本日の野良リポジトリ (2012-03-23)

下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。

setime-0.71-1
入力メソッドの設定方法を変更しました。
このパッケージのインストール後には、setime を実行して入力メソッドの設定を改めて行なってください。

※ 先に 0.70-1 を投入しましたが、その後、ユーザー個別設定の処理に若干の問題があるのが見付かった為、0.71-1 を投入しました。


【setime-0.71 について】

このバージョンでは入力メソッドの設定方法を変更しました。拙作の setime では 0.42 以降、入力メソッドの設定は /usr/share/X11/xdm/Xsession または $HOME/.xsession に記述する方法を採ってきました。この方法を採るようになった経緯については、こちらのエントリを御覧ください。

twitter の方でも呟いたのですが、最近になって「ibus がいつの間にか落ちている」という現象が時々発生する様になりました。その原因を探る過程で、~/.xsession-errors に下記の内容が記録されているのを見付けました。

Bus::open: Can not get ibus-daemon's address.
IBusInputContext::createInputContext: no connection to ibus-daemon

スキルの無い私にはこれが何を意味するのか本当のところはよく判っていなかったりするのですが、/etc/sysconfig/i18n に設定を記述している Mageia 2 β2 ではこの様な記録が無いことから、試しに PCLOS でも /etc/sysconfig/i18n に記述を設定してみたところ、上記のメッセージは記録されない様になったことが確認できました。

その後現在まで /etc/sysconfig/i18n に設定を記述した環境で使っているのですが、ibus が勝手に落ちる現象は発生していません。/etc/sysconfig/i18n に設定を記述する場合と /usr/share/X11/xdm/Xsession に記述する場合とでは ibus が起動するタイミングが異なるのがその理由かなとも愚考しているのですが、正確なことは私のスキルでは判りません(汗

ここで問題となるのは、0.42 以降で設定方法を変更せざるを得なくなった原因である「X 起動時に GDM_LANG という環境変数が設定されている場合には、/etc/sysconfig/i18n や ~/.i18n の内容を全く読んでくれない」という件なのですが、色々と試行してみたところ、現在の PCLOS の環境ではこの問題は解消されている様なのです。

そこで今回の 0.71 では、0.42 以前で行なっていた /etc/sysconfig/i18n または ~/.i18n に設定を記述する方法へ変更する(戻す)こととしました。

ただ、 /usr/share/X11/xdm/Xsession または $HOME/.xsession に旧バージョンで設定された内容が残っていると今回の 0.71 で設定された内容が正常に反映されないので、パッケージのインストール時の後処理で旧い設定内容を削除しています。また、最新バージョンの addlocale でも入力メソッドの設定は /usr/share/X11/xdm/Xsession へ scim-bridge の決め打ちで記述されていることから、setime-0.71 のインストール後に addlocale が実行された様なケースも想定して、setime の起動時に旧い設定内容が残っていないかチェックする様にしています。

なお、「X 起動時に GDM_LANG という環境変数が設定されている場合には、/etc/sysconfig/i18n や ~/.i18n の内容を全く読んでくれない」という件が現在の PCLOS 環境で本当に解消されているのかもう一つ確信が持てない為、今回の 0.71 は nora-test セクションへの投入としています。問題が無い様であれば、nora セクションの方へ移動させて 0.60 と置き換えたいと考えています。ユーザの皆様からのバグ報告をお待ちしています。

【 2012年3月29日 追記 】

setime のアップデート後も「ibus がいつの間にか落ちている」という現象が出る場合には、~/.cache/ibus/bus/registry.xml ファイルを削除またはリネームしてください。(このファイル自体は次回の ibus の起動時に自動的に再生成されます)

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