2023/01/19(木)Mageia 8: 本日の野良リポジトリ (2023-01-19)
下記のパッケージを nora リポジトリに投入しました。
- mozc-ut-2.28.4960.102-1.20230119
- 再公開された UT Dictionaries を用いたパッケージを mozc-ut の名で新たに投入しました。
【ライセンスについて】
今回ビルドしたパッケージでは、公開されている UT Dictionaries の内、以下の4つの辞書を使用しています。
- 'Apache License, Version 2.0' で公開されている NEologd から生成された辞書
- 'Apache License, Version 2.0' で公開されている SudachiDict から生成された辞書
- 'Apache License, Version 2.0' で公開されている personal-names 辞書
- 'Public Domain' で公開されている郵便番号データから生成された place-names 辞書
(辞書の内容的には野良リポジトリで以前に提供していた mozc-ut-neologd パッケージとほぼ同等となります)
これら4つの辞書をパッケージのビルド時に merge-ut-dictionaries で提供されているツールを用いてマージし、生成されたデータを 'BSD 3-Clause License' で公開されている mozc の辞書に結合してパッケージ化を行っています。
上記のような内容のパッケージおよびそのパッケージを配布することは、ライセンス的には問題は無いものと私は考えています。
2022/12/31(土)Mageia 8: 本日の野良リポジトリ (2022-12-31)
下記のパッケージを nora リポジトリに投入しました。
- mozc-2.28.4960.102-2
- Mozc を 2.28.4960.102 (rev.7ec82c9) へ更新しました。
- Mageia 8 で提供されている Bazel のバージョン (ver.3.7.2) が旧すぎるのが原因と思われるビルドエラーが出るようになった為、Bazel のリポジトリで提供されている Linux 向けの汎用の実行形式のバイナリー (ver.6.0.0) を用いてビルドするように変更しました。
- Mozc がインストールに必要な生成物を mozc.zip として出力するようになったので、パッケージの作成に際してこの zip ファイルを利用するように変更しました。
- mozc-ut-neologd-2.28.4960.102-2.20221230
- mozc パッケージと同様の変更を行っています。
- Mozc UT NEologd 辞書を20221230版へ更新しました。
2022/10/23(日)Mageia 8: 本日の野良リポジトリ (2022-10-23)
下記のパッケージを nora リポジトリに投入しました。
- mozc-2.28.4880.102-1
- Mozc を 2.28.4880.102 へ更新しました。
- mozc-ut-neologd-2.28.4880.102-1.20222033
- Mozc を 2.28.4880.102 へ更新しました。
- Mozc UT NEologd 辞書を20221022版へ更新しました。
なお、前回のパッケージでは辞書の再ビルド時にエラーが出るために無効としていた SudachiDict ですが、今回の20221022版で辞書生成用のスクリプトが修正されてエラーが出なくなったので、再度 SudachiDict を有効にしています。
2022/09/05(月)Mageia 8: 最近の野良リポジトリ (2022-09-05)
下記のパッケージを nora リポジトリに投入しました。
- mozc-2.28.4830.102-1
- Mozc を 2.28.4830.102 へ更新しました。
- mozc-ut-neologd-2.28.4830.102-1.20220904
- Mozc を 2.28.4830.102 へ更新しました。
- Mozc UT NEologd 辞書を20220904版へ更新しました。
なお今回の Mozc UT NEologd 辞書は、SudachiDict を無効にしています。(Mozc UT 辞書を Mozc UT Neologd 辞書として再ビルドする際に、SudachiDict を有効にしているとビルドエラーが出るため)
- ibus-1.5.27-1
- fcitx5-5.0.19-1
- uim-1.8.9-1
- 上記の3つのパッケージは、ソースを最新のバージョンへ更新しました。
2022/03/01(火)Mageia 8: 本日の野良リポジトリ (2022-03-01)
下記のパッケージを nora リポジトリに投入しました。
- mozc-2.26.4660.102-1
- mozc-ut-neologd-2.26.4660.102-1.20220216
- Mozc を 2.26.4660.102 へ更新しました。
- mozc_renderer を GTK+2 ベースのものから Qt5 ベースのものへ変更しました。(後述)
【Qt5 ベースの mozc_renderer】
拙作の野良パッケージでは ibus-mozc から利用される mozc_renderer ライブラリに付いては、ビルドツールを GYP から Bazel に変更後も旧来の GTK+2 ベースのものを使用してきました。
それは Bazel を使用したビルドでデフォルトで生成される Qt5 ベースの mozc_renderer では、こちらのエントリーで書いたような CPU 使用率や変換候補窓のサイズの問題が発生していたためです。(CPU 使用率に付いてはその後の更新で改善されたように見えましたが、変換候補窓の問題は今まで修正されずに来ていました)
今回の 2.26.4660.102 では、この変換候補窓の問題が修正されました。
そこで拙作の野良パッケージでも今回のビルドから、Qt5 ベースの mozc_renderer を使用するように変更しました。