続・KDE 4.4 での日本語入力
前回書いた KDE 4.4 の Kate/KWrite で日本語入力が出来ない問題の続報。
KDE Bug Tracking System に登録されているこの件に関する Bug 222620 ですが、FreeDesktop Bugzilla に登録されている uim に関する Bug 26265 から KDE Bug Tracking System 側へパッチが提示され、これが trunk に取り込まれ、さらに branch にも backport された模様で、Status が RESOLVED に変更されています。
また、Priority も今までの Normal から HI へと変更されています。従って次の KDE 4.4.2 では、恐らくはこの問題が修正されているものと思われます。
ちなみに手元の PCLOS 2010 beta 1 で kdelibs4 にこのパッチを当ててビルドしてみたところ、scim, uim, ibus 全てで日本語入力が行えることが確認できました。(uim の場合は、QT_IM_MODULE=uim の設定で大丈夫でした)
※ PCLOS の公式リポジトリに在る kdelibs4 のソースパッケージは未だ 4.4.0 のものなので、止むを得ずこれを基にして 4.4.1 に上記のパッチを当ててビルドしました。kdelibs4 パッーケージは問題なくインストール出来たのですが、kdelibs4-devel パッケージの方が「解決不能な依存関係のエラー」でインストール出来ないというトラブルが出てしまいました。よって、野良リポジトリへの put は控えています。
早く 4.4.1 のソースパッケージを投げてくれ > texstar
コメント