.git20150515
fcitx-kkc-0.1.1-3.git20150430
libkkc-0.3.5-2.git20150513
skkdic-20150516T1523-1
  • ソースを更新しました。
fonts-ttf-ancient-symbola-7.21-1
  • ソースを更新しました。

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下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

mikutter-3.2.3-1
  • ソースを更新しました。
freshplayerplugin-0.2.4-0.1 (64bit版のみ)
  • ソースを更新しました。
  • 0.2.4 では "IMEs support (ibus and fcitx were tested)" となって、ニコニコ動画などの Flash コンテンツ上での日本語入力が可能となりました。
  • 32bit環境上ではビルドエラーが発生し私のスキルでは対処不能なため、今回は64bit版のみとなっています(-_-;) そのうち公式リポジトリでも 0.2.4 が提供されるだろうと思いますので、32bit版をご使用の方はそれまでしばしお待ちを...
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本日の野良リポジトリ (2014-12-31)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

libkkc-0.3.5-1
  • ソースを更新しました。
ibus-kkc-1.5.22-1
  • ソースを更新しました。
  • libkkc-0.3.5 を用いてビルドしました。
skkdic-20141230-1
  • ソースを更新しました。
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本日の野良リポジトリ (2014-07-08)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

mozc-1.15.1827.102-1
  • ソースを 1.15.1827.102 (r253) へ更新しました。(Mozc release history)
  • 郵便番号のデータを2014年6月版へ更新しました。
  • 今回の更新により、ibus-mozc でシステムトレイのアイコンの左クリックで表示されるメニューの項目の一部が空白になっていたのが修正されました。(この修正自体は r251 で行われました)

    mozc-tool-label-r251
libkkc-0.3.4-1
  • ソースを更新しました。
ibus-kkc-1.5.21-1
  • ソースを更新すると共に、libkkc-0.3.4 を用いてビルドしました。
skkdic-20140707-1
  • ソースを更新しました。

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下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

choqok-1.4-3.2.e6729ff2
  • rev.e6729ff2 を用いてビルドしました。
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本日の野良リポジトリ (2014-04-03)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

sylpheed-3.4.0-0.1
  • ソースを更新しました。
gettext-0.18.3.2-0.1 [32bitのみ]
swig-2.0.12-0.1 [32bitのみ]
  • これらのバージョンは64bit版向けの公式リポジトリでは既に提供されていたものですが、何故か32bit版向けには未だ提供されていませんでした。そこで32bit版向けに再ビルドして投入しました。

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下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

ibus-1.5.6-0.1
  • 1.5 系を遂に投入しました。
  • Fedora のパッケージをベースとしていますが、openSUSE からもシステムトレイのアイコン上で mozc の入力モードを表示できる様にするパッチも導入しています。
  • 別記の「ibus-1.5.x について」も参照してください。
ibus-anthy-1.5.5-0.1
  • Fedora のパッケージをベースにして ibus-1.5.6 を用いてビルドしました。
  • 別記の「ibus-anthy-1.5.5 の既知の問題」も参照してください。
ibus-qt-1.3.2-3.156
  • ibus-1.5.6 を用いて再ビルドしました。
ibus-skk-1.4.1-1.156
  • ibus-1.5.6 を用いて再ビルドしました。
mozc-1.13.1651.102-1.156
  • ibus-1.5.6 を用いて再ビルドしました。
libkkc-0.3.3-0.1
  • ソースを更新しました。
ibus-kkc-1.5.20-0.156
  • ibus-1.5.6 を用いてビルドしました。
  • libkkc-0.3.3 を用いてビルドしました。

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【 ibus-1.5.x について 】

公式リポジトリでは ibus-1.5.4 が提供されていますが、これまではパッケージング上の問題と xorg server のバージョンが旧いことが原因で正常動作していませんでした。しかし先日 xorg server が 1.12.4 へアップグレードされ、この点での問題が解消されました。

