PCLinuxOS 2011 では、パッケージマネージャが変更される模様
PCLinuxOS Forums の Synaptic enhancement idea というスレッドの中で、PCLinuxOS のプロジェクトリーダーである Texstar 氏が、Synaptic is going away on PCLinuxOS 2011.
という発言をしています。
どうやら 2011 では、2007 のリリース当初からずっと PCLinuxOS の標準のパッケージマネージャとして採用してきた Synaptic を捨て去り、他のパッケージマネージャへ移行するつもりの様です。現在のところ Texstar 氏が Synaptic に替わって採用しようと考えているのは、Yum Extender の様です。上記スレッド内に Yum Extender のスクリーンショットも有りますから、興味の有る方は覗いてみてください。
また、2007 のリリース以来ずっと 4.4.6 という旧いバージョンのまま据え置かれていた rpm を、2011 では 4.8.1 へとアップグレードする予定であること、そのことがパッケージマネージャを変更する要因の一つであることも上記スレッド内で述べられています。
※ ところで 2011 て、3ヶ月後の来年の1月末から2月初頭のリリースになるのかな? かな? かな?
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コメント
Tomcatさんと同世代(たぶん)のTexstarはいい腕してると評判らしいので、どういうOSができるのか興味もあります。
2010のリリースが間近に迫った頃にTexstar氏が、「2010をリリースしたら64bit版の開発に取りかかる」と確かに言っていましたよね。
で、私も期待してずっと待っているのですが未だに影も形も見えず。orz
仰るように来年に持ち越しになりそうな雰囲気ですね。やはり開発に必要なマンパワーが足りてないのかも。
2011に関しては来年の最初に出すISOを2011と名付ける可能性も有るのではないかと思っているのですが、それまでにrpmのアップグレードによる影響を収めることが出来るのかどうかが鍵になりそうに思います。