【 Topics 】

ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

引越し先: Operation Normal ? (v2)(同一サイト内です)

本日の野良リポジトリ (2014-04-30)

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

ibus-1.5.7-0.1
  • ソースを更新しました。
  • このバージョンでは、プロパティパネルが初期状態では非表示設定となりました。
  • 「IBus の設定」の表示が無駄に横長になる問題への応急的な対応を行いました。(別記参照)
  • なお、こちらで書いた問題は依然として完全な解決には至っていません。
ibus-qt-1.3.3-0.1.157
  • ソースを更新しました。
  • ibus-1.5.7 を用いてビルドしました。
jd-2.8.8-0.rc140429
  • ソースを更新しました。

【「IBus の設定」窓の横幅について】

gtk+3.0 が 3.12.1 へアップグレードされてから、「IBus の設定」窓が無駄に横長で表示される様になってしまいました。gtk+3.0 がアップグレードされる前の 3.6.4 だった頃には、こちらのエントリーのスクリーンショットの様に適正な幅で表示されていましたが、現在は下図の様な状態です。(ibus-1.5.x の「IBus の設定」では gtk+3.0 が使用されています)

[横にビローンな状態]
ibus-setup 横長びろーん

この様な表示になってしまうのは、「IBus の設定」の「入力メソッド」タブの最下部の説明文が gtk+3.0-3.12.1 では適切な折り返しがされていない為だと思われます。 今回の野良ビルドではこの問題を応急的に回避する為、この説明文に強制的に改行を挿入して横幅を適正にする様にしました。

[強制的に改行を挿入した状態]
ibus-setup 強制改行

【 2014年5月4日 追記 】

IBus の開発リポジトリにこの問題を修正するパッチがコミットされたので、説明文に強制的に改行を挿れる回避策に替えてこのパッチを適用した ibus-1.5.7-0.2 を野良リポジトリに投入しました。

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本日の野良リポジトリ (2014-04-29)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

fonts-ttf-japanese-0.20140427-0.1
  • UmePlusフォントを20140427版へ更新しました。
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本日の野良リポジトリ (2014-04-24)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

fonts-ttf-japanese-0.20140423-0.1
  • UmePlusフォントを20140423版へ更新しました。
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PCLinuxOS : ibus-1.5.6 な環境で問題発生?

私の環境だけの問題かもしれませんが、野良リポジトリの ibus-1.5.6 を使用している環境で「システムの起動直後の状態で日本語入力ができない」という問題が時々発生しています。ibus は起動していて動作に必要な各プロセスも正常に走っている様に見えるのですが、何故か入力モードの変更が行えず日本語入力ができません。

しかし、再ログインすると問題は解消されます。ibus が起動するタイミングの問題の様な気がしないでもないのですが、原因はつかめていません(-_-;)

今まではシステム標準の IM として ibus を設定(/etc/sysconfig/i18n に設定を記述)してあったのですが、システム標準の IM は「無し」に設定した上で、ユーザー毎に設定(~/.i18n に設定を記述)する方法へ変更して様子見することにしました。

変更後に何回か再起動を行ってみたのですが、今の所は問題は発生していません。これで問題を完全に回避できれば良いのですが...

【 4月22日 追記 】

IM の設定方法を変更しても問題発生 _| ̄|○
しかも日本語入力できないのは Firefox と Google Chrome だけということが判明。Sylpheed や leafpad 等の他の gtk アプリでは正常に日本語入力ができます。

適用していたパッチを外したりして条件を変えて ibus も何回かリビルドしてみたり、仮想環境上のクリーンインストールしたばかりの環境でも確認してみたのですが、やはり問題が発生します。それも常に発生するのではなくて、「時々」というのがさらに嫌らしいところ。ibus の再起動では問題は解消せず、再ログインするしかありません。ちょっとお手上げ状態です.....

【 5月16日 追記 】

ビルドオプションに --with-no-snooper-apps='' を追加した ibus をビルドして数日様子を見ていましたが、今の所は問題は発生していません。

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本日の野良リポジトリ (2014-04-12)

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

choqok-1.4-3.1.97d7cf75
ibus-1.5.6-0.2
  • Requires に setime を追加しました。
mozc-1.13.1651.102-2.156
  • Issue 201 のパッチを 1.13.1651.102 用に微修正を行った上で適用しています。
  • このパッチを適用することにより、ibus-1.5.x での mozc の起動直後の入力モードが直接入力となります。ibus-1.5.x で IM は常時 ON の状態のままで、日本語入力と直接入力の切り替えを IME の入力モードの変更で行っている場合には、こちらの方が使い易いと思います。

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公式リポジトリに sylpheed-3.4.1 が来た為、32bit向けの nora セクションから sylpheed-3.3.1-0.1 を、 nora-test セクションからは sylpheed-3.4.1-0.1削除 しました。

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PCLinuxOS で ibus, fcitx, uim を使用する場合の注意点について

PCLinuxOS を新規にインストールして Localization Manager (addlocale) を用いて日本語化を行った環境では、scim-bridge がデフォルトのインプットメソッドに設定されています。

