【 Topics 】

ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

引越し先: Operation Normal ? (v2)(同一サイト内です)

Sylpheed 2.0 導入

メールソフトの Sylpheed の ver.2.0 がリリースされたというので、早速ダウンロードしてきてインストールしました。起動も早くてなかなかヨサゲですね。ちなみにこの Sylpheed、作者は日本人の方なんですね。つい最近まで知りませんでした。(汗

ところで今回の ver.2.0 では、spam メール対策機能が盛りこまれているのですが、この機能は外部コマンドを使用することで実現するようになっています。デフォルトでは bogofilter を使うようになっています。

Vine では bogofilter が rpm で提供されているので、例によって Synaptic 経由で入れたのですが、bogofilter のサイトを見ると、Vine で提供されているパッケージはかなりバージョン (0.17.5-0vl1) が古い様子。そこでbogofilter のサイトから 0.95.2-1 のバージョンを落としてきてインストールしました。

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K3b で DVD-R を焼く

K3b という CD/DVD 焼きソフトを使って初めて Vine で DVD-R を焼いたのですが、これがなんか異様に書き込み速度が遅いんですよ。K3b の表示では、600 KB/s 程度しか出ていません。なんと驚きの 0.4 倍速! さすがにこれでは実用になりません。メディアもドライブ(PIONEER DVR-107D)も 8 倍速対応なのになぁ。。。

つーことで、トラブルシュート開始。
最初にすぐに思い付いたのが、HDD か DVD±R/RW ドライブの転送モードが DMA になっていないんじゃないか、ということ。(HDD の方はそれまでの使用感から、ちゃんと DMA 転送 になっているだろうとは思いましたが、念の為確認しなければと)

「えーと、Linux では転送モードの確認はどうやるんだ?」

ググります、見付かりました。hdparm というコマンドを使うんですね。で確認すると、全てのドライブはちゃんと DMA 転送モードになっていました。

「じゃぁ、何が原因なんだろう?」

またまたググります、そしてこんなページを発見。フムフム、Vine の以前のバージョンでは、ATAPI 接続で書き込み可能な光学ドライブを使うには小細工が必要だったんですね。でも私が使っている現在の 3.1 ではその必要は無くなったと。

確かにドライブはちゃんと DVD±R/RW として認識されていますし、読み込み速度の方は全く問題はありません。でもこの書き込み速度の異様な遅さは、やはりマトモではありません。

そこでダメ元で、そのページに書かれていた旧バージョンでの対策をやってみました。つまり、lilo.conf の append の行に hdc=ide-scsi を追記し、
# lilo
を実行後に再起動してみたのです。

結果は大成功! 今度は 9000〜10000 KB/s 出ています。満足、満足 \(^o^)/

【一応お約束の注意事項】
上に書いたことは私の環境での話であり、全ての環境で適用出来るものかどうかは全く分りません。

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ディスプレイマネージャに kdm を使う

Vine のディスプレイマネージャは、デフォルトのデスクトップ環境(ウインドウマネージャ)が gnome なので、当然のことながら gdm が使用されています。

そこに KDE をインストールして使用しても、ディスプレイマネージャは gdm のままで、KDE のディスプレイマネージャである kdm には変更されないんですね。勿論この状態でも動作に大きな問題は無いわけですが、下記のような小さな問題も起きます。

  1. KDE 上でログアウト画面を表示させた時に、「現在のセッションを終了」のボタンしか表示されず、gnome のログアウト画面には存在する「コンピュータを停止」や「コンピュータを再起動」のボタンが無い。
  2. KDE のコントロールセンターのログインマネージャの設定内容が反映されない

私は上記のどちらのことも KDE を導入した当初からちょっと気になっていたので、ディスプレイマネージャを kdm に変更してみることにしました。

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checkinstall

最近になってオンラインマニュアルを改めて読んでいます。(「そんなもん、最初に読んどけ!」というお叱りはごもっとも(汗))
ちなみにオンラインマニュアルは、ローカルだと /usr/share/doc/Vine/manuals/index.html で読めます。

で、そのマニュアルの『8.4. ソースパッケージからバイナリパッケージを再構築(rebuild)する。』というページの最後の方に、「rpm で配布されていないもの、spec ファイルの無いもの」を rpm としてインストールする方法が記述されていました。それは、make の代わりに checkinstall というコマンドを使うんですね。

つまり、
# make install
とするところを、
# checkinstall
とするわけですね。

インストールを行わずに、rpmパッケージだけを作成する場合は、
# checkinstall --install=no
とすればOKなんですね。

これは便利ですね。
バージョン管理などのことを考えれば、Vine で提供されていなくて自分でコンパイルしてインストールしなければいけないソフトでも、極力 rpm パッケージで入れた方が良いですもんね。

この checkinstall ですが、Vine では APT でインストールできます。(私は例によって Synaptic を使って入れました)

# apt-get install checkinstall

インストール後、/root/.rpmmacros というファイルを下記のように編集する必要があります。

一行目の
%_topdir ${HOME}/rpm
を、
%_topdir /root/rpm
に変更する。

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