【 Topics 】

ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

引越し先: Operation Normal ? (v2)(同一サイト内です)

本日の野良リポジトリ (2013-02-02)

新たに登場してきた libkkc という日本語入力システム関係のパッケージを nora-test セクションに投入しました。
libkkc は「激しく開発中」とのことなので、今後に大いに期待したいと思います(^_^) (このエントリは ibus-kkc を用いて書きました)

ibus-kkc-1.5.3-1
  • 新規パッケージ。ibus から libkkc を使用する為のエンジンです。
libkkc-0.1.0-1
  • 新規パッケージ。新しい日本語入力システムの本体です。
libkkc-data-0.1.0-1
  • 新規パッケージ。 libkkc 用の言語モデルデータです。
marisa-trie-0.2.1-1
  • 新規パッケージ。libkkc をビルドするのに必要です。
libgee-0.6.7-0.1
  • 公式パッケージのものは現在 0.6.0 ですが、libkkc のビルドの必要上、0.6.7 へ更新しました。
skkdic-20120902-1
  • libkkc では単漢字変換に SKK辞書 を必要としますが、公式パッケージのものは 20070529 といささか古いので、20120902 へ更新しました。
skktools-1.3.2-1

なお、ibus-kkc, libkkc, libkkc-data, marisa-trie の各パッケージの spec ファイルは、Vine Linux のものを流用させて頂きました。パッケージャーさんに感謝 m(_ _)m


【 ibus から libkkc を使用する 】

ibus-kkc, libkkc, libkkc-data, skkdic の各パッケージをインストールした後、ibusを一旦再起動。その後、「IBusの設定」を開いて「インプットメソッド」タブの インプットメソッドの選択 → 日本語 から Kana Kanji を選択して追加してください。

ibus-kkcの登録

なお現状では、/usr/lib/ibus-setup-kkc が私の環境では下記のエラーを出して動作せず、ibus のツールバー上の「KCC を設定」のアイコンをクリックしても何も起きません。

$ /usr/lib/ibus-setup-kkc
**
ERROR:setup.c:411:__lambda3_: code should not be reached
アボートしました

【 SKK辞書について 】

「インストールした skkdic には郵便番号辞書が入っているのに libkkc から変換できないなぁ」と思ったら、必要な辞書を SKK-JISYO.L に結合しないといけないのですね。ここら辺のことは従来から SKK を使ってきた方にとっては常識のことなのかもしれませんが、SKK を使ったことがない者としては最初はちょっと戸惑いました。

てことで、skktools パッケージをインストールすると SKK辞書 の加除を行える skkdic-expr2 というコマンドが使用できる様になります。一例として、人名辞書と郵便番号辞書を結合する場合を下記に示します。

# cd /usr/share/skk
# skkdic-expr2 SKK-JISYO.L + SKK-JISYO.jinmei + SKK-JISYO.zipcode >  SKK-JISYO.NEW
# mv SKK-JISYO.L SKK-JISYO.L.orig
# mv SKK-JISYO.NEW SKK-JISYO.L

libkkc は SKK-JISYO.L だけを見ているみたいなので、オリジナルの SKK-JISYO.L をバックアップ後に結合した辞書を SKK-JISYO.L へリネームしています。(新しく結合した辞書を使用する際には、ibus を再起動するのが良い様です)

なお、/usr/share/skk 下に存在する各辞書についての詳しい説明は SKK辞書 のページを、skktools の各コマンドの詳しい使い方については 辞書メンテナンスツール のページをそれぞれ参照してください。

【 2月3日 追記 】

あー、上記の方法で SKK辞書 を結合すると、SKK-JISYO.L に元から含まれていた語の内、変換候補に表示されなくなってしまう語が有るみたいですね。うーん、libkcc では上記の方法で結合した辞書はダメなのかなぁ...


【 2月5日 追記 】

ibus-kkc-1.5.5 で設定ツールが正常に動作する様になり、任意の SKK辞書 の追加が自由に行えることが確認できました。(こちらのエントリを参照) 従って上記に述べた様な SKK辞書 の結合作業は必要ないということになります。

PCLinuxOS | comments (0) | -

本日の野良リポジトリ (2013-01-08)

下記のパッケージを nora セクションへ投入しました。

fonts-ttf-japanese-0.20130108-1
  • UmePlusフォント を 20130108版 へ更新しました。
PCLinuxOS | comments (0) | -

本日の野良リポジトリ (2012-12-30)

下記のパッケージを nora セクションへ投入しました。

fonts-ttf-japanese-vlgothic-20121230-1
  • VLゴシックフォントを 20121230版 へ更新しました。
PCLinuxOS | comments (0) | -

PCLinuxOS の ISO イメージファイルについて

twitter でちょっと呟いた話題。
既に PCLinuxOS を使用中のユーザーには大きな影響は無い話ではありますが、2012年12月15日現在、プライマリーホストである ibiblio.org やそれをミラーしている内外のサーバー上には、LXDE最小構成版の PCLinuxOS-LXDE-Mini-2012.12.iso 以外の ISO イメージファイルが存在しません。

結論を先に書きますが、最新の ISO イメージは下記から入手できます。(ただし、XFCE版は未だ在りません)

この様な状況になっているのは、11月初め頃から ibiblio.org への大サイズのファイルのアップロードに関して問題が発生していて、2012.12版のアップロードが正常に出来ないことが理由の様です。

さらに悪いことに、前版の 2012.08 は新版のアップロード作業の前に削除されてしまっており、結果として各サーバー上に ISO イメージファイルが存在しないという最悪の状況に陥ってしまいました。

公式サイトの KDE版のページ の Download の項には現在は、Direct download if ISO images is temporarily not available. Please use the torrent links below. と書かれており、Torrent 経由でのダウンロードを行うように求めています。

しかし実際に Torrent 経由でのダウンロードを試みてみたところ、速度がせいぜい 60KiB/秒 程度しか出ず、ダウンロードする気を失わせる様な状況です。従って、ダウンロードは上述の http://pclosusers.com/isos/ から行った方が良いと思われます。(爆速とまでは行きませんが、そこそこの速度で落ちてきます)

なお、フォーラムへの Texstar氏の投稿Neal氏の投稿 を読むと、プライマリーホストを現在の ibiblio.org から他のサイト(pclosusers.com か?)へ変更する意向の様です。ただし、プライマリーホストが変更された場合には、内外のミラーがそれに追従してくれないとちょっと困ったことになりますが...

【 追記 】

2012年12月15日 19:30 現在、pclosusers.com が落ちている模様です。ダウンロードしてあった KDE の最小構成版である minime を dropbox に置いてありますので、ご入用の方はどうぞ。

http://dl.dropbox.com/u/14856720/pclinuxos-kde-minime-2012.12.iso

ちなみに、minime-2012.12 のデフォルトのデスクトップはこんな感じで今までと大して変わっていません。(「殊更に32bit版であることを強調する必要もなかろうに」とは思うけれど...)

minime-2012.12 デスクトップ


【 2013年1月8日 追記 】

kddilabs に 2012.12 の ISO イメージが来ています。

ちなみに、jaist の方には未だ来ていません。ミラーしている先が kddilabs とは異なるのかな?

PCLinuxOS | comments (2) | -

本日の野良リポジトリ (2012-12-10)

下記のパッケージを nora セクションへ投入しました。

self-build-mozc+utdict-1.6.1187.102-20121208.12
  • UTUMIさんの辞書の20121208版に対応しました。
PCLinuxOS | comments (0) | -