今まで野良リポジトリでは正常動作しない公式パッケージの 1.5.4 をオーバーライドする形で内部バージョンが 1.4.2 な ibus のパッケージを提供して来ましたが、今回、nora-test セクションへ 1.5.6 とそれに関係するパッケージを投入しました。

ibus の 1.5 系はそれまでの 1.4 系とは設計思想が大きく異なっています。それ故に色々と議論がある様で、"ibus 1.5" などのキーワードで検索すると色々と出てくると思います。

1.5.5 から実装されたプロパティーパネルですが、これはデフォルトでは一定時間後に隠れる設定となっています。目障りと感じる場合には、「IBus の設定」で非表示とすることが出来ます。

[プロパティーパネルの表示例]
ibus-1.5.6 プロパティーパネル

[プロパティーパネルの表示設定]
ibus-1.5.3 のプロパティーパネルの表示設定

今回の野良パッケージでは openSUSE からパッチを導入することにより、IME に Mozc を使用している場合には、システムトレイの Mozc のアイコンの表示状態で入力モードを判断できる様になっています。逆に言うとこのパッチが適用されていない素の状態の ibus-1.5.x ではシステムトレイの Mozc のアイコンは常に「あ」の表示状態のままで入力モードを変更しても変化せず、現在の入力モードを瞬時に判別することが難しくなります。(そういうこともあってか 1.5.5 からはプロパティーパネルが実装されることになった訳ですが...)

1.4.2 で IME に Mozc を使用していた人は、下記の様にすれば今回の 1.5.6 でもほぼ同様な操作感を得ることが出来ると思います。

  1. 「IBus の設定」の "次の入力メソッド" のショートカットキーに Hankaku/Zenkaku が設定されている場合にはこれを削除
  2. [Super] + [Space] キーで IME に「日本語 - Mozc」を選択(システムトレイ上のアイコンは「あ」表示)
  3. [半角/全角] キーを押すと直接入力モードになる(システムトレイ上のアイコンは「A」表示)
  4. 再度 [半角/全角] キーを押すとひらがな入力モードになる(システムトレイ上のアイコンは「あ」表示)

つまり、1.4.2 では IM を ON/OFF することで行っていた日本語入力と直接入力の切り替えを、1.5.6 では IM は常時 ON の状態のままで、日本語入力と直接入力の切り替えは IME の入力モードの変更で行うということです。

なお Mozc の入力モードの変更キーはデフォルトでは [半角/全角] に設定されていますが、これは Mozc の設定(Mozc プロパティ)の キー設定 で変更可能です。変更方法に付いては openSUSE の IBus のページ が参考になると思います。(この際に、入力モードの変更に割り当てたキーが IBus の "次の入力メソッド" のショートカットキーと重ならない様に注意)

今回の野良パッケージをインストールして ibus 関係のパッケージをアップデートした場合、元の ibus-1.4.2 へ戻すことは大変面倒臭いことになりますのでご注意ください。「ibus-1.5.6 なんていらない」という方は nora-test セクションを無効にするか、今までの ibus-1.4.2 関係のパッケージを Synaptic の パッケージ の「バージョンの固定」機能を使って保護してください。

【 ibus-anthy-1.5.5 の既知の問題 】

1.5.5 で修正された「Launched an error dialog when .anthy/last-record2_default.utf8 is broken.」の影響により、
~/.anthy/last-record2_default.utf8
が存在しない環境では、ibus-1.5.6 で IME に「日本語 - Anthy」を選択しても ibus-anthy-1.5.5 が動作してくれません。

この問題への応急的な対応策として、今回のパッケージでは last-record2_default.utf8 のサンプルファイルを同梱してあります。
~/.anthy/last-record2_default.utf8 が存在していない場合には、
/usr/share/ibus-anthy/last-record2_default.utf8.sample
を ~/.anthy/ 下に last-record2_default.utf8 としてコピーしてください。

