PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2016-02-07)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

m17n-db-1.7.0-0.1
  • ソースを ver.1.7.0 へ更新しました。
m17n-lib-1.7.0-0.1
  • ソースを ver.1.7.0 へ更新しました。
fcitx-m17n-0.2.3-1.git20151212
  • 公式リポジトリには存在しないパッケージで、現時点での最新のリビジョンを用いて新規にビルドしました。
  • m17n-lib-1.7.0 を用いてビルドしました。
ibus-m17n-1.3.4-2.1.git20141113
  • 現時点での最新のリビジョンを用いてビルドしました。
  • m17n-lib-1.7.0 を用いてビルドしました。
scim-m17n-0.2.3-5.1
  • m17n-lib-1.7.0 を用いてビルドしました。
uim-1.8.6-6.1
  • m17n-lib のサポートを有効化してビルドするとともに、uim-m17n を新たにサブパッケージとして分離しました。
  • m17n-lib-1.7.0 を用いてビルドしました。
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本日の野良リポジトリ (2015-12-28)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

fcitx-4.2.9.1-2
  • 後述の /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 に関する問題への対応を行いました。
ibus-1.5.11-6.git20151104
  • 後述の /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 に関する問題への対応を行いました。
uim-1.8.6-6
  • 後述の /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 に関する問題への対応を行いました。
  • anthy 用のモジュールを uim-anthy として分離しました。
  • kde4 のパネル用アプレットを uim-kde4 として分離しました。
scim-1.4.15-0.2
  • ソースを 1.4.15 へ更新しました。
  • 後述の /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 に関する問題への対応を行いました。
scim-bridge-0.4.16-3.2
  • scim-1.4.15 を用いてビルドしました。
  • 後述の /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 に関する問題への対応を行いました。
scim-anthy-1.2.7-3.1
  • scim-1.4.15 を用いてビルドしました。

【 /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 の typo について 】

各インプットメソッドの野良パッケージの動作確認を行っている過程で、
/usr/bin/gtk-query-immodules-2.0
に重大な typo があることを発見しました。

この /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 自体はシェルスクリプトで、システムが 32bit なのか 64bit なのかを判定してそれぞれの gtk-query-immodules-2.0 を実行するものです。
gtk-query-immodules-2.0 の実体は %{_libdir}/gtk-2.0/bin/ 下に存在しています。

--- /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0.orig
+++ /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0
@@ -5,8 +5,8 @@
   EC64=$?
 fi
 EC32=0
-if [ -x /usr/lib/gtk-2.0bin/gtk-query-immodules-2.0 ]; then
-  /usr/lib/gtk-2.0bin/gtk-query-immodules-2.0 "$@"
+if [ -x /usr/lib/gtk-2.0/bin/gtk-query-immodules-2.0 ]; then
+  /usr/lib/gtk-2.0/bin/gtk-query-immodules-2.0 "$@"
   EC32=$?
 fi
 if [ "$EC64" = "0" ]; then

ご覧のように 32bit 版用の処理の部分で / が1つ抜けている為に path が不正となり、32bit 版では実体の /usr/lib/gtk-2.0/bin/gtk-query-immodules-2.0 が実行されません。

この /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 は ibus, fcitx などの各インプットメソッドにとって重要なスクリプトです。
各インプットメソッドの gtk2 用のモジュールはそのインストール時の後処理において
/usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 --update-cache
を実行しています。これを実行しておかないと gtk2 アプリ上でそのインプットメソッドが動作しないからです。

しかるに /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 のこの typo により 32bit 版では実際には gtk-query-immodules-2.0 が実行されておらず、新たにインプットメソッドをインストールした場合、gtk2 アプリ上で日本語入力が出来ないという問題が発生します。

本日野良リポジトリに投入した fcitx, ibus, scim, scim-bridge, uim の各インプットメソッドのパッケージではこの問題に対応する為に、gtk2 用のモジュールのインストール後処理において、実体である %{_libdir}/gtk-2.0/bin/gtk-query-immodules-2.0 を直接実行するようにしています。

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昨日の野良リポジトリ (2013-12-03)

先日、公式リポジトリに IM 関係や日本語フォント等の多数のパッケージが新たに投入されました。今まで野良リポジトリで公開してきたのと同等のものが self-build 関係を除いてほとんど提供されました。これに伴い、野良リポジトリのパッケージも大幅な見直しを行いました。


下記のパッケージを nora セクションから削除しました。

  • fcitx
  • fcitx-anthy
  • fcitx-configtool
  • fcitx-kkc
  • fonts-otf-inconsolata
  • fonts-otf-japanese-ipaex
  • fonts-otf-japanese-ipafont
  • fonts-ttf-japanese
  • fonts-ttf-japanese-ipafont-uigothic
  • fonts-ttf-japanese-ipamona
  • fonts-ttf-japanese-migu
  • fonts-ttf-japanese-vlgothic
  • ibus-qt4
  • jd
  • kcm-fcitx
  • libgee0.6
  • libkkc
  • libkkc-data
  • marisa-trie
  • scim
  • skkdic
  • skktools
  • sylfilter
  • tegaki-pygtk
  • tegaki-python
  • tegaki-recognize
  • tegaki-train
  • tegaki-zinnia-japanese
  • zinnia

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下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

ibus-1.5.4.is.1.4.2-1
  • 内部バージョンが 1.4.2 な ibus です。公式パッケージの ibus-1.5.4 をオーバーライドします。
ibus-anthy-1.5.4.is.1.2.7-1.142
  • 内部バージョンが 1.2.7 な ibus-anthy です。公式パッケージの ibus-anthy-1.5.4 をオーバーライドします。
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いてビルドしています。
ibus-kkc-1.5.18-4.142
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いてビルドしています。
ibus-qt-1.3.2-2.142
  • 公式パッケージに合わせて、パッケージ名を従来の ibus-qt4 から ibus-qt へ変更しました。ibus-qt4 を Obsoletes 指定しています。
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いてビルドしています。
ibus-skk-1.4.1-1.142
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いてビルドしています。
marisa-0.2.4-3
  • 公式パッケージに合わせて、パッケージ名を従来の marisa-trie から marisa へ変更しました。marisa-trie を Obsoletes 指定しています。
mozc-1.12.1599.102-3.142
  • ibus-1.5.4.is.1.4.2 を用いて再ビルドしています。
setime-0.88-0.1
  • ibus-qt4 が ibus-qt へパッケージ名が変更になったことに対する修正を行っています。

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インストール済みの野良パッケージの内、今回野良リポジトリから削除された fcitx や jd の様に公式パッケージとのリリースナンバーの大小の関係からアップデート対象にリストアップされず、公式パッケージに置き換わらないものがありますが、内容的には公式パッケージと同一であり動作上は問題ありません。

気になる方は一旦野良パッケージを削除して、改めて公式パッケージをインストールするなどしてください。お手数をお掛けします m(__)m

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本日の野良リポジトリ (2013-11-12)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

gmtk-1.0.8-1.2
ibus-1.5.1.is.1.4.2-6
ibus-kkc-1.5.18-3
jd-2.8.6-5
libgksu-2.0.12-1.7 (32bit版のみ)
scim-1.4.14-6
uim-1.8.6-4
  • 上記パッケージでの BuildRequires:*-devel+ の指定を全て削除しました。(理由は後述)
zinnia-0.06-4
  • リリースサフィックスの恥ずかしい typo を修正しました。

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【 nora-br セクションの廃止に関して 】

幾つかの野良パッケージではそのビルド時に、コンパイルに必要な *.la ファイルが見付からないというエラーを吐くことがありました。例えばこんな感じです。

/usr/lib/libpixman-1.la: No such file or directory

私はこのエラーを吐く原因は公式の *-devel パッケージに *.la ファイルが含まれていない為だと考え、公式のソースパッケージを元にして *.la ファイルを削除しないようにビルドし直し、さらに、*.la ファイルだけを含むサブパッケージを *-devel+ として野良リポジトリの nora-br セクションに置いて来ました。

そして *.la ファイルを必要とする野良パッケージでは、これらの *-devel+ パッケージを BuildRequires で指定していました。同じ野良パッケージをビルドしても、64bit版では要求されない *.la ファイルが32bit版では要求されるケースがあったりして不可解だとは感じつつも、止むを得ないことだと思っていました。

ところが本日、PCLinuxOS のフォーラムで下記のスレッドを偶然目にしました。

この中で「/usr/lib/*.la ファイルを全て削除してから再コンパイルしてみろ」というレスが有りました。

「えええー、ホンマかいなぁ?」とか思いつつも実際にやってみると、それまで *.la ファイルが見付からなというエラーを吐いていたものが何事もなくコンパイルが完走してしまいました。あー、今まで nora-br などというセクションまで設けて私は一体何をやっていたのかと、完全に脱力してしまいました _| ̄|○

という訳で、BuildRequires の *-devel+ の指定を削除してリビルドしたパッケージを野良リポジトリに投入した次第です。またここまで読んで頂いてお分かりの様に、もう *-devel+ パッケージの必要性は無くなりましたので、nora-br セクションから全てのファイルを削除して廃止としました。

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本日の野良リポジトリ (2013-11-11)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

fonts-ttf-japanese-0.20131109-1
  • UmePlusフォントを20131109版へ更新しました。
self-build-mozc+utdict-1.12.1599.102-2.20131109
  • UTUMIさんの辞書の20131109版に対応しました。
scim-1.4.14-5
  • 公式パッケージが 1.4.14 へアップグレードされましたが、サブパッケージの構成が前版までとは異なっている為、野良パッケージもその構成に合わせる様にリビルドしました。
  • なお公式パッケージの scim-gtk はインストールの後処理スクリプト部分が gtk+2.0-2.24.22 に対応した記述になっていない為に、gtk アプリ上で日本語入力ができない問題を引き起こします。
  • 万一この問題に遭遇した場合にはルート権限で
    gtk-query-immodules-2.0 --update-cache
    を実行すれば gtk アプリ上で日本語入力が出来るようになります。(拙作の野良パッケージでは、後処理スクリプト部分を gtk+2.0-2.24.22 に対応した記述に修正してあります)

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下記のパッケージを nora-br セクションに投入しました。

pcre-8.33-1.1
  • scim-1.4.14 のビルドの際に、公式の %{_lib}pcre0-devel パッケージには含まれていない *.la ファイルが要求される為、*.la ファイルだけを含む %{_lib}pcre0-devel+ サブパッケージを生成する様に修正してリビルドしたものです。
  • ちなみに公式の scim のソースパッケージをそのままリビルドすると、
    libpcre.la: No such file or directory
    というコンパイルエラーを吐くのですが、公式パッケージは一体どうやってビルドしたのでしょうね?
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本日の野良リポジトリ (2013-10-28)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

apt-0.5.15lorg3.95-5.2
  • 現在の環境でビルドするとエラーが出るため、Vine からパッチを1件拝借してきて適用して再ビルドしました。
synaptic-0.57.2-23.2
  • apt-0.5.15lorg3.95-5.2 を用いて再ビルドしました。
gtk+2.0-2.24.22-1.4
  • -devel+ というサブパッケージを新設し、前版で -devel に含まれていた *.la ファイルを移動させました。なお現在の公式の gtk+2.0 の -devel パッケージには、そもそも *.la ファイルが含まれていません。

また下記のパッケージでは、ビルドに必要なパッケージ名の追加や修正を行っています。

jd-2.8.6-4
gmtk-1.0.8-1.1
ibus-1.5.1.is.1.4.2-5
ibus-kkc-1.5.18-2
scim-1.4.14-4
uim-1.8.6-3
gksu-2.0.2-2.5 (32bit版のみ)
libgksu-2.0.12-1.6 (32bit版のみ)

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下記のパッケージを nora-br セクションに投入しました。

atk1.0-2.8.0-1.1
libxau-1.0.8-1.2
gdk-pixbuf2.0-2.27.0-2.1
libxdmcp-1.1.1-1.2
glibmm2.4-2.32.1-1.2
libxrender-0.9.8-1.2
libgpg-error-1.12-1.1
pango-1.30.0-2.2 (64bit版のみ)
libjpeg-1.3.0-2.1
pixman-0.30.0-1.2
libx11-1.6.2-1.2

それぞれのパッケージで *-devel+ というサブパッケージを新設し、従来は *-devel に含まれていた *.la ファイルをそちらへ移動させました。なお、これらの *.la ファイルは特定のパッケージをビルドする際にのみ必要となるもので、通常は nora-br セクションを有効にする必要はありません。

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本日の野良リポジトリ (2013-10-26)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。
いずれのパッケージも、昨日の「gtk アプリ上で日本語入力を行えない」問題への更なる修正を加えたものです。

  • gtk+2.0-2.24.22-1.3
  • ibus-1.5.1.is.1.4.2-4
  • fcitx-4.2.8.3-2
  • uim-1.8.6-2
  • scim-1.4.14-3

「公式パッケージの gtk+2.0-2.24.22-1 をインストールしたら gtk アプリ上で日本語入力を行えなくなった」問題について更に調べたところ
# gtk-query-immodules-2.0 --update-cache
を実行すると問題が解決することが確認できました。

上記を実行すると今までは存在していなかった
/usr/%{_lib}/gtk-2.0/2.10.0/immodules.cache
というファイルが作成され、gtk+2.0 がこれを読み込むことで gtk アプリ上で日本語入力が可能となる様です。

以前のバージョンでは
gtk-query-immodules-2.0 > /etc/gtk-2.0/gtk.immodules.%{_lib}
を実行することによって作成された
/etc/gtk-2.0/gtk.immodules.%{_lib}
というファイルを読み込んでいたのですが、2.24.22 では何故かこのファイルが読み込まれず、それ故に gtk アプリ上で日本語入力が行えないという問題が発生した模様です。

今回投入した gtk+2.0-2.24.22-1.3 ではソースのバージョンを本来の 2.24.22 に戻すと共に、新たに
/usr/%{_lib}/gtk-2.0/2.10.0/immodules.cache
を作成する様に修正を加えました。

また ibus, fcitx,uim,scim の各パッケージでは、その インストール/アンインストール の後処理のスクリプトに於いて従来は
gtk-query-immodules-2.0 > /etc/gtk-2.0/gtk.immodules.%{_lib}
を実行していましたが、これに替わって
gtk-query-immodules-2.0 --update-cache
を実行する様に修正を加えました。

※ 上記文中の %{_lib} の部分は、32bit版では lib に、64bit版では lib64 に読み替えてください。

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本日の野良リポジトリ (2013-02-13)

下記のパッケージを nora セクションに投入しました。

scim-1.4.14-2
  • Mageia からパッチを1件流用してきて当てています。
  • 依存関係で抜けていたパッケージを追加しています。
  • 32bit版向けは、従来の nora-test セクションから nora セクションへ移動させました。
  • scim をビルドするのはこれが最後になる、、、かなぁ、、、?
scim-uim-0.2.0-2.1
  • scim-1.4.14-2 を用いて再ビルドしました。
setime-0.80-1
  • uim-mozc を使用している環境で、Synaptic 等の root 権限の X アプリの起動に異常に時間が掛かる問題への修正の見込みが立たないこと、そのため現状では mozc のビルドに於て uim-mozc を生成していないこと、以上の点から、uim-mozc 対策として ver.0.59 で変更した GTK_IM_MODULE=xim の設定を GTK_IM_MODULE=uim に戻しました。
  • IME の選択に fcitx という項目が見えたら、それは多分、幻です(^_^;)

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下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

libkkc-0.1.6-1
  • ソースを更新しました。
  • python 2.6 な環境でビルドエラーが出る問題への対策として、git.621c29b での修正をパッチとして取り込んでビルドしています。
  • License を GPLv3 から GPLv3+ へ修正しました。
  • 一部のドキュメントが抜けていたのを収録するように修正しました。
libkkc-data-0.1.6-1
  • ソースを更新しました。
  • libkkc-0.1.6-1 を用いてビルドしました。
  • libkkc-0.1.6-1 と同様な python 2.6 対策のパッチを当ててビルドしています。
ibus-kkc-1.5.6-3
  • libkkc-0.1.6-1 を用いて再ビルドしました。
  • 要求する libkkc-data のバージョンを 0.1.6 に上げました。

【参考】libkkc-0.1.6 に関する作者さんのブログ記事

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addlocale 3.7-6 以降での仕様変更について

PCLinuxOS のインストール後の日本語化作業の際に使用する addlocale (Localization Manager) ですが、2010年12月25日 にアップデートされた 3.7-6 以降では、日本語入力の設定に関して大きな変更が入っています。

このエントリでは、最近 PCLinuxOS を新規にインストールして addlocale 3.7-6 以降を用いて日本語化作業を行った環境で、scim 以外のインプットメソッドを使用する際の問題について書いています。

続きを読む>>
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