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ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

引越し先: Operation Normal ? (v2)(同一サイト内です)

本日の野良リポジトリ (2013-10-28)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

apt-0.5.15lorg3.95-5.2
  • 現在の環境でビルドするとエラーが出るため、Vine からパッチを1件拝借してきて適用して再ビルドしました。
synaptic-0.57.2-23.2
  • apt-0.5.15lorg3.95-5.2 を用いて再ビルドしました。
gtk+2.0-2.24.22-1.4
  • -devel+ というサブパッケージを新設し、前版で -devel に含まれていた *.la ファイルを移動させました。なお現在の公式の gtk+2.0 の -devel パッケージには、そもそも *.la ファイルが含まれていません。

また下記のパッケージでは、ビルドに必要なパッケージ名の追加や修正を行っています。

jd-2.8.6-4
gmtk-1.0.8-1.1
ibus-1.5.1.is.1.4.2-5
ibus-kkc-1.5.18-2
scim-1.4.14-4
uim-1.8.6-3
gksu-2.0.2-2.5 (32bit版のみ)
libgksu-2.0.12-1.6 (32bit版のみ)

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下記のパッケージを nora-br セクションに投入しました。

atk1.0-2.8.0-1.1
libxau-1.0.8-1.2
gdk-pixbuf2.0-2.27.0-2.1
libxdmcp-1.1.1-1.2
glibmm2.4-2.32.1-1.2
libxrender-0.9.8-1.2
libgpg-error-1.12-1.1
pango-1.30.0-2.2 (64bit版のみ)
libjpeg-1.3.0-2.1
pixman-0.30.0-1.2
libx11-1.6.2-1.2

それぞれのパッケージで *-devel+ というサブパッケージを新設し、従来は *-devel に含まれていた *.la ファイルをそちらへ移動させました。なお、これらの *.la ファイルは特定のパッケージをビルドする際にのみ必要となるもので、通常は nora-br セクションを有効にする必要はありません。

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本日の野良リポジトリ (2013-10-26)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。
いずれのパッケージも、昨日の「gtk アプリ上で日本語入力を行えない」問題への更なる修正を加えたものです。

  • gtk+2.0-2.24.22-1.3
  • ibus-1.5.1.is.1.4.2-4
  • fcitx-4.2.8.3-2
  • uim-1.8.6-2
  • scim-1.4.14-3

「公式パッケージの gtk+2.0-2.24.22-1 をインストールしたら gtk アプリ上で日本語入力を行えなくなった」問題について更に調べたところ
# gtk-query-immodules-2.0 --update-cache
を実行すると問題が解決することが確認できました。

上記を実行すると今までは存在していなかった
/usr/%{_lib}/gtk-2.0/2.10.0/immodules.cache
というファイルが作成され、gtk+2.0 がこれを読み込むことで gtk アプリ上で日本語入力が可能となる様です。

以前のバージョンでは
gtk-query-immodules-2.0 > /etc/gtk-2.0/gtk.immodules.%{_lib}
を実行することによって作成された
/etc/gtk-2.0/gtk.immodules.%{_lib}
というファイルを読み込んでいたのですが、2.24.22 では何故かこのファイルが読み込まれず、それ故に gtk アプリ上で日本語入力が行えないという問題が発生した模様です。

今回投入した gtk+2.0-2.24.22-1.3 ではソースのバージョンを本来の 2.24.22 に戻すと共に、新たに
/usr/%{_lib}/gtk-2.0/2.10.0/immodules.cache
を作成する様に修正を加えました。

また ibus, fcitx,uim,scim の各パッケージでは、その インストール/アンインストール の後処理のスクリプトに於いて従来は
gtk-query-immodules-2.0 > /etc/gtk-2.0/gtk.immodules.%{_lib}
を実行していましたが、これに替わって
gtk-query-immodules-2.0 --update-cache
を実行する様に修正を加えました。

※ 上記文中の %{_lib} の部分は、32bit版では lib に、64bit版では lib64 に読み替えてください。

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本日の野良リポジトリ (2013-10-25)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

self-build-mozc+utdict-1.11.1522.102-20131021.2
  • UTUMIさんの辞書の20131021版に対応しました。
gtk+2.0-2.24.22-1.2_24_10.nora13
  • 見掛け上のバージョンは 2.24.22 ながら、内部的には 2.24.10 なパッケージです。公式リポジトリのパッケージをオーバーライドする為に作成しました。

    本日、公式リポジトリにアップグレードで来ていた gtk+2.0-2.24.22-1 をインストールしたところ、Firefox や Sylpheed 等の gtk アプリ上で日本語入力を行えない(IM を ON にできない)という問題が発生しました。KWrite や Choqok 等の Qt (KDE) アプリ上では正常に日本語入力が行えます。

    この症状は ibus, uim, fcitx のいずれでも例外なく発生しました。試しに ibus を gtk+2.0-2.24.22-1 を用いて再ビルドしてみましたが問題は解決しませんでした。

    そこで、以前の 2.24.10 というバージョンでは問題が発生していなかったこと、現時点での公式リポジトリには 2.24.10 のバージョンのソースパッケージしかアップロードされていないこと等から、外部バージョン 2.24.22 で内部バージョンが 2.24.10 なパッケージを作成して問題を回避することにしました。

    本来であれば 2.24.22 にパッチを当てる等の対策を取るべきなのでしょうが、いかんせん私のスキル不足のためにそれも出来ず、かと言って「日本語入力できない」という日本人ユーザにとっては致命的な問題を放置する訳にも行かずで、取り敢えず今回の強引なパッケージで対応することとしました(汗)

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