この環境で scim-bridge 以外の ibus, fcitx, uim の各インプットメソッドを使用する場合には、必ず「入力メソッドの選択」 (コマンド名: gsetime) を用いて設定を行ってください。

gsetime-0.88

「入力メソッドの選択」を用いずに「PCLinuxOS コントロールセンター」の "システム" → "システムの言語を設定" 経由でインプットメソッドの設定を行った場合には、Localization Manager によって /usr/share/X11/xdm/Xsession 内に記述された scim-bridge の環境変数の設定や、scim-bridge を自動的に起動する /etc/xdg/autostart/scim-bridge.desktop ファイルがそのまま残ってしまい、 ibus, fcitx, uim の各インプットメソッドの正常動作に悪影響を及ぼします。

setime パッケージのインストール時、及び、「入力メソッドの選択」の起動時に於いては Localization Manager が行ったこれらの設定が残っていないかの確認を行い、問題が存在する場合には修正・削除を行って ibus, fcitx, uim の各インプットメソッドが正常動作する様にしています。

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PCLinuxOS : Maintenance Release 2014.04

公開されています。

フォーラムの記事にありませんが、MATE版も同時に公開されています。

ダウンロードは JAIST または kddilabs のミラーからがお勧め。

なお現在の apt-sources-list パッケージが提供するリポジトリのリストの内、JAIST の URL に誤りが有ります。Synaptic で JAIST のミラーリポジトリを使用される方は、こちらのエントリー を参考に修正を行ってください。

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apt-sources-list-1.1-1 の JAIST の URL に付いて

PCLinuxOS のミラーリポジトリのリストを提供している apt-sources-list パッケージがアップデートされて 1.1-1 が来ましたが、JAIST の URL が旧いままで登録されています。JAIST のミラーリポジトリを使用される方は こちらのエントリ を参考に URL の修正を行ってください。

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本日の野良リポジトリ (2014-04-04) その2

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

sylpheed-3.4.1-0.1
  • 3.4.0 の不具合が修正された 3.4.1 をビルドしました。
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本日の野良リポジトリ (2014-04-04)

下記のパッケージを nora セクションから 削除 しました。削除理由については別記の「Sylpheed 3.4 の不具合について」を参照してください。

sylpheed-3.4.0-0.1

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。(32bit向けのみ)

sylpheed-3.3.1-0.1

【 Sylpheed 3.4 の不具合について 】

昨日野良リポジトリに投入した Sylpheed 3.4 ですが、作者の Yamamoto Hiroyuki (@hiro_sylpheed) 氏が「重大な不具合が見付かった」とツイートされています。

【Sylpheed 3.4の重大な不具合について】 先
日リリースしたSylpheed 3.4に、POP3受信時
にディスクにメールを保存できない状況でも処
理を中断せずにサーバからメールを削除する
可能性のある不具合が見つかりました。3.3.1
にはこの問題はありません。

https://twitter.com/hiro_sylpheed/status/451960787544723456

【Sylpheed 3.4の重大な不具合について】本不
具合を修正した3.4.1をリリースするまでは、
3.3.1にダウングレードするか、サーバから
メールを削除しない設定にしておいてくださ
い。ご不便をおかけしますがよろしくお願いい
たします。 #sylpheed

https://twitter.com/hiro_sylpheed/status/451961488698142721

これを受けて当方の野良リポジトリから Sylpheed-3.4.0-0.1 パッケージを削除しました。既に Sylpheed-3.4.0 をインストールしてしまっている方は、一旦 Sylpheed-3.4.0 を削除した上で、改めて Sylpheed-3.3.1 をインストールしてください。お手数をお掛けしますがよろしくお願い致します。

なお公式リポジトリでは64bit向けには 3.3.1 が既に投入されていますが、32bit向けは未だ 3.3.0 のままで 3.3.1 は投入されていませんので、今回、野良リポジトリの32bit向けに 3.3.1 を投入しました。

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本日の野良リポジトリ (2014-04-03)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

sylpheed-3.4.0-0.1
  • ソースを更新しました。
gettext-0.18.3.2-0.1 [32bitのみ]
swig-2.0.12-0.1 [32bitのみ]
  • これらのバージョンは64bit版向けの公式リポジトリでは既に提供されていたものですが、何故か32bit版向けには未だ提供されていませんでした。そこで32bit版向けに再ビルドして投入しました。

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下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

ibus-1.5.6-0.1
  • 1.5 系を遂に投入しました。
  • Fedora のパッケージをベースとしていますが、openSUSE からもシステムトレイのアイコン上で mozc の入力モードを表示できる様にするパッチも導入しています。
  • 別記の「ibus-1.5.x について」も参照してください。
ibus-anthy-1.5.5-0.1
  • Fedora のパッケージをベースにして ibus-1.5.6 を用いてビルドしました。
  • 別記の「ibus-anthy-1.5.5 の既知の問題」も参照してください。
ibus-qt-1.3.2-3.156
  • ibus-1.5.6 を用いて再ビルドしました。
ibus-skk-1.4.1-1.156
  • ibus-1.5.6 を用いて再ビルドしました。
mozc-1.13.1651.102-1.156
  • ibus-1.5.6 を用いて再ビルドしました。
libkkc-0.3.3-0.1
  • ソースを更新しました。
ibus-kkc-1.5.20-0.156
  • ibus-1.5.6 を用いてビルドしました。
  • libkkc-0.3.3 を用いてビルドしました。