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本日の野良リポジトリ (2013-12-21)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

libkkc-0.3.2-0.1
  • ソースを更新しました。
ibus-kkc-1.5.19-1.142
  • ソースを更新しました。
  • libkkc-0.3.2 を用いてビルドしました。
fcitx-kkc-0.1.0-2.1
  • fcitx-4.2.8.3 と libkkc-0.3.2 を用いて再ビルドしました。

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下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

freetype2-2.5.2-0.1
  • ソースを更新しました。
  • サブピクセルレンダリングを有効にするパッチを当ててビルドしています。
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昨日の野良リポジトリ (2013-12-03)

先日、公式リポジトリに IM 関係や日本語フォント等の多数のパッケージが新たに投入されました。今まで野良リポジトリで公開してきたのと同等のものが self-build 関係を除いてほとんど提供されました。これに伴い、野良リポジトリのパッケージも大幅な見直しを行いました。


下記のパッケージを nora セクションから削除しました。

  • fcitx
  • fcitx-anthy
  • fcitx-configtool
  • fcitx-kkc
  • fonts-otf-inconsolata
  • fonts-otf-japanese-ipaex
  • fonts-otf-japanese-ipafont
  • fonts-ttf-japanese
  • fonts-ttf-japanese-ipafont-uigothic
  • fonts-ttf-japanese-ipamona
  • fonts-ttf-japanese-migu
  • fonts-ttf-japanese-vlgothic
  • ibus-qt4
  • jd
  • kcm-fcitx
  • libgee0.6
  • libkkc
  • libkkc-data
  • marisa-trie
  • scim
  • skkdic
  • skktools
  • sylfilter
  • tegaki-pygtk
  • tegaki-python
  • tegaki-recognize
  • tegaki-train
  • tegaki-zinnia-japanese
  • zinnia

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下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.4.is.1.4.2-1
  • 内部バージョンが 1.4.2 な ibus です。公式パッケージの ibus-1.5.4 をオーバーライドします。
ibus-anthy-1.5.4.is.1.2.7-1.142
  • 内部バージョンが 1.2.7 な ibus-anthy です。公式パッケージの ibus-anthy-1.5.4 をオーバーライドします。
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いてビルドしています。
ibus-kkc-1.5.18-4.142
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いてビルドしています。
ibus-qt-1.3.2-2.142
  • 公式パッケージに合わせて、パッケージ名を従来の ibus-qt4 から ibus-qt へ変更しました。ibus-qt4 を Obsoletes 指定しています。
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いてビルドしています。
ibus-skk-1.4.1-1.142
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いてビルドしています。
marisa-0.2.4-3
  • 公式パッケージに合わせて、パッケージ名を従来の marisa-trie から marisa へ変更しました。marisa-trie を Obsoletes 指定しています。
mozc-1.12.1599.102-3.142
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いて再ビルドしています。
setime-0.88-0.1
  • ibus-qt4 が ibus-qt へパッケージ名が変更になったことに対する修正を行っています。

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インストール済みの野良パッケージの内、今回野良リポジトリから削除された fcitx や jd の様に公式パッケージとのリリースナンバーの大小の関係からアップデート対象にリストアップされず、公式パッケージに置き換わらないものがありますが、内容的には公式パッケージと同一であり動作上は問題ありません。

気になる方は一旦野良パッケージを削除して、改めて公式パッケージをインストールするなどしてください。お手数をお掛けします m(__)m

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本日の野良リポジトリ (2013-09-30)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

fcitx-4.2.8.3-1
  • ソースを更新しました。
libkkc-0.3.1-1
  • ソースを更新しました。
ibus-kkc-1.5.18-1
  • ソースを更新しました。
  • libkkc-0.3.1 を用いてビルドしました。
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本日の野良リポジトリ (2013-08-01)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

libkkc-0.2.7-1
  • ソースを更新しました。
libkkc-data-0.2.7-1
  • ソースを更新すると共に、libkkc-0.2.7 を用いてビルドしました。
ibus-kkc-1.5.16-1
  • ソースを更新すると共に、libkkc-0.2.7 を用いてビルドしました。
mozc-1.11.1502.102-2
  • 郵便番号データを20130731版へ更新しました。
  • uim-mozc をビルドするのに必要な macuim を rev.327 へ更新すると共に、uim-1.8.6 を用いてビルドしました。
uim-1.8.6-1
  • ソースを更新しました。
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本日の野良リポジトリ (2013-07-22)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

