PCLinuxOS の mplayerplug-in
Stage6 は mplayerplug-in に対応していて Linux ユーザにも配慮してくれています。ところが、PCLinuxOS の Firefox でアクセスしたところ、 動画が再生されません。
「なんでかなぁ〜?」と思って /usr/lib/mozilla/plugins を覗いたところ、DivX形式のファイルを再生するのに必要な mplayerplug-in-dvx.* が在りません。ソースパッケージを落として来て spec ファイルを確認したところ、mplayerplug-in-dvx.* が作成されない様な %configure のオプション設定になっていました。
そこで、%configure のオプションに --enable-dvx を追記して自前でビルドしました。ついでに mplayerplug-in のバージョンも 3.45 に上げました。これで Stage6 の動画も再生出来るようになりました。(^_^)
ところで、PCLinuxOS の mplayerplug-in を使用した動画の再生では、左上に時間が表示されます。これが目障りな場合には、 /etc/mplayerplug-in.conf の26行目辺りの osdlevel=3 をコメントアウトするか、値を 0 に変更することで非表示にすることが可能です。また、~/.mplayer/mplayerplug-in.conf が存在している場合には、これに osdlevel=0 の一行を追記することでも非表示にすることが出来ます。
/etc/mplayerplug-in.conf と ~/.mplayer/mplayerplug-in.conf の両方が存在する場合には、~/.mplayer/mplayerplug-in.conf の設定内容が優先されます。
【 11月12日 追記 】
今日になって気が付いたのですが、公式パッケージでも、mplayerplugin-3.40-2pclos2007 では --enable-dvx 付きでビルドされていますね。