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【 ibus-1.5.x について 】

公式リポジトリでは ibus-1.5.4 が提供されていますが、これまではパッケージング上の問題と xorg server のバージョンが旧いことが原因で正常動作していませんでした。しかし先日 xorg server が 1.12.4 へアップグレードされ、この点での問題が解消されました。

今まで野良リポジトリでは正常動作しない公式パッケージの 1.5.4 をオーバーライドする形で内部バージョンが 1.4.2 な ibus のパッケージを提供して来ましたが、今回、nora-test セクションへ 1.5.6 とそれに関係するパッケージを投入しました。

ibus の 1.5 系はそれまでの 1.4 系とは設計思想が大きく異なっています。それ故に色々と議論がある様で、"ibus 1.5" などのキーワードで検索すると色々と出てくると思います。

1.5.5 から実装されたプロパティーパネルですが、これはデフォルトでは一定時間後に隠れる設定となっています。目障りと感じる場合には、「IBus の設定」で非表示とすることが出来ます。

[プロパティーパネルの表示例]
ibus-1.5.6 プロパティーパネル

[プロパティーパネルの表示設定]
ibus-1.5.3 のプロパティーパネルの表示設定

今回の野良パッケージでは openSUSE からパッチを導入することにより、IME に Mozc を使用している場合には、システムトレイの Mozc のアイコンの表示状態で入力モードを判断できる様になっています。逆に言うとこのパッチが適用されていない素の状態の ibus-1.5.x ではシステムトレイの Mozc のアイコンは常に「あ」の表示状態のままで入力モードを変更しても変化せず、現在の入力モードを瞬時に判別することが難しくなります。(そういうこともあってか 1.5.5 からはプロパティーパネルが実装されることになった訳ですが...)

1.4.2 で IME に Mozc を使用していた人は、下記の様にすれば今回の 1.5.6 でもほぼ同様な操作感を得ることが出来ると思います。

  1. 「IBus の設定」の "次の入力メソッド" のショートカットキーに Hankaku/Zenkaku が設定されている場合にはこれを削除
  2. [Super] + [Space] キーで IME に「日本語 - Mozc」を選択(システムトレイ上のアイコンは「あ」表示)
  3. [半角/全角] キーを押すと直接入力モードになる(システムトレイ上のアイコンは「A」表示)
  4. 再度 [半角/全角] キーを押すとひらがな入力モードになる(システムトレイ上のアイコンは「あ」表示)

つまり、1.4.2 では IM を ON/OFF することで行っていた日本語入力と直接入力の切り替えを、1.5.6 では IM は常時 ON の状態のままで、日本語入力と直接入力の切り替えは IME の入力モードの変更で行うということです。

なお Mozc の入力モードの変更キーはデフォルトでは [半角/全角] に設定されていますが、これは Mozc の設定(Mozc プロパティ)の キー設定 で変更可能です。変更方法に付いては openSUSE の IBus のページ が参考になると思います。(この際に、入力モードの変更に割り当てたキーが IBus の "次の入力メソッド" のショートカットキーと重ならない様に注意)

今回の野良パッケージをインストールして ibus 関係のパッケージをアップデートした場合、元の ibus-1.4.2 へ戻すことは大変面倒臭いことになりますのでご注意ください。「ibus-1.5.6 なんていらない」という方は nora-test セクションを無効にするか、今までの ibus-1.4.2 関係のパッケージを Synaptic の パッケージ の「バージョンの固定」機能を使って保護してください。

【 ibus-anthy-1.5.5 の既知の問題 】

1.5.5 で修正された「Launched an error dialog when .anthy/last-record2_default.utf8 is broken.」の影響により、
~/.anthy/last-record2_default.utf8
が存在しない環境では、ibus-1.5.6 で IME に「日本語 - Anthy」を選択しても ibus-anthy-1.5.5 が動作してくれません。

この問題への応急的な対応策として、今回のパッケージでは last-record2_default.utf8 のサンプルファイルを同梱してあります。
~/.anthy/last-record2_default.utf8 が存在していない場合には、
/usr/share/ibus-anthy/last-record2_default.utf8.sample
を ~/.anthy/ 下に last-record2_default.utf8 としてコピーしてください。

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JAIST のミラーが復活

先月の24日の PCLinuxOS のマスターサーバーのダウンの影響を受けて一時的にファイルが消えていた JAIST のミラーですが、先ほど確認したところ復活していました。

ただし、リポジトリの URL が一部変更になっています。

[旧] http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/PCLinuxOS/apt/

[新] http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/PCLinuxOS/pclinuxos/apt/

なお近々に apt-sources-list パッケージが更新される予定です。

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