choqok-1.3.1-1.2ff0e97d
  • 現時点での最新のリビジョンを用いてビルドしました。Twitter の新しい API に対応しています。
fcitx-4.2.8.1-1
  • 最新バージョンを用いてビルドしました。
  • 公式パッケージには存在しないサブパッケージも生成していますが、日本語環境で使用する場合には、
    fcitx
    fcitx-libs
    fcitx-data
    fcitx-gtk2
    fcitx-gtk3
    fcitx-qt4
    をインストールしておけば OK かと思います。
fcitx-anthy-0.2.0-2
  • fcitx で anthy を使用する為のラッパーです。公式リポジトリには存在しないパッケージです。
fcitx-configtool-0.4.7-2
  • gtk ベースの fcitx の設定ツールです。公式リポジトリには存在しないパッケージです。
fcitx-kkc-0.1.0-2
  • fcitx で libkcc を使用する為のラッパーです。公式リポジトリには存在しないパッケージです。
kcm-fcitx-0.4.3-2
  • KDE 用の fcitx の設定ツールです。公式リポジトリには存在しないパッケージです。
  • このパッケージをインストールすると、KDE の「デスクトップを設定」の "アプリケーションの外観と振る舞い" → "ロケール" 下に 「入力メソッド」という項目が新たに追加され、fcitx に関する設定を行える様になります。
    なお、fcitx-configtool と kcm-fcitx の両方がインストールされている場合、システムトレイ上の fcitx のアイコンの右クリックメニューの「設定」から起動されるのは、KDE 環境では kcm-fcitx の方になります。
ibus-qt4-1.3.2-1
  • ソースを更新しました。
libkkc-0.2.6-2
  • ソースを更新しました。
libkkc-data-0.2.5-1
  • ソースを更新すると共に、libkkc-0.2.6 を用いてビルドしました。
ibus-kkc-1.5.15-1
  • ソースを更新すると共に、libkkc-0.2.6 を用いてビルドしました。
libgee-0.6.8-0.1
  • libkkc に必要となる libgee ですが、64bit向けの公式リポジトリには投入されている libgee-0.6.8 が 32bit向けには何故かまだ投入されていないので、今回、野良リポジトリに投入しました。
mozc-1.11.1502.102-1
  • ソースを更新しました。今回は fcitx-mozc もビルドしています。
setime-0.87-1
  • fcitx 用の設定を一部修正しました。

※ 今回、libkkc 関係のパッケージを従来の nora-test セクションから nora セクションへ移動させました。


【 fcitx-kkc の PCLinuxOS 上での不具合に付いて 】

libkkc(fcitx 上では Kana Kanji と表示されている)の設定ツールのダイアログにおいて、ボタンにアイコンが表示されません。

例えば下図は libkkc の辞書の追加や削除を行うダイアログですが、右側のボタンのアイコンが表示されていません。
ダイアログのボタンにアイコンが表示されないPCLOS上でのfcitx-kkc

こちらが正常な状態です。(openSUSE 12.3 上の fcitx-kkc)
ボタンにアイコンが表示されているopenSUSE上のfcitx-kkc

何故に PCLinuxOS 上では正常にアイコンが表示されないのかは不明です(汗)

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本日の野良リポジトリ (2013-06-19)

