SUSE 10.0 再び
以前インストールして試用していた SUSE 10.0 は、その後 HDD 上から削除してしまっていたのですが、最近になって VMware Player 上で再び使ってみています。で、そこでも以前に『SUSE 10.0 での不可解な現象』で書いた問題が出ていました。
ところが今日、『Kita でのダイアログの [OK] と [いいえ] の動作が逆になる』という問題について、2ch の Kita スレッド において、Kita の中の人が回避策を示されているのを見付けました。
いま調べたらSUSEのQtのバグで、環境変数QT_NO_KDE_INTEGRATIONを1にすれば直るようです。
早速、/.bashrcにexport QT_NO_KDE_INTEGRATION=1と追記して再度ログインし直してから Kita を起動して確認したところ、問題は発生しなくなっていました。\(^_^)/
【 3月1日 追記 】
久しぶりに SUSE を起動させたところ、種々のアップグレードに混ざって、「kdebase3-SuSE - SuSE KDE extension」 の 10.0-21 から 10.0-21.3 へのアップグレードというのが来ていました。
This update fixes problems with buttons being swapped in QMessageBoxes when the Qt/KDE integration is enabled.
というアップグレードの内容で、どうやら Qt のバグが修正されたようです。アップグレード後に確認したところ、export QT_NO_KDE_INTEGRATION=1を設定していなくても Kita での問題は起きなくなりました。(^_^)