2025/07/05(土)KDDI総合研究所FTPサーバ停止
長い間、様々なLinuxディストリビューションのミラーを行ってくれていたKDDI総合研究所のFTPサーバが、2025年6月30日をもって停止(廃止)されました。
https://ftp.kddilabs.jp/ にはその旨の告知が7月31日まで表示されています。
PCLinuxOSをメインで使っていた時には、このFTPサーバがミラーしてくれていたリポジトリを利用させて頂いていました。ありがとうございました。
2022/09/08(木)PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2022-09-08)
下記のパッケージを nora リポジトリに投入しました。
- mozc-2.28.4830.102-1
- Mozc を 2.28.4830.102 へ更新しました。
- ビルドツールを従来の GYP から Bazel へ変更しました(後述)
- mozc-ut-neologd-2.28.4830.102-1.20220904
- mozcパッケージと同様の変更に加えて、Mozc UT NEologd 辞書を20220904版へ更新しました。
なお今回の Mozc UT NEologd 辞書は、SudachiDict を無効にしています。(Mozc UT 辞書を Mozc UT Neologd 辞書として再ビルドする際に、SudachiDict を有効にしているとビルドエラーが出るため)
【ビルドツールの変更について】
最近の Mozc では従来の GYP に替わって Bazel がデフォルトのビルドツールとなっていて、新しい機能などは Bazel を用いたビルドでのみ提供されるようになっています。しかし PCLinuxOS では Bazel がパッケージとして提供されていないため、今までは GYP を用いたビルドを継続してきました。
今回のビルドツールの変更に当たっては、Bazel のリポジトリで提供されている Linux 向けの汎用の実行形式のバイナリーを用いています。
2021/01/12(火)PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2021-01-12)
下記のパッケージを nora セクションに投入しました。
- setime-4.2-1
- fcitx5 に対応しました。
下記のパッケージを nora-test セクションに投入しました。
- fcitx5-5.0.4-1
- fcitx5-configtool-5.0.2-1
- fcitx5-gtk-5.0.3-1
- fcitx5-qt-5.0.2-1
- cldr-emoji-annotation-37.0_13.0_0_2-0
- xcb-imdkit-1.0.2-1
- fcitx5 関連のパッケージと、fcitx5 をビルドする際に必要となるパッケージを新たにビルドして投入しました。(動作確認は KDE Plasma 環境上でしか行っていません)
- 【既知の問題】
KDE Plasma で Input Method Panel ウィジェット(kimpanel) を使用している環境で、ログイン直後には kimpanel 上に何もアイコンが表示されていない状態になる場合があります。その後、テキストエディタなどの文字入力が可能な領域にフォーカスが映るとアイコンが表示されます。
- mozc-2.26.4237.102-2
- ソースを更新しました。
- fcitx5-mozc と uim-mozc をビルドするようにしました。
- mozc-ut-neologd-2.26.4237.102-2.20201229.1
- mozc パッケージと同様の変更に加え、UT NEologd Dictionary を 20201229.1 へ更新しています。
2020/11/07(土)PCLOS: 本日の野良リポジトリ (2020-11-07)
- mozc-2.25.4150.102-1
- 内容的にはMageia の場合とほぼ同様です。
2020/10/12(月)PCLinuxOS の APT は https に未対応
The method driver /usr/lib64/apt/methods/https could not be foundというエラーが出ていました。どうやら https でリポジトリにアクセスする為のモジュール(?)が無いということのようです。
実は昨日、当サイト全体の https 化を行いました。その際、http 経由でのアクセスを自動的に https に転送する設定を有効にしたのですが、この影響で PCLinuxOS の野良リポジトリへのアクセス時に上記のエラーが出るようになってしまいました。
この原因は PCLinuxOS の APT が https に対応していないことにあります。
Debian系では apt-transport-https というパッケージが提供されていて、これをインストールすることで apt が https に対応可能になるとのことですが、残念ながら PCLinuxOS ではこのパッケージは提供されていません。従って現状では、PCLinuxOS では https なリポジトリは利用できないということになります。
取りあえずの対応として、http から https への自動転送機能を無効にしました。これで今は野良リポジトリは正常に利用できるようになっています。