下記のパッケージを nora セクションへ投入しました。

fonts-ttf-japanese-migu-20130617-1
  • Miguフォントを20130617版へ更新しました。
kde-gtk-config-2.2.1-1
  • KDE上で使用する GTK2/3 アプリの外観を「KDEシステム設定」上で変更出来るようにするツールですが、公式の32bit版向けリポジトリにはこのパッケージが存在していないので、バージョンを最新版へ更新して新たに投入しました。
mozc-1.10.1390.102-3
  • 郵便番号データを20130531版へ更新しました。
  • libprotobuf-2.5.0 をシステムにインストールされたものを使用する様に変更しました。またこの変更の為に、issue 189 で提示されているパッチを取り込んでビルドしています。
uim-1.8.5-2
  • GNOMEアプレットを無効にしてビルドし直しました。(PCLinuxOSがGNOMEを捨ててMATEを採用することを決定したことにより、GNOMEパネルアプレット関連のパッケージが提供されなくなった為)
self-build-mozc+utdict-1.10.1390.102-20130520.6
  • 64bit環境で依存関係のエラーが出ていたのを修正しました。(64bit向けリポジトリのみに投入)

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下記のパッケージを nora-test セクションへ投入しました。

libkkc-0.2.4-2
  • ソースを更新しました。
libkkc-data-0.2.0-3
  • libkkc-0.2.4 を用いてリビルドしました。
ibus-kkc-1.5.14-1
  • ソースを更新し、libkkc-0.2.4 を用いてビルドしました。

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下記のパッケージを nora-br セクションへ投入しました。

uim, ibu-kkc をビルドする際、下記の各公式パッケージの -devel に *.la ファイルが存在しない為にビルドエラーになることへの対応策として、*.la ファイルを同梱するように修正してリビルドしています。

libx11-1.6.0-1.1
libxau-1.0.8-1.1
libxdmcp-1.1.1-1.1
libxrender-0.9.7-1.1
pixman-0.30.0-1.1




MATE の導入とそれに伴う多くの GNOME 関係パッケージの削除という大きな変更の影響を受けた事による uim のリビルド、相変わらず発生する *.la に関するビルドエラー、64bit版に於ける変則的な32bitライブラリの取り扱い方、等々、おじさんちょっと疲れました。そろそろ潮時かなぁ。。。

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本日の野良リポジトリ (2013-05-16)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

self-build-mozc+utdict-1.10.1390.102-20130516.4
  • UTUMIさんの辞書の20130516版へ対応しました。

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

libkkc-0.2.3-1
  • ソースを更新しました。
ibus-kkc-1.5.13-1
  • ソースを更新しました。
  • libkkc-0.2.3 を用いてビルドしました。
PCLinuxOS | comments (0) | -

本日の野良リポジトリ (2013-05-01)

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

libkkc-data-0.2.0-1
  • ソースを更新しました。
  • marisa-trie-python-0.2.4 および libkkc-0.2.0 を用いてビルドしました。

【 21:40 追加 】

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

libkkc-0.2.1-1
  • ソースを更新しました。
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本日の野良リポジトリ (2013-04-30)

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

marisa-trie-0.2.4-1
  • ソースを更新しました。
libkkc-0.2.0-1
  • ソースを更新しました。
  • marisa-trie-0.2.4 を用いてビルドしました。
ibus-kkc-1.5.11-1
  • ソースを更新しました。
  • libkkc-0.2.0 を用いてビルドしました。
PCLinuxOS | comments (0) | -

本日の野良リポジトリ (2013-03-03)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

gmtk-1.0.8-0.1
  • ソースを更新しました。
gecko-mediaplayer-1.0.8-0.1
gnome-mplayer-1.0.8-0.1
  • どちらもソースを更新し、gmtk-1.0.8-0.1 を用いてビルドしました。
jd-2.8.6-0.r4098
  • ソースを SVN rev.4098 へ更新しました。

