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ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

引越し先: Operation Normal ? (v2)(同一サイト内です)

続・KDE 4.4 での日本語入力

前回書いた KDE 4.4 の Kate/KWrite で日本語入力が出来ない問題の続報。

KDE Bug Tracking System に登録されているこの件に関する Bug 222620 ですが、FreeDesktop Bugzilla に登録されている uim に関する Bug 26265 から KDE Bug Tracking System 側へパッチが提示され、これが trunk に取り込まれ、さらに branch にも backport された模様で、Status が RESOLVED に変更されています。

また、Priority も今までの Normal から HI へと変更されています。従って次の KDE 4.4.2 では、恐らくはこの問題が修正されているものと思われます。

ちなみに手元の PCLOS 2010 beta 1 で kdelibs4 にこのパッチを当ててビルドしてみたところ、scim, uim, ibus 全てで日本語入力が行えることが確認できました。(uim の場合は、QT_IM_MODULE=uim の設定で大丈夫でした)

※ PCLOS の公式リポジトリに在る kdelibs4 のソースパッケージは未だ 4.4.0 のものなので、止むを得ずこれを基にして 4.4.1 に上記のパッチを当ててビルドしました。kdelibs4 パッーケージは問題なくインストール出来たのですが、kdelibs4-devel パッケージの方が「解決不能な依存関係のエラー」でインストール出来ないというトラブルが出てしまいました。よって、野良リポジトリへの put は控えています。

早く 4.4.1 のソースパッケージを投げてくれ > texstar

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昨日・今日の野良リポジトリ (2010-03-08)

昨日(3/7)と今日(3/8)に put した PCLinuxOS 2010 beta 1 向けの野良パッケージ一覧です。

i586/nora セクション
  • anthy-9100h-24nora10
  • gnome-mplayer-0.9.9.2-2nora10
  • ibus-anthy-1.2.0.20100115-1nora10
  • ibus-qt4-1.2.0.20091217-2nora10
  • ibus-1.2.0.20091215-2nora10
  • icu-4.2.1-2nora10
  • jd-2.6.0-2nora10
  • kasumi-2.5-2nora10
  • scim-anthy-1.2.7-4nora10
  • scim-bridge-0.4.16-6nora10
  • scim-input-pad-0.1.2-2nora10
  • scim-1.4.9-9nora10
  • sylpheed-3.0.0-2nora10
  • uim-1.5.7-3nora10

ibus-anthy は 2009 向けのものからソースを更新してビルドしていますが、その他は 2009 向けのものを 2010 beta 1 上でリビルドしたものです。

i586/nora-test セクション
  • webkit-1.1.18-0.2nora10

コントロールセンターを起動できる様にする為に、2009 向けのものをリビルドしたものです。ただ、コントロールセンターが起動できない問題が全ての 2010 beta 1 環境で発生するのかどうか現時点では確認できないので、nora-test セクションに置いています。

noarch/nora セクション
  • convmv-1.14.2-2nora10
  • fonts-otf-japanese-ipafont-00302-2nora10
  • fonts-ttf-japanese-ipafont-uigothic-00203-2nora09
  • fonts-ttf-japanese-ipamona-20080427-2nora09
  • fonts-ttf-japanese-0.20100204-1nora10
  • setime-0.4-1nora10

フォント関係のパッケージは、2009 向けのものをそのまま put しています。
convmv はリビルドしています。
setime は、uim で Kate/KWrite に日本語入力出来るようにする為に、QT_IM_MODULE=xim へと設定を変更してあります。

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PCLinuxOS 2010 beta 1 リリース (3)

今回も 2010 beta 1 で気が付いたことなどをつらつらと。

日本語ローカライズしても KDE のメニューが英語表記のままな問題は、今日来た desktop-common-data パッケージのアップデートで修正されました。

コントロールセンターが起動できない問題ですが、以前に同じ問題が起きた時に野良ビルドした webkit を 2010 beta 1 の環境でリビルドしてインストールしてみたところ、無事にコントロールセンターが起動できる様になりました。
このリビルドしたパッケージを、野良リポジトリの pclos2010/i586/nora-test セクションに put しました。

私の環境では、2010 beta 1 で lm_sensors による ファン回転数・電圧・マザーボード温度 のデータが取得できなくなりました。調べてみたところ、lm_sensors のサイトに下記のようなFAQがありました。

この FAQ を参考にして起動時のカーネルオプションに acpi_enforce_resources=lax を追記してみたところ、ファン回転数・電圧・マザーボード温度 のデータを取得できる様になりました。(但しこの方法によるデータの取得は、上記の FAQ では「might be dangerous」と書かれています)

私の環境では Dolphin の動作がやけに鈍重で、以前の KDE 4.3.4 のものと比べても明らかに重く遅くなってしまっていて、正直、「これは使えんなぁ」と思いました。
ところが、システム設定(systemsettings) の [外観] → [スタイル] の「詳細設定」タブに在る Graphical effects という設定を 「低解像度のディスプレイと低速 CPU」に変更してみたところ、Dolphin の重さがかなり改善されました。(それでも「軽快」とまでは行かないですが)

KDE 4.4.1 Graphical effects 設定

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PCLinuxOS 2010 beta 1 リリース (2)

