【 Topics 】

ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

引越し先: Operation Normal ? (v2)(同一サイト内です)

本日の野良リポジトリ (2013-04-30)

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

marisa-trie-0.2.4-1
  • ソースを更新しました。
libkkc-0.2.0-1
  • ソースを更新しました。
  • marisa-trie-0.2.4 を用いてビルドしました。
ibus-kkc-1.5.11-1
  • ソースを更新しました。
  • libkkc-0.2.0 を用いてビルドしました。
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PCLinuxOS 64bit KDE Desktop 正式リリース

テスト版が初めて公開された2011年の夏から約1年8ヶ月、途中で PCLinuxOS の「主」であるTexstar氏が健康上の理由から開発現場を離れるという不測の事態もあって開発が長引いていた64bit版ですが、遂に正式リリースの運びとなりました。

現在のところ通常版のみの公開で、32bit版の様な minime や fullmonty は提供されていません。

日本語化は32bit版と同様に Localization Manager (コマンド名は addlocale) を用いて行うことができます。addlocale を用いた日本語化では、scim-bridge 経由での anthy による日本語入力が行える様になっています。

この64bit版ですが、32bitライブラリの取り扱いが極めて変則的で、ia32-libs というパッケージとその他の幾つかの *****.32bit というパッケージによってのみ32bitライブラリが提供されています。

これらの32bitライブラリは skype 用のアプリと wine を動作させることを主目的として提供されているものです。

つまり、提供されている32bitライブラリが限定されていて、これら以外の32bitライブラリに依存するような32bitアプリをインストールしようとすれば、ユーザー自身で必要な32bitライブラリを用意する必要があります。

「64bit版では64bitアプリしか使わない」というユーザーならば問題とはならないでしょうが、64bit版でも32bitアプリを使う予定のあるユーザーは始めから32bit版を使用するか、他のディストリビューションの64bit版を選択した方が確実に幸せになれると思います。

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PCLinuxOS 2013.04

PCLinuxOS の32bit版のKDEデスクトップのメンテナンスリリースである 2013.04 が公開されています。

今まで通り、
pclinuxos-kde : 通常版
pclinuxos-kde-minime : 最小構成版
pclinuxos-kde-fullmonty : 「何でも入り」版
となっています。

なお 2013.04 の青色系のデフォルトテーマは、既存の環境でも task-theme-PCLOS410 をインストールすれば使用できるようになります。

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本日の野良リポジトリ (2013-04-13)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

self-build-mozc+utdict-1.10.1390.102-20130412.2
  • UTUMIさんの辞書の20130412版へ対応しました。

【 注意 】

Synaptic でこのパッケージをインストールした際、他にアップグレードが「保留」となっているパッケージが存在しているケースでは、生成された mozc+utdict パッケージのインストールが自動的には行われない様です。(生成されたパッケージは /var/cache/self-build 下に存在しています)

この場合には保留状態となっているパッケージのアップグレードを行えば、同時に mozc+utdict パッケージのインストールも実行されます。

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本日の野良リポジトリ (2013-04-05)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.1.is.1.4.2-1
uim-1.8.5-1
  • ソースを更新しました。
mozc-1.10.1390.102-2
  • uim-mozc をビルドするのに必要な macuim を rev.323 へ更新しました。
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PCLinuxOS 公式リポジトリの ibus-1.5.1 に付いて

公式リポジトリでは先日の64bit版向けに続いて、本日は32bit版向けにも ibus-1.5.1 が来ました。この公式リポジトリの 1.5.1 では、ibus の設定ツールである ibus-setup が起動できません。

$ ibus-setup
Traceback (most recent call last):
  File "/usr/share/ibus/setup/main.py", line 28, in 
    from gi.repository import GLib
ImportError: No module named gi.repository

このエラーは64bit版では、python-gobject3 パッケージをインストールすると出なくなりますが、32bit版ではそもそも python-gobject3 パッケージ自体が存在していません。

また、python-gobject3 パッケージをインストールして上記のエラーを解決しても、今度は下記の様な新たなエラーを吐きます。

$ ibus-setup
Traceback (most recent call last):
  File "/usr/share/ibus/setup/main.py", line 563, in 
    setup = Setup()
  File "/usr/share/ibus/setup/main.py", line 83, in __init__
    self.__init_ui()
  File "/usr/share/ibus/setup/main.py", line 247, in __init_ui
    self.__init_hotkey()
  File "/usr/share/ibus/setup/main.py", line 88, in __init_hotkey
    variant = self.__config.get_value('general/hotkey', name)
AttributeError: 'NoneType' object has no attribute 'get_value'

エラー内容でググると Debian や Fedora でも同様なエラーが報告されている(いた?)様で、パッチも幾つか提供されています。手元の環境でそれらのパッチを取っ替え引っ替え当てて 1.5.1 をビルドしてみたりもしたのですが、私のスキル不足も有って上記のエラーを解消することはできませんでした。

野良リポジトをご利用頂いている方は、Synaptic の バージョン固定機能 を利用して当面は ibus のバージョンを 1.4.2 に固定しておかれることをお勧めします。

なお現在の野良リポジトリに投入している ibus-mozc, ibus-anthy, ibus-kkc は全て ibus-1.4.2 に依存している為、ibus のバージョンを 1.5.1 に上げた場合にはこれらのパッケージは削除されてしまい 削除されるか或いは正常動作しなくなり、結果として ibus では mozc, anthy, libkkc が利用できなくなってしまいます。

従って上述した 1.5.1 の ibus-setup が起動できない問題が解決できたとしても、1.5.1 で日本語入力を行える様にする為には、mozc, ibus-anthy, ibus-kkc の再ビルドが必要となります。

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