kasumi と anthy
昨日、私がビルドした anthy-9100c と kasumi-2.2 の組み合わせで「Anthyの個人辞書が文字化けする」というコメントを頂き、kasumi-2.2 の公開を停止しました。この時は野良ビルド kasumi-2.2 の問題だと思ったのですが、どうやら私は大きな勘違いをしていたかもしれません。
その後調べたところ、kasumi を PCLinuxOS のデフォルトの kasumi-2.0.1 に戻しても、 anthy-9100c/9100d との組み合わせでは同じ問題が発生することが判りました。逆に、anthy を PCLinuxOS のデフォルトの anthy-8023 に戻し、kasumi の方を 2.2 に上げた場合には問題が発生しないことも判りました。これらのことから、どうやら anthy のバージョンを上げたことが問題の原因であるように思われます。
また、この問題が出る anthy と kasumi の組み合わせの場合、kasumi が
Pango-WARNING **: Invalid UTF-8 string passed to pango_layout_set_text()
という警告を吐いていました。文字コード関係での警告の様ですが、私のスキルでは何をどう対処したら良いのやら分からず困ってしまいました。(恥
そこで kasumi のサイトに何か情報はないかと覗いてみたところ、偶然にも昨日付けで 2.3 がリリースされていました。早速ビルドして検証してみたところ、anthy-9100d との組み合わせでも問題が発生しませんでした。
ということで、kasumi-2.3 を公開させて頂きます。拙作の anthy パッケージを使用される場合には、必ず kasumi-2.3 をご使用頂きます様、お願い致します。