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下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

libkkc-0.1.8-1
  • ソースを更新しました。(【参照】作者さんのブログ
ibus-kkc-1.5.8-1
  • ソースを更新し、libkkc-0.1.8-1 を用いてビルドしました。
skkdic-20130303-1.T0037
  • ソースを更新しました。
  • 郵便番号辞書を20130228版へ更新しました。
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本日の野良リポジトリ (2013-02-23)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

libvdpau-0.6-0.1
  • ソースを更新しました。

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下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

libkkc-0.1.7-1
  • ソースを更新しました。
ibus-kkc-1.5.7-1
  • ソースを更新しました。
  • libkkc-0.1.7-1 を用いてビルドしました。
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本日の野良リポジトリ (2013-02-13)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

scim-1.4.14-2
  • Mageia からパッチを1件流用してきて当てています。
  • 依存関係で抜けていたパッケージを追加しています。
  • 32bit版向けは、従来の nora-test セクションから nora セクションへ移動させました。
  • scim をビルドするのはこれが最後になる、、、かなぁ、、、?
scim-uim-0.2.0-2.1
  • scim-1.4.14-2 を用いて再ビルドしました。
setime-0.80-1
  • uim-mozc を使用している環境で、Synaptic 等の root 権限の X アプリの起動に異常に時間が掛かる問題への修正の見込みが立たないこと、そのため現状では mozc のビルドに於て uim-mozc を生成していないこと、以上の点から、uim-mozc 対策として ver.0.59 で変更した GTK_IM_MODULE=xim の設定を GTK_IM_MODULE=uim に戻しました。
  • IME の選択に fcitx という項目が見えたら、それは多分、幻です(^_^;)

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下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

libkkc-0.1.6-1
  • ソースを更新しました。
  • python 2.6 な環境でビルドエラーが出る問題への対策として、git.621c29b での修正をパッチとして取り込んでビルドしています。
  • License を GPLv3 から GPLv3+ へ修正しました。
  • 一部のドキュメントが抜けていたのを収録するように修正しました。
libkkc-data-0.1.6-1
  • ソースを更新しました。
  • libkkc-0.1.6-1 を用いてビルドしました。
  • libkkc-0.1.6-1 と同様な python 2.6 対策のパッチを当ててビルドしています。
ibus-kkc-1.5.6-3
  • libkkc-0.1.6-1 を用いて再ビルドしました。
  • 要求する libkkc-data のバージョンを 0.1.6 に上げました。

【参考】libkkc-0.1.6 に関する作者さんのブログ記事

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本日の野良リポジトリ (2013-02-11)

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

libkkc-0.1.5-1
  • ソースを更新しました。
skkdic-20130210-1.T2359
  • ソースを更新しました。
  • EDICT 辞書をソースから除外しました。
    必要な方は、こちらから SKK-JISYO.edit をダウンロードして、/usr/share/skk 下に置いてださい。
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本日の野良リポジトリ (2013-02-10)

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

libkkc-0.1.4-1
  • ソースを更新しました。
ibus-kkc-1.5.6-1
  • ソースを更新しました。

下記のパッケージを32bit版向けの nora セクションから削除しました。

scim-bridge
scim-bridge-gtk
scim-bridge-qt4
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本日の野良リポジトリ (2013-02-09) - その2

下記のパッケージを32bit版向けの nora-test セクションに投入しました。

libkkc-0.1.3-3
ibus-kkc-1.5.5-4.git_941cb1e
  • BuildRequires に %{_lib}glib2.0_0-devel+ を追加しました。

下記のパッケージを64bit版向けの nora-test セクションに投入しました。変更点は32bit版向けと同じです。

marisa-trie-0.2.1-2
libkkc-0.1.3-3
libkkc-data-0.1.3-1
ibus-kkc-1.5.5-4.git_941cb1e
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本日の野良リポジトリ (2013-02-09)

下記のパッケージを32bit版向けの nora-test セクションに投入しました。

marisa-trie-0.2.1-2
  • python, perl, ruby 用のサブパッケージを作成する様にしました。(サブパッケージ作成部分は、Fedora の開発版の spec ファイルから流用させて頂きました)
  • marisa-trie-python は、libkkc-data パッケージをビルドする際に必要となります。
libkkc-0.1.3-2
  • ソースを更新しました。
libkkc-data-0.1.3-1
  • ソースを更新しました。
  • libkkc-0.1.3-2 を用いてビルドしました。
  • BuildRequires に marisa-trie-python と python-argparse を追加しました。
ibus-kkc-1.5.5-3.git_941cb1e
  • libkkc-0.1.3-2 を用いてビルドしました。
  • BuildRequires に intltool を追加しました。
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本日の野良リポジトリ (2013-02-06)

