PCLinuxOS の公式リポジトリがちょっと変
gnome-2.28.1 関係のアップデートが来た辺りから、ちょっとおかしな事になっている模様です。
公式リポジトリのミラー元である distro.ibiblio.org の PCLOS のリポジトリでは gnome セクションの中身が空になっていて、gnome 関連のパッケージの内の幾つかが main セクションの方へ移動したりしています。また、相当数のパッケージがパッケージリストから抜け落ちていたりもしています。
しばらくはアップデートは控えて、落ち着くのを待った方が吉と思われます。
【 11月4日 22:00 追記 】
先程確認したところ、distro.ibiblio.org のリポジトリが更新されていて、正常な状態に戻った様です。日本国内のミラーには、一両日中にこのアップデートが行き渡るものと思われます。ただ、gnome セクションの中身は相変わらず空っぽで、従来は gnome セクションに振り分けられていたパッケージは main セクションに移動した模様です。公式リポジトリでは、gnome セクションはもう使わないということなのでしょうか?
さて、私の環境でこのアップデートをかけてみたのですが、Synaptic で「全てアップグレード」を行うと下図の様なエラーダイアログが出ました。
確認してみると、libgpm1 というマウスドライバ関係のパッケージが破損パッケージ扱いとなってしまっています。(他のユーザの環境にこのパッケージがデフォルトでインストールされているのかどうかは知りません)
破損パッケージが存在する状態では他のパッケージのアップデートも行えないので、Synaptic のメニューの [編集] → [破損パッケージの修復] を実行してみたところ、今度は下図のエラーが出ます。
仕方がないのでこのパッケージをアップデートの対象から外し、他のパッケージをアップデートしました。
で、問題の libgpm 関係のパッケージは現在はこんな状態になっています。
ここで libgpm1 をアップグレード指定すると、下記のダイアログが表示されました。なんか必要なものまで削除されてしまいそうなので、このパッケージに関しては様子見しようと思います。
【 11月4日 22:55 追記 】
コメントで教えて頂いた通り、libgpm-devel をインストール指定すると、libgpm2 と libgpm2-devel だけが削除されると共に libgpm1 がアップグレードされて上手く行きました。