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ブログを引っ越しました。こちらのブログは現状のまま凍結します。(2020年10月14日)

引越し先: Operation Normal ? (v2)(同一サイト内です)

KDE 4.3.2 on PCLinuxOS

既存の環境への KDE 4.3.2 の導入方法ですが、その手順はフォーラムの下記の記事に書かれています。

記事中でも太字で書かれていますが、重要な注意点としては、『既存の KDE 3.5.10 環境は削除される』という点です。つまり PCLOS では、 「KDE 3 と KDE 4 の併用は不可」ということになります。また、次の PCLOS のリリース(2010.1 ?)からはデフォルトのデスクトップ環境が KDE 4 になり、KDE 3.5 のサポートは行われなくなる予定だそうです。

KDE 3.5.10 がリリースされてから既に1年以上が経過し、本家でも事実上 3.5 のサポートが終了している現状では、KDE 4 への移行を行うべき時が来ているのだろうと思います。(個人的には 3.5.10 の安定した環境は大好きなんですが...)

何はともあれ、サブ PC の PCLOS を KDE 4.3.2 環境にしてみました。KDE 4 がリリースされた当初に比べると 4.3.2 は「格段に良くなったなぁ」という印象です。私が使ってみた範囲では安定性も十分でした。

ただ、「KDE 4 アプリで IPAフォント を使った場合にその字間が異様に開く」という KDE 4 リリース当初からの問題はそのままでした。もっともこれは、KDE 4 に原因があるのか、IPAフォントに原因があるのか、それとも freetype 等の他の所に原因があるのか、私にはよく判りませんが...

この問題を回避する為に、Momonga Linux ではデフォルトの日本語フォントを IPAフォント と M+フォント の合成フォントである Meguri フォント にしていますね。

それからこれは私の環境固有の問題かもしれませんが、dolphin とコンカラでのスクロールが遅いです。マウスホイールの操作にスクロールが付いてこれていないという感じです。kate ではスムーズにスクロールしてくれるのですけどねぇ。これも原因が何処にあるのか私には判っていません。orz

日本語入力に関しては、拙作の scim-bridge-qt4 をインストールすることで scim 経由で行えています。

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最近の PCLOS

KDE-4.3.2 や新しい Toolchain (gcc-4.4.1/glibc-2.10.1)、そして gnome-2.28 と、"大物"が続々と投入されています。

新しい Toolchain を使ってビルドされたパッケージのリリースサフィックスは pclos2010 となっています。また、最新の状態にまでアップデートを行うと、起動時の Welcom 表示が「Welcom to PCLinuxOS 2010」と変わるので、ひょっとすると予定されていた 2009.3 のリリースはキャンセルして、年末にリリース予定の 2010.1 までこのまま行ってしまうつもりなのでしょうかね?

なおアップデートに関して、下記の様な注意喚起の記事が Texstar によってフォーラムに投稿されています。

アップデートは Synaptic を使ってくれ。

コマンドラインでの
apt-get update
apt-get upgrade
のコンビネーションは使うな!

どうしてもコマンドラインからアップデートを行いたいのなら、
apt-get update
apt-get dist-upgrade
のコンビネーションを使え!

ということだそうです。

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