PCLinuxOS 2007 に大規模アップデート

今回の大規模アップデートは、今までリポジトリの testing カテゴリに在った(2009 Beta 2 向けと私が勝手に思っていた)多数のパッケージが、main kde nonfree extra gnome の各カテゴリに分散・移動したものです。この内、gnome カテゴリは今までは無かったもので、今回のアップデートに合わせて新設されました。2007 の方ではもう大きなアップデートは無いと思っていたので、リポジトリの構成を変更してまで今回のアップデートを行ったことにはちょっと驚きました。

今回のアップデートで、kernel は 2.6.27.13 、KDE は 3.5.10 、gnome は 2.24 、OpenOffice は 3.0 となりました。このアップデートを行うと事実上 PCLinuxOS 2009 Beta 2 とほぼ同等の内容となるわけで、「ここまで大きなアップデートをするのならば、いっその事 PCLinuxOS 2009 としてリリースしてしまえば良いのに」と個人的には思いました。と言うか、2007 がここまでアップデートされると、「2009 の方はどうなるの?」という疑問が…

ま、そんなこんなで、以下、私がアップデートを行った様子をうだうだと書き留めておきます。

  1. Synaptic で「再読込」を実行
  2. synaptic パッケージ(及びそれに関連するパッケージ)のみを先にアップデート
  3. Synaptic を再起動し、「再読込」を実行 ← 今回新設された gnome カテゴリの内容を読み込ませる為
  4. 「全てアップグレード」を行い、「適用」を実行
  5. パッケージのダウンロードは全て完了するも、インストール段階で下図のエラーが出て止まる
    PCLOS 2007 大アップデート時の Synaptic のエラー
  6. Synaptic を終了
  7. コンソールを起動し下記を実行
    # apt-get dist-upgrade
  8. アップデート完走
  9. システム再起動

この段階ではカーネルはまだ旧バージョンの 2.6.22.17 ままなので、Synaptic で kernel-latest パッケージをインストール。(依存関係で kernel-26.27.13.tex1 がインストールされます)そして新カーネルでシステムを再起動。

これでアップデートは全て完了となるはずなのですが、私の環境では新カーネルでのブート途中で kernel panic で止まりました。これは新カーネルでは、/dev/hdX が /dev/sdX として扱われることが原因です。IDE の HDD や SATA の HDD を IDE 互換モードで使っている環境では起きる可能性があります。この問題には次の手順で対処しました。

  1. システムを旧カーネルで起動
  2. コンソールで下記を実行
    # cd /boot
    # mkinitrd -v -f /boot/initrd-2.6.27.13.tex1.img 2.6.27.13.tex1
  3. /etc/fstab 及び /boot/grub/menu.lst で、/dev/hdX と記述されている部分を /dev/sdX へと変更
  4. システムを新カーネルでリブート

これで無事に新カーネルで起動しました。

なお蛇足ながら、今回のアップデートで 2007 が 2009 Beta 2 相当になったということで、このブログで 2009 Beta 2 向けとして公開させて頂いている拙作の各パッケージは、今回のアップデート済みの 2007 でも使用可能ということになりました。

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