日本国内のミラーサーバにも出回り始めましたね。

まだそれほど使っていませんが、以下にちょっと気が付いた部分などを少々。


KDEのメニュー等、KDE関係で日本語化が不完全な部分が見受けられます。KDE関係の「何か」のパッケージを再インストールすれば正常になりそうな気もしますが。。。

OpenOffice は従来と同様に初期状態ではインストールされていません。メニューの Office → Get OpenOffice を実行することでインストールされます。なおこの際、野良リポジトリを有効にしているとエラー表示が出て実行できません。Get OpenOffice を実行する際には、事前に野良リポジトリを無効化しておいてください。

Kate を使う為には、kdesdk4 パッケージをインストールする必要があります。

KDEのタスクバーの仕様が 4.3 とは少々変わっていますね。なんかより一層 Windows 7 的になったと言うか。。。

PCLinuxOS コントロールセンター が起動しません。

# drakconf
"/usr/bin/drakmenustyle" is not executable [Menus] at /usr/sbin/drakconf.real line 822.
"/usr/sbin/drakvirt" is not executable [Virtualization] at /usr/sbin/drakconf.real line 822.
"/usr/sbin/drakguard" is not executable [Parental Controls] at /usr/sbin/drakconf.real line 822.
SEGV
standalone::bug_handler() called from /usr/lib/libDrakX/standalone.pm:220
standalone::__ANON__() called from /usr/lib/libDrakX/mygtk2.pm:1436
(eval)() called from /usr/lib/libDrakX/mygtk2.pm:1436
mygtk2::flush() called from /usr/lib/libDrakX/ugtk2.pm:57
ugtk2::gtkflush() called from /usr/sbin/drakconf.real:1079

以前と同じ症状。原因も同じかな?
ただし、systemsettings に コントロールセンター内の各項目が取り込まれているので、実用上は問題無いと思われます。

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PCLinuxOS 2010 beta 1 リリース

ミラー元の distro.ibiblio.org に put されていますが、順次日本国内のミラーサーバにも回って来るものと思われます。

で、取りあえず入れてみました。
インストール作業は従来のバージョンと大差はありません。ただ、私の環境固有の問題かと思われますが、grub のインストールの場面でえらく時間がかかりました。「フリーズしたか?」と思った位です。

以下、私が行ったインストール後の日本語化までの作業。

リポジトリを日本国内のものに変更。
↓
Add Locale 実行。Add Locale は、メニューの More Applications → Configuration 下に在ります。
↓
再ログイン
↓
日本語入力関係の野良パッケージをインストール
↓
setime を用いて日本語入力メソッド選択設定
↓
再ログイン

PCLinuxOS 2010 リリース間近!?」で書いた様に、公式パッケージの scim や uim は 2007 の時のままの放置プレイ状態なので、KDE が 4.4.1 となった 2010 では、公式パッケージのみでは日本語入力は全く行えません。

また、拙作の野良パッケージを用いても、「KDE 4.4 での日本語入力」で書いた通り、scim では Kate/KWrite への日本語入力は不可能となっています。uim でも、QT_IM_MODULE=xim に設定しないと Kate/KWrite への日本語入力が行えません。

【 PCLinuxOS 2010 用の野良リポジトリについて 】

従来のものとは別に、2010 用に新たにリポジトリを作りました。PCLinuxOS 2010 で野良リポジトリを利用するには、/etc/apt/sources.list に下記の 2行 1行 を追記してください。

rpm http://tomcat.nyanta.jp/linux/PCLOS/apt/ pclos2010/i586 nora nora-test
rpm http://tomcat.nyanta.jp/linux/PCLOS/apt/ pclos2010/noarch nora

ソースパッケージが必要な場合は、下記の 2行 1行 も追記してください。

rpm-src http://tomcat.nyanta.jp/linux/PCLOS/apt/ pclos2010/i586 nora nora-test
rpm-src http://tomcat.nyanta.jp/linux/PCLOS/apt/ pclos2010/noarch nora

なお、青色で示した nora-test セクションには、特定の環境向けやテスト用のパッケージを置く予定です。これらのパッケージを使用しない場合には、nora-test の部分は記述する必要はありません。

今日の時点では、取りあえず日本語入力関係のパッケージを置いています。(順次、他のパッケージも置いていく予定です)

scim を使用する場合には、下記のパッケージを入れてください。

  • libscim-anthy0
  • libscim-bridge0
  • libscim8
  • scim
  • scim-anthy
  • scim-bridge
  • scim-bridge-qt4

uim を使用する場合には、下記のパッケージを入れてください。

  • libuim6
  • uim
  • uim-gtk
  • uim-qt4
  • uim-qt4immodule

また、setime も入れてください。

scim を使用する場合には、setime scim を、uim を使用する場合には、setime uim を実行して再ログインすれば、日本語入力が行える様になっているはずです。

【 注意 】

2010 に移行していない環境では、上記のリポジトリは使用しないでください。逆に 2010 環境の方は、従来のリポジトリは使用しないでください。「混ぜるな! 危険!」です。

なお、従来のリポジトリは 2010 の正式リリースまでは維持する予定ですが、レンタルサーバの空き容量の関係で、それまでに削除せざるを得ない状況に陥るかもしれません。その際はご了承ください。

【 2010年3月11日 追記 】

公式リポジトリの uim や scim を用いても日本語入力が行えることが確認できました。お詫びし訂正いたします。

【 2010年3月17日 追記 】

野良リポジトリの構成を変更した為、これを利用する際に /etc/apt/sources.list に追記が必要となるのは1行のみとなりました。

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