下記のパッケージを32bit版向けの nora-test セクションに投入しました。

libgee-0.6.7-0.2
  • 生成されるパッケージ名を64bit版と揃えました。( libgee ⇒ libgee2 )
libkkc-0.1.2-2
  • libgee-0.6.7-0.2 を用いてリビルドしました。
  • libgee に関する依存パッケージ名の修正を行ないました。
libkkc-data-0.1.0-2
  • libkkc-0.1.2-2 を用いてリビルドしました。
ibus-kkc-1.5.5-2.git_941cb1e
  • ソースを更新しました。
  • libkkc-0.1.2-2 を用いてビルドしました。
  • KDE のメニューの「その他のアプリケーション」→「設定」下に ibus-kkc の設定ツールが正しく登録されていなかったのを修正しました。

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64bit版向けにも nora-test セクションを新たに設け、下記のパッケージを投入しました。パッケージの内容は32bit版向けと同様です。

ibus-kkc-1.5.5-2.git_941cb1e
libkkc-0.1.2-2
libkkc-data-0.1.2-2
marisa-trie-0.2.1-1
skkdic-20130205-1.T1538
skktools-1.3.2-1
synaptic-0.57.2-23.1

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64bit版向けの nora セクションに下記のパッケージを投入しました。

mozc-1.6.1187.102-7
gmtk-1.0.7-0.2
gnome-mplayer-1.0.7-0.2
  • 既に32bit版向けに提供していた 1.0.7 を、64bit版向けにも投入しました。

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64bit版向けの nora セクションから下記のパッケージを削除しました。(公式パッケージと被るため)

kasumi
scim-anthy
scim-bridge
scim-bridge-gtk
scim-bridge-qt4
file-roller
gmtk-1.0.6-1.1
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本日の野良リポジトリ (2013-02-05)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。(32bit版向けのみ)

mozc-1.6.1187.102-7
  • 郵便番号辞書を20130131版へ更新しました。
  • libprotobuf をシステムにインストールされたものを使う様に変更しました。これに伴う依存関係の追加を行ないました。
  • 今回も uim-mozc は無効にしてビルドしています。

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。(32bit版向けのみ)

ibus-kkc-1.5.5-1
  • ソースを更新しました。
  • PCLinuxOS 上ではビルド時に automake のバージョンを誤認識してエラーとなるので、その対策の為のパッチを追加しました。
  • 1.5.5 へのアップデート後は念の為に ibus を再起動してください。
libkkc-0.1.2-1
  • ソースを更新しました。
  • ibus-kkc と同様のエラー対策の為のパッチを追加しました。
skkdic-20130205-1.T1538
  • ソースを更新しました。
  • ビルド時に最新の郵便番号データを取得して郵便番号辞書を作成する様にしました。その結果、郵便番号辞書が 20130131版へ更新されました。

【 ibus-kkc 設定ツールについて 】

前回のバージョンでは動作していなかった ibus-kkc の設定ツール (/usr/lib/ibus-setup-kkc) が、今回の 1.5.5 では動作する様になりました。ibus のツールバー上の「KCC を設定」のアイコンをクリックすることでも起動できます。

[ 設定ツールの「動作」タブ ]
ibus-kkc 設定ツール(動作タブ)

[ 設定ツールの「辞書」タブ ]
ibus-kkc 設定ツール(辞書タブ)

上図は現在の私の環境のスクリーンショットで色々とシステム辞書が追加登録してありますが、デフォルトではユーザ辞書と SKK-JISYO.L だけが登録されています。この画面で自分に必要なSKK辞書を追加出来ます。従って libkkc では、前回のエントリで書いた様な「SKK辞書の結合」という作業は必要ないということになります。

なお、/usr/share/skk 下に存在する各辞書についての詳しい説明は SKK辞書 のページを参照してください。

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本日の野良リポジトリ (2013-02-02)

新たに登場してきた libkkc という日本語入力システム関係のパッケージを nora-test セクションに投入しました。
libkkc は「激しく開発中」とのことなので、今後に大いに期待したいと思います(^_^) (このエントリは ibus-kkc を用いて書きました)

ibus-kkc-1.5.3-1
  • 新規パッケージ。ibus から libkkc を使用する為のエンジンです。
libkkc-0.1.0-1
  • 新規パッケージ。新しい日本語入力システムの本体です。
libkkc-data-0.1.0-1
  • 新規パッケージ。 libkkc 用の言語モデルデータです。
marisa-trie-0.2.1-1
  • 新規パッケージ。libkkc をビルドするのに必要です。
libgee-0.6.7-0.1
  • 公式パッケージのものは現在 0.6.0 ですが、libkkc のビルドの必要上、0.6.7 へ更新しました。
skkdic-20120902-1
  • libkkc では単漢字変換に SKK辞書 を必要としますが、公式パッケージのものは 20070529 といささか古いので、20120902 へ更新しました。
skktools-1.3.2-1

なお、ibus-kkc, libkkc, libkkc-data, marisa-trie の各パッケージの spec ファイルは、Vine Linux のものを流用させて頂きました。パッケージャーさんに感謝 m(_ _)m


【 ibus から libkkc を使用する 】

ibus-kkc, libkkc, libkkc-data, skkdic の各パッケージをインストールした後、ibusを一旦再起動。その後、「IBusの設定」を開いて「インプットメソッド」タブの インプットメソッドの選択 → 日本語 から Kana Kanji を選択して追加してください。

ibus-kkcの登録

なお現状では、/usr/lib/ibus-setup-kkc が私の環境では下記のエラーを出して動作せず、ibus のツールバー上の「KCC を設定」のアイコンをクリックしても何も起きません。

$ /usr/lib/ibus-setup-kkc
**
ERROR:setup.c:411:__lambda3_: code should not be reached
アボートしました

【 SKK辞書について 】

「インストールした skkdic には郵便番号辞書が入っているのに libkkc から変換できないなぁ」と思ったら、必要な辞書を SKK-JISYO.L に結合しないといけないのですね。ここら辺のことは従来から SKK を使ってきた方にとっては常識のことなのかもしれませんが、SKK を使ったことがない者としては最初はちょっと戸惑いました。

てことで、skktools パッケージをインストールすると SKK辞書 の加除を行える skkdic-expr2 というコマンドが使用できる様になります。一例として、人名辞書と郵便番号辞書を結合する場合を下記に示します。

# cd /usr/share/skk
# skkdic-expr2 SKK-JISYO.L + SKK-JISYO.jinmei + SKK-JISYO.zipcode >  SKK-JISYO.NEW
# mv SKK-JISYO.L SKK-JISYO.L.orig
# mv SKK-JISYO.NEW SKK-JISYO.L

libkkc は SKK-JISYO.L だけを見ているみたいなので、オリジナルの SKK-JISYO.L をバックアップ後に結合した辞書を SKK-JISYO.L へリネームしています。(新しく結合した辞書を使用する際には、ibus を再起動するのが良い様です)

なお、/usr/share/skk 下に存在する各辞書についての詳しい説明は SKK辞書 のページを、skktools の各コマンドの詳しい使い方については 辞書メンテナンスツール のページをそれぞれ参照してください。

【 2月3日 追記 】

あー、上記の方法で SKK辞書 を結合すると、SKK-JISYO.L に元から含まれていた語の内、変換候補に表示されなくなってしまう語が有るみたいですね。うーん、libkcc では上記の方法で結合した辞書はダメなのかなぁ...


【 2月5日 追記 】

ibus-kkc-1.5.5 で設定ツールが正常に動作する様になり、任意の SKK辞書 の追加が自由に行えることが確認できました。(こちらのエントリを参照) 従って上記に述べた様な SKK辞書 の結合作業は必要ないということになります。

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