【 Topics 】

ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

引越し先: Operation Normal ? (v2)(同一サイト内です)

PCLinuxOS の mplayerplug-in

Stage6 は mplayerplug-in に対応していて Linux ユーザにも配慮してくれています。ところが、PCLinuxOS の Firefox でアクセスしたところ、 動画が再生されません。

「なんでかなぁ〜?」と思って /usr/lib/mozilla/plugins を覗いたところ、DivX形式のファイルを再生するのに必要な mplayerplug-in-dvx.* が在りません。ソースパッケージを落として来て spec ファイルを確認したところ、mplayerplug-in-dvx.* が作成されない様な %configure のオプション設定になっていました。

そこで、%configure のオプションに --enable-dvx を追記して自前でビルドしました。ついでに mplayerplug-in のバージョンも 3.45 に上げました。これで Stage6 の動画も再生出来るようになりました。(^_^)

ところで、PCLinuxOS の mplayerplug-in を使用した動画の再生では、左上に時間が表示されます。これが目障りな場合には、 /etc/mplayerplug-in.conf の26行目辺りの osdlevel=3 をコメントアウトするか、値を 0 に変更することで非表示にすることが可能です。また、~/.mplayer/mplayerplug-in.conf が存在している場合には、これに osdlevel=0 の一行を追記することでも非表示にすることが出来ます。

/etc/mplayerplug-in.conf~/.mplayer/mplayerplug-in.conf の両方が存在する場合には、~/.mplayer/mplayerplug-in.conf の設定内容が優先されます。

【 11月12日 追記 】

今日になって気が付いたのですが、公式パッケージでも、mplayerplugin-3.40-2pclos2007 では --enable-dvx 付きでビルドされていますね。

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PCLinuxOS 2007 インストールメモ > 自分用

またまた環境変更(^_^;)
openSUSE 10.2 を消して、サブマシンの方でも使っている PCLinuxOS 2007 をメインマシンにも入れました。最近はもっぱらこれを使っています。
つーことで、インストール絡みでのメモを自分用に残しておこうっと。

以下の内容は、ライブCDの部屋 が配布している PCLinuxOS 2007 日本語版 の 0625 バージョンでインストールしたシステムの場合です。(現在は 0917 バージョンが配布されています)
従って、他の ISO イメージを使用してインストールしたシステムの場合とは状況が異なる可能性が有ります。

(1) IPAフォントのインストール

PCLinuxOS のインストール直後に KDE のコントロールセンターの [システム管理] → [フォントインストーラ] を使って管理者モードで IPAフォント の追加を行ったのですが、システムに反映されません。システムを再起動してみても変化無し。

追加した IPAフォント 自体は、/usr/local/share/fonts 下にインストールされています。デフォルトで入っている さざなみフォント は /usr/share/fonts/TTF/japanese 下にインストールされているので、ここに IPAフォト をコピーするか、ここから /usr/local/share/fonts 下の各フォントファイルへシンボリックリンクを張ればシステムが認識してくれそうです。実際、サブマシンにインストールした時にも同じ状況になって、シンボリックリンクを張ることで対応出来ました。しかし、今回はちょっと違う手を使ってみました。

# chkfontpath
を実行すると、システムが認識しているフォントの在り処が表示されますが、デフォルトではこの中に IPAフォント のインストール先の /usr/local/share/fonts が含まれていません。

そこで、
# chkfontpath -a /usr/local/share/fonts
を実行してディレクトリを追加します。

さらに、
# fc-cache -fv
を実行してフォントキャッシュを更新しました。
これで無事に IPAフォント がシステムに認識されました。

【 10月9日 追記 】
IPAフォント の PCLinuxOS 用 rpm パッケージを作成しました。


(2) scim-bridge を有効に

これは以前に書いた通り。


(3) 日本語表示されないアプリが有る

gftp, kplayer、ktorrent など、幾つかのアプリをインストールしたのですが、どれもメニューや設定画面等が日本語表示されません。また、最初から入っているアプリでも同じ様に日本語表示されないものが幾つか有ります。これはサブマシンでも発生していた問題なのですが、アプリの実行そのものには支障が無いので放置していました。

今回メインマシンでも発生したということでちょっと調べてみたのですが、各パッケージ自体には日本語ロケール用ファイルは含まれているにもかかわらず、/usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES 下には該当するファイルが存在していない、という状況でした。これでは日本語表示が出来なくて当たり前ですね。

で、/etc/rpm/macros というファイルを見付けて覗いてみたところ、下記の一行が有りました。

%_install_langs en:en_GB:en_IE:en_US

どうやらこれでインストールするロケールを設定している様なので、試しにこの行末に :ja :ja:ja_JP を追記して問題の出ているパッケージを再インストールしてみたところ、見事に日本語表示がされる様になりました。もっとも、こんなやり方で良いのかどうかはちょっと自信が無いのですが…

ところで、実用上は大した問題では無いのですが、Synaptic の設定画面の一部が日本語表示になっていないんですよね。これは上記の問題とはちょっと異なり、日本語ロケールファイル自体に問題が有るようです。

試しに、完全な日本語表示がされている Vine の Synaptic の日本語ロケールファイル synaptic.mo を /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES に入れてみたところ、PCLinuxOS の Synaptic でも完全な日本語表示がされるようになりました。PCLinuxOS の synaptic.mo が 51.2KB であるのに対して、Vine のそれは 69.5KB ありますから、恐らくは、Vine が独自に手を入れているのでしょうね。


(4) rpmパッケージのビルド

デフォルトの設定だと、/usr/src/rpm 下に spec ファイルやソースファイルが置かれている前提になっている様ですが、このディレクトリ、所有者が root でパーミッションが 755 になっているんですね。

このままだと、ビルドをする際には常に root になる必要があります。従って、デフォルト設定のままでユーザ権限でもビルド出来る様にする為には、このディレクトリのパーミッションを 777 に変更する必要が有ります。

私は Vine を真似て、ユーザディレクトリ下に rpm ディレクトリ一式を作成すると共に、
%_topdir /home/ユーザ名/rpm
と記述したテキストファイルを .rpmmacros という名前でユーザディレクトリ直下に作成しました。これでパッケージのビルドはユーザディレクトリ下で行えるようになります。

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KDE 環境下の Firefox のファイル選択ダイアログを変更する

Firefox は GTK アプリなので、KDE 環境で使っていてもファイルを保存したりする時に表示されるファイル選択ダイアログは下図の様な GTK(GNOME?) のものです。今回は、これを変更してみようという話です。

Fxファイル選択窓(GTK風味)

上記のページを参考に、about:configui.allow_platform_file_pickerfalse に変更すると、ファイル選択ダイアログは下図の様なものに変わりました。

Firefoxファイル選択窓(ui.allow_platform_file_picker:false)

このダイアログですが、KDE がインストールされていないシステムの GNOME 環境下で同じ変更を行っても同じダイアログに変わる、右上に在る3つのアイコンが Firefox のテーマによって変化する、という点から、Firefox が内部的に持っているものなのかなとも思いますが、確証はありません。(ちなみに Windows 2000 上の Firefox で同様の変更を行ってみましたが、ダイアログは変化しませんでした)


ファイル選択ダイアログを変更する別の方法としては、KGtk (Use KDE Dialogs in Gtk Apps) というツールを使うという手も有ります。これはファイル選択ダイアログを KDE のそれに変更するツールで、Firefox だけではなくて、GIMP などの他の GTK アプリでもファイル選択ダイアログを変えることが出来ます。

例によって VIne では kgtk の rpm パッケージは提供されていません。従って自分でビルドするしか無い訳ですが、今回は Fedora 7 の kgtk-0.8-2.fc7.src.rpm を落としてきて Vine でリビルドしました。

kgtk をインストールすると、kgtk-wrapper というコマンドが使えるようになりますので、
$ kgtk-wrapper firefox
として Firefox を起動します。すると、Firefox でのファイル選択ダイアログが下図の様な KDE のものに変わりました。(但し英語表記ですが)

Fxファイル選択窓(KDE風味)

ただ、私の環境だけかも分かりませんが、右クリックからの「リンク先を名前を付けて保存」操作を行なった際、ファイル選択ダイアログが表示される瞬間に Firefox が落ちてしまうという問題が出ています。

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VMware Player 2.0.1 リリース

セキュリティに関する修正が幾つか入っている様です。

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