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ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

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PCLinuxOS 2010 beta 1 リリース

ミラー元の distro.ibiblio.org に put されていますが、順次日本国内のミラーサーバにも回って来るものと思われます。

で、取りあえず入れてみました。
インストール作業は従来のバージョンと大差はありません。ただ、私の環境固有の問題かと思われますが、grub のインストールの場面でえらく時間がかかりました。「フリーズしたか?」と思った位です。

以下、私が行ったインストール後の日本語化までの作業。

リポジトリを日本国内のものに変更。
↓
Add Locale 実行。Add Locale は、メニューの More Applications → Configuration 下に在ります。
↓
再ログイン
↓
日本語入力関係の野良パッケージをインストール
↓
setime を用いて日本語入力メソッド選択設定
↓
再ログイン

PCLinuxOS 2010 リリース間近!?」で書いた様に、公式パッケージの scim や uim は 2007 の時のままの放置プレイ状態なので、KDE が 4.4.1 となった 2010 では、公式パッケージのみでは日本語入力は全く行えません。

また、拙作の野良パッケージを用いても、「KDE 4.4 での日本語入力」で書いた通り、scim では Kate/KWrite への日本語入力は不可能となっています。uim でも、QT_IM_MODULE=xim に設定しないと Kate/KWrite への日本語入力が行えません。

【 PCLinuxOS 2010 用の野良リポジトリについて 】

従来のものとは別に、2010 用に新たにリポジトリを作りました。PCLinuxOS 2010 で野良リポジトリを利用するには、/etc/apt/sources.list に下記の 2行 1行 を追記してください。

rpm http://tomcat.nyanta.jp/linux/PCLOS/apt/ pclos2010/i586 nora nora-test
rpm http://tomcat.nyanta.jp/linux/PCLOS/apt/ pclos2010/noarch nora

ソースパッケージが必要な場合は、下記の 2行 1行 も追記してください。

rpm-src http://tomcat.nyanta.jp/linux/PCLOS/apt/ pclos2010/i586 nora nora-test
rpm-src http://tomcat.nyanta.jp/linux/PCLOS/apt/ pclos2010/noarch nora

なお、青色で示した nora-test セクションには、特定の環境向けやテスト用のパッケージを置く予定です。これらのパッケージを使用しない場合には、nora-test の部分は記述する必要はありません。

今日の時点では、取りあえず日本語入力関係のパッケージを置いています。(順次、他のパッケージも置いていく予定です)

scim を使用する場合には、下記のパッケージを入れてください。

  • libscim-anthy0
  • libscim-bridge0
  • libscim8
  • scim
  • scim-anthy
  • scim-bridge
  • scim-bridge-qt4

uim を使用する場合には、下記のパッケージを入れてください。

  • libuim6
  • uim
  • uim-gtk
  • uim-qt4
  • uim-qt4immodule

また、setime も入れてください。

scim を使用する場合には、setime scim を、uim を使用する場合には、setime uim を実行して再ログインすれば、日本語入力が行える様になっているはずです。

【 注意 】

2010 に移行していない環境では、上記のリポジトリは使用しないでください。逆に 2010 環境の方は、従来のリポジトリは使用しないでください。「混ぜるな! 危険!」です。

なお、従来のリポジトリは 2010 の正式リリースまでは維持する予定ですが、レンタルサーバの空き容量の関係で、それまでに削除せざるを得ない状況に陥るかもしれません。その際はご了承ください。

【 2010年3月11日 追記 】

公式リポジトリの uim や scim を用いても日本語入力が行えることが確認できました。お詫びし訂正いたします。

【 2010年3月17日 追記 】

野良リポジトリの構成を変更した為、これを利用する際に /etc/apt/sources.list に追記が必要となるのは1行のみとなりました。

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