フォントの追加
Vine では、デフォルトでは日本語フォントとして「さざなみフォント」が利用可能になっています。この他に、「東風フォント」 や 「みかちゃんフォント」 や 「モナーフォント」 などのパッケージも提供されています。ただ、個人的にはフォントの美しさという点で、最近話題の「IPAフォント」が好きです。
「IPAフォント」は、情報処理推進機構(IPA) の公募で採択されたもので、地理情報システムの「GRASS国際化版」に同梱された形で配布されています。(「IPAフォント」単独での配布は認められていません)
ということで、まずは下記ページから「GRASS国際化版」をダウンロードしてきます。
http://www.grass-japan.org/FOSS4G/readme-grass-i18n-ipafonts.eucjp.htm
ファイルは、「IPAフォント」 5 書体すべてを同梱した フルバージョン と、ゴシック体フォントのみを同梱した 1 フォントバージョン の 2 つが用意されていますが、どちらでもお好みでどうぞ。私は フルバージョン の方を落としました。
ダウンロードしたファイルを解凍すると、font というディレクトリの中に「IPAフォント」が在ります。
さていよいよフォントのインストールですが、KDE 環境の場合、コントロールセンターの [システム管理] の [フォントインストーラー] から簡単に行えます。
『フォントを追加』 のボタンをクリックし、先程解凍した font ディレクトリ下のフォントを指定すればインストールの完了です。
なお、この操作でインストールしたフォントは、そのユーザだけが使用可能で、~/.font/ 下にインストールされます。システムの全てのユーザが使用可能なようにするには、『管理者モード』 のボタンをクリックして、root 権限でフォントをインストールする必要があります。
コメント
KDE 環境ではなく、標準の GNOME 環境でのフォントのインストール方法を教えていただけませんか?
超初心者なので KDE 環境に変更できません。
/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType にフォントファイルをコピー。
フォントの追加をシステムに反映させるために、次のコマンドを実行してフォントキャッシュをクリア。
# fc-cache -fv
これで行けるハズですが…
下記のページも参考に。
http://linux2ch.bbzone.net/index.php?FontsFAQs#content_1_1
# ってかGRASSはインストールしなくてよかったのか。(汗汗
GNOMEの場合です。
tarボールを展開するとfontsフォルダ内に5つのttfファイルがあるのですよ。
※ File Roller から該当ファイルのみ指定して
※ 新規フォルダに抽出する方が楽かも?(全部展開したらスゴい数でした(w
それらを
/usr/share/fonts/TrueType/ にコピー(root で)
あとは
メニューのアプリケーション→デスクトップの設定→フォント、で設定できましたよん。
いじょ。
また、ご連絡が遅れたことをお詫びいたします。
大変ありがとうございました。