checkinstall
最近になってオンラインマニュアルを改めて読んでいます。(「そんなもん、最初に読んどけ!」というお叱りはごもっとも(汗))
ちなみにオンラインマニュアルは、ローカルだと /usr/share/doc/Vine/manuals/index.html で読めます。
で、そのマニュアルの『8.4. ソースパッケージからバイナリパッケージを再構築(rebuild)する。』というページの最後の方に、「rpm で配布されていないもの、spec ファイルの無いもの」を rpm としてインストールする方法が記述されていました。それは、make の代わりに checkinstall というコマンドを使うんですね。
つまり、
# make install
とするところを、
# checkinstall
とするわけですね。
インストールを行わずに、rpmパッケージだけを作成する場合は、
# checkinstall --install=no
とすればOKなんですね。
これは便利ですね。
バージョン管理などのことを考えれば、Vine で提供されていなくて自分でコンパイルしてインストールしなければいけないソフトでも、極力 rpm パッケージで入れた方が良いですもんね。
この checkinstall ですが、Vine では APT でインストールできます。(私は例によって Synaptic を使って入れました)
# apt-get install checkinstall
インストール後、/root/.rpmmacros というファイルを下記のように編集する必要があります。
一行目の
%_topdir ${HOME}/rpm
を、
%_topdir /root/rpm
に変更する。