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「ライブCDの部屋」さんの日本語版 PCLinuxOS 2010 について

ライブCDの部屋さんで、PCLinuxOS 2010 kde の日本語版が公開されました。

この日本語版について幾つか問題点を見付けましたので、取り急ぎこのエントリを書いています。

野良リポジトリが 2009 用になっています。
この日本語版では拙作の野良リポジトリも登録して頂いていますが、それが 2009 用のものとなってしまっています。こちらのページを参考に、必ず 2010 用へ修正してください。

野良リポジトリを 2009 用のままで使用することは絶対に避けてください。

誤った野良リポジトリが使用された故か、この日本語版にインストールされている拙作の日本語関係のパッケージは、全て 2009 用のものになってしまっています。野良リポジトリを 2010 用に修正後に、アップグレードを行って 2010 用のものをインストールし直してください。また、scim-bridge-qt4 パッケージを新規にインストールしてください。

kdelibs4 パッケージが、公式のものと野良ビルドのものがダブってインストールされています。この為、Synaptic の起動時に警告ダイアログが表示されます。どちらか一方を削除してください。

【 4月23日 追記 】

コメント欄でご指摘頂いた様に、上述の問題点を修正したものが公開されました。迅速な対応ありがとうございます m(_ _)m > ライブCDの部屋の中の人

この日本語版ですが、インストール後にユーザでログインすると KDE 環境が英語のままとなっていますので、以下の手順で日本語化してください。

パネルから「デスクトップを設定」を起動。

「Personal」 → 「Regional & Language」 → 「Country/Region & Language」と進み、下図で示す画面の [Add Language] のプルダウンメニューから japanese を選択し、右下の[Apply] ボタンをクリック。その後、再ログイン。


scim 等のパッケージはインストール済みとなっていますが、インプットメソッドに関する設定が行われていない様です。メニューから「その他のアプリケーション」→「設定」と進んで「入力メソッドの選択」を起動し、scim を選択して再ログインしてください。

scim のツールバーは、デフォルトでは「表示しない」設定にされています。メニューから「その他のアプリケーション」→「設定」と進んで「SCIM入力メソッドの設定」を起動し、下図で示す画面のプルダウンメニューから「開始時に」又は「常に」を選択してください。

SCIM設定画面

なお、同じ画面の右下に在る「トレーアイコンを表示」ですが、これにチェックを入れていてもトレーアイコンが表示されないことがあります。チェックを入れ直すと表示されますが、再ログイン又は再起動すると表示されなくなってしまいます。

実はこの問題は 2010 のリリース以前から発生していて、まだ原因が掴めていません。ひょっとすると拙作の野良パッケージに何か問題があるのかもしれません。

【 4月23日 23:30 追記 】

ライブCDの部屋さんから再度修正版が公開され、上の【追記】で書いた「KDE 環境が英語なまま」「インプットメソッドが未設定」「デフォルトでは scim のツールバーが表示されない」という問題が全て修正されました。

これで本当に素晴らしい日本語版が出来上がりました。
お疲れさまです、そしてありがとうございます。> 中の人

PCLinuxOS | comments (2) | -

コメント

s3 | 2010/04/23 09:54 AM
昨夜ダウンロードしたものはすでになおってましたよ。
tomcat | 2010/04/23 12:49 PM
情報ありがとうございます。
本文の方も加筆しました。

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