OpenOffice.org 2.0.1 の導入
OpenOffice.org 2.0.1 の ダウンロードページ から Linux 版を落としてきます。解凍後、RPMS ディレクトリに移動します。
$ tar zxvf OOo_2.0.1_LinuxIntel_install_ja.tar.gz
$ cd OOA680_m1_native_packed-1_ja.8990/RPMS
以降、root 権限で実行
# rpm -Uvh *.rpm
これで OpenOffice.org 2.0.1 本体は /opt 下にインストールされました。
次にメニューへの登録を行います。
# rpm -Uvh desktop-integration/openoffice.org-redhat-menus-2.0.1-1.noarch.rpm
ところが、Vine 3.2 ではこれが上手く行かず、メニューに OpenOffice.org 2.0.1 が登録されません。(Vine 3.2 に pgrep コマンドが存在しないため)
そこで、下記のページに記載されている対処方のどれかを行います。
私は上のページで提供されている 『Vine 3.2 でリビルドされた procps-3.2.5-0vl3.i686.rpm』を落としてきてインストールしました。
# rpm -Uvh procps-3.2.5-0vl3.i686.rpm
で、再度メニュー登録を実行します。
# rpm -Uvh --force desktop-integration/openoffice.org-redhat-menus-2.0.1-1.noarch.rpm
これで OpenOffice.org 2.0.1 が無事にメニューに登録されました。
【 2月16日 追記 】
Vine 3.2 でも pgrep が新規パッケージとして提供されました。これを先にインストールしておけば、メニュー登録も上手く行くのではないかと思われます。(未確認)
なお、私の環境は上で書いたように Vine Seed の procps パッケージをリビルドしたものを既にインストール済みだったので、今回新たに提供された pgrep をインストールしようとすると競合エラーが出ました。
ファイル /usr/bin/pgrep (パッケージ pgrep-3.2.6-0vl0.2 から) は、パッケージ procps-3.2.5-0vl3 からのファイルと競合しています ファイル /usr/bin/pkill (パッケージ pgrep-3.2.6-0vl0.2 から) は、パッケージ procps-3.2.5-0vl3 からのファイルと競合しています ファイル /usr/share/man/man1/pgrep.1.gz (パッケージ pgrep-3.2.6-0vl0.2 から) は 、パッケージ procps-3.2.5-0vl3 からのファイルと競合しています ファイル /usr/share/man/man1/pkill.1.gz (パッケージ pgrep-3.2.6-0vl0.2 から) は 、パッケージ procps-3.2.5-0vl3 からのファイルと競合しています
で、先に procps-3.2.5-0vl3 を削除しておいてから pgrep をインストールしようと考えたのですが、procps-3.2.5-0vl3 を削除しようとするとシステムに必要な他の多くのパッケージまで削除しようとするので、procps-3.2.5-0vl3の削除は諦めて、--force オプションを使って pgrep で強制的に上書きすることにしました。(これで良かったのかなぁ…?)
# rpm -Uvh --force pgrep_3.2.6-0vl0.